食パンの賞味(消費)期限は、短いと2日、長いと5日程度が目安です。しかし、室温や湿度などによりおいしさに差が出るため、正しい保存方法を確認しましょう。
また冷凍した食パンは、トーストする際にひと工夫するとよりおいしく食べられます。
そこで今回は、食パンの保存や冷凍、解凍のコツなどを紹介します。常温で長期間保存できるおすすめの商品も紹介するので、日頃からパンをよく食べる方や冷凍食パンが苦手な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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食パンの正しい保存方法
食パンは消費期限内であれば常温保存、すぐに食べないときは冷凍保存がよいといわれています。ただし、保存環境が悪いと風味や食感を損ねる可能性があります。
そのため、保存方法の注意点やポイントを確認しましょう。
常温保存
一般的に食パンは、消費期限内であれば常温保存が可能です。
時間とともに切り口から水分が蒸発し、パサつく原因になるため、食パン袋の口を縛るかジッパー付きの密閉保存袋に入れ替えて、直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。
カットされていない食パンの場合、空気に触れる面積が増えないようにそのままの状態で保存し、食べる直前に切り分けます。また、常温保存する際に気をつけたいことがカビの発生です。
カビは室温が25〜28度、湿度60%以上の環境で発生しやすいとされており、とくに夏場や梅雨時期は消費期限内でも注意する必要があります。
高温多湿になる時期は風通しがよい冷暗所に保管し、食べる前はカビが生えていないか確認しましょう。
冷凍保存
購入から数日以内に食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存するとカビの発生や増殖を抑えられ、保存期間2週間以内がおすすめです。また、マイナス20度程度の環境ではデンプンの劣化を防げるため、長期保存しても食感や味に影響が出にくいこともメリットです。
食パンは常温保存すると徐々に劣化が進み、パサつきや雑菌の増殖が起こります。
消費期限ギリギリに慌てて冷凍せず、期限内に食べられないことが予想されるものは、購入後すぐ冷凍庫に移動させるとよいでしょう。購入から数日以内に食べきれない場合は、冷凍保管がベストです。
冷蔵保存はNG
食パンは、冷蔵保存に向いていません。
なぜなら、小麦粉に含まれるデンプンは0〜4度に近い環境下で最も劣化が進むといわれており、冷蔵庫に入れるとパサついたり風味が損なわれたりする原因になるためです。
夏場や梅雨時期など常温保存が心配な場合は、冷凍保存するとよいでしょう。ただし、冷蔵が必要な具材を使用してサンドウィッチを作った際は、冷蔵庫で保管し早めに食べきる必要があります。
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食パンを冷凍保存するときのポイント
食パンは冷凍すると劣化を抑制できますが、正しく保存されていないと冷凍焼けや乾燥によりおいしく食べられません。
次で、食パンを冷凍保存するときの3つのポイントを解説します。
アルミホイルで包む
食パンは熱伝導率がよいアルミホイルに包み、素早く固まらせることがポイントです。
グルテンが劣化しやすい0〜4度の温度帯を長引かせないことで、味や食感の損失を最大限抑えられます。
またアルミホイルに包んだままトーストすると、焼き色がつきにくくなるほか、水分が飛びにくくしっとり仕上がるなどの利点があるため、ふわふわ食感の食パンが好みの方にもおすすめの保存方法です。
アルミホイルで包む際は素早く内部まで冷凍、解凍できるように、まとめてではなく1枚ずつ包みましょう。
カットされていない場合は1食分に切り分けてアルミホイルで包んだら、乾燥予防のためにジッパー付き袋の密閉保存袋に入れて保管します。
ラップで包む
庫内の設定温度が低い場合や急速冷凍モードがある場合は、ラップで包んで冷凍してもよいでしょう。
アルミホイルで包むときと同様にカットした食パンを1枚ずつラップで包み、密閉保存袋に入れます。
乾燥予防のため、隙間なく包むこともポイントです。また、密閉保存袋に入れても空気が入り込むと、冷凍焼けやニオイ移り、表面の乾燥などが防げません。
できる限り空気を抜き、袋の口は確実に閉めてから保存しましょう。
専用グッズを使う
食パンを頻繁に冷凍保存する方は、専用グッズの活用がおすすめです。
袋タイプやプラスチック容器タイプなどさまざまな商品があり、家族の人数や冷凍庫の容量にあわせて選択できます。袋タイプは省スペースで保管でき、冷凍庫の容量が少ない家庭でも使いやすいでしょう。
プラスチック容器タイプは、食パンが潰れることなく保存できるほか、大容量の商品が多くまとめて冷凍できる点などがメリットです。
また、2〜3枚まとめて冷凍できるものや洗浄して繰り返し使用できるものは、1枚1枚包むのは面倒臭い、ゴミを極力減らしたいと考える方にもおすすめです。
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冷凍保存した食パンをおいしく解凍するコツ
冷凍保存した食パンはパサつきやすい、焼いても中が冷たいままになるなど、よくないイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、正しい解凍方法を知るとおいしく食べられます。
次で、冷凍した食パンの解凍のコツを2つ紹介します。
常温解凍する
冷凍した食パンをトーストせずに食べたい場合は、常温で自然解凍します。
一般的に冷凍保存した食品は冷蔵庫で解凍するケースが多いですが、食パンに含まれるグルテンは0〜4度の環境下で劣化が進みやすく、柔らかくなるまでに時間がかかり水分が蒸発するなどの理由から常温解凍が向いているといえます。
常温解凍する場合は、食べる1〜2時間くらい前に冷凍庫から出して常温におきましょう。
朝食で食べる時は、前の晩から冷凍庫から取り出すのがおすすめです。水分が飛んで乾燥しないように、アルミホイルやラップ、きれいな布などに包んだまま柔らかくなるまで待ちます。
どうしても急いで食べたいときは電子レンジで解凍できますが、温めすぎると水分が飛んで固くなるため、様子を見ながら再加熱しましょう。包装に記載されているワット数と秒数を参考にしてください。
リベイクでもっとおいしく
冷凍した食パンは、トースターでリベイクするとよりおいしく食べられます。とくに、分厚い食パンは中まで温まる前に表面が焦げることが多く、焼く前のひと工夫が必要です。
まず、ムラなく加熱されるようにあらかじめ自然解凍します。
焼成前には冷凍により失った水分を補うために霧吹きを吹きかける、短時間で焼成するためにトースターを予熱するなどの下準備をすると、よりしっとり仕上がります。
トースターにスチーム機能がない場合は、トーストスチーマーの使用がおすすめです。
トーストスチーマーとは内部に水分を抱え込む陶器製のアイテムで、食パンと一緒にトーストすると庫内が蒸気で満たされ、パンの乾燥を防いでくれるアイテムです。
繰り返し使用でき、食パン以外の種類のパンでもおいしくトーストできるため、1つあると重宝するでしょう。
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常温で長持ちする完全栄養食BASE BREADもおすすめ!
購入した食パンを数日以内に食べない場合は冷凍保存が向いていますが、冷凍庫にスペースがない、冷凍焼けが気になるなどの悩みを持つ方も多いでしょう。
そのような場合は、常温で長期保存できるBASE BREADがおすすめです。
BASE BREADは、ビタミンや食物繊維などを豊富に含む完全栄養食であり、食生活の乱れや食の細さに悩む方にも向いています※16。
次で、BASE BREADの保存期間や特徴、フレーバーなどを詳しく紹介します。
BASE BREADは1か月程度の常温保管が可能
BASE BREADは独自の製法で水分や酸素のコントロールをおこなうことで、未開封の場合注文日から約1か月前後常温保存が可能です。常温で長期間保存可能なため、災害時のためのローリングストックにもおすすめです。
お得に購入できる継続コースを契約すると、頼み忘れや賞味期限切れのリスクが軽減され、万が一のときの不安を解消できるでしょう。
ただし、通常は直射日光と高温多湿を避けた冷暗所での保管が可能ですが、室内が高温多湿になる時期は冷凍保存がおすすめです。
解凍の際は脱酸素剤を袋から取り出して、電子レンジ500Wで様子を見ながら1分ほど加熱するとおいしく食べられます。食パンと同様に冷蔵保存すると、味わいが劣化する可能性があるため避けましょう。
全粒粉や大豆粉を使用しているため糖質が控えめ
一般的な食パンは小麦粉が主原料ですが、BASE BREADは全粒粉小麦粉や大豆粉が使用されており、糖質が控えめなことも特徴です※20。
また小麦全粒粉は、一般的な小麦粉に比べてビタミンやミネラルが豊富に含まれており、食物繊維を効率的に摂れる点もメリットです。
大豆粉には食物由来のタンパク質が豊富に含まれているため、トレーニング中の方やタンパク質不足が気になる方にもおすすめです。
小麦全粒粉や大豆粉を使用したパンはパサつきが気になる商品が多い傾向にありますが、BASE BREADでは粉の配合が改良され、柔らかくもっちりした食感を実現しています。
1日に必要な栄養素を補える完全栄養食
BASE BREADにはビタミンとミネラル、タンパク質、食物繊維などが豊富に含まれており、1食(2袋)で1日に必要な栄養素の1/3以上を摂取できます※16。
調理済みのため袋を開けるのみで食べられ、手軽に栄養バランスを整えたい方や、外出先での食事にもおすすめです。
またクッキーやシリアルバーなどのおやつタイプやドリンクタイプの完全栄養食と比較して、BASE BREADは満足感を得やすい点もメリットです。
完全栄養食はダイエット食ではないため、極端にカロリーが低いわけではありません※14。
おやつやドリンクタイプの完全栄養食は手軽に摂取できる点が魅力な一方、お腹に溜まりにくく必要以上に摂り過ぎたり、空腹感がストレスになったりしてダイエットを妨げる可能性があります。
BASE BREADは、よく噛んで食べるパンタイプなこと、サンドウィッチやオープンサンドにアレンジするとボリュームを調整しやすいことなどから、食事がストレス発散のひとつだという方にも向いています。
食物繊維が豊富で腹持ちがよい
一般的な小麦粉100gに含まれる食物繊維は2.5gなのに対して、小麦全粒粉は100gあたり11.2gも食物繊維を含みます。
小麦全粒粉に加えて、大豆粉やライ麦全粒粉なども使用したBASE BREADは、食物繊維を多く含んでおり腹持ちがよい点が大きなメリットです。
厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、18〜64歳の男性で1日21g以上、女性で18g以上の食物繊維の目標量を設定しています。
食物繊維は空腹感を抑制できるのみでなく、血糖値の上昇の抑制、心筋梗塞予防、腸内環境の改善など、さまざまな効果が期待されています。
体を健やかに保つためには必要不可欠ですが、食生活の変化や過度なダイエットなどの影響で日本人の平均食物繊維摂取量は減少傾向にあり、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。
日々の食事で目標量をクリアできない方でも、BASE BREADを取り入れると無理なく栄養バランスを整えられるでしょう。
BASE BREADはフレーバーの種類も豊富
BASE BREADは種類が豊富で、飽きずに続けられることが魅力です。
タンパク質や食物繊維をもう少しプラスしたい、食べ応えをアップさせたいと思う方はアレンジするとよいでしょう。
シンプルな味わいのためどのような食材とも相性がよく、納豆と刻んだたくあんを乗せたり、カッテージチーズと果物を乗せたりと、和食風にもデザート風にもアレンジできます。
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まとめ
食パンは消費期限内であれば常温保存できますが、購入して数日以内に食べきれないものは冷凍保存がおすすめです。
冷凍する際は、熱伝導率のよいアルミホイルに包み急速冷凍する、ラップに包んで乾燥を防ぐなどがポイントです。
冷凍した食パンは、1〜2時間かけて常温で自然解凍するか、トースターでリベイクして食べます。よりおいしくリベイクするためには、トースターを予熱して短時間で焼く、霧吹きで水分を補給するなどの方法を試しましょう。
食パンをわざわざ冷凍するのは面倒だと感じる、味の劣化が気になるなどと思う方は、常温で1か月前後保存できるBASE BREADがおすすめです。1食で1日に必要な栄養素の1/3摂取でき、日本人が不足しがちな食物繊維や鉄分も豊富に含まれます※16。
フレーバーの種類が多いことも魅力で、アレンジがしやすく飽きずにおいしく食べられます。常温保存できるBASE BREADは災害時の備えとしてもおすすめのため、ぜひ一度試してみてください。
<参考文献>
一般社団法人 日本パン工業会|期限等表示マニュアル【三訂】
文部科学省|カビ対策マニュアル 基礎編
日本応用糖質科学会|でんぷ ん糊 の老化 の温度依存性|澱粉科学 第19巻 第2号(1972)
文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省|日本人の食事摂取基準(2020年版)|1―4 炭水化物