つくりたい製品を全力フルスイングでつくろう。ベースフードが食品開発チームを募集

「BASE BREAD®」「BASE PASTA®」「BASE Cookies™️」と、主力商品を次々と生み続けているベースフードの食品開発チーム。

今回は食品開発チームのメンバー3名に集まってもらい、それぞれの仕事への思い、今後の目標を聞きました。

島田 孝文(しまだ・たかふみ)
88年生まれ。二児のパパ。株式会社ディー・エヌ・エーに入社後、2社のスタートアップを経験。システムエンジニアとして会計ソフトの効率化や、新規CRMツールのプロダクトなどを開発。ディー・エヌ・エー時代に同期だったベースフードCEO・橋本に誘われ、2017年ベースフードに入社。現在は食品開発チームにて、チームの目標管理、品質保証業務を担当する。

田沼 聡美(たぬま・さとみ)
84年生まれ。学生時代は航空機、サメの研究と横断的に分野を学び、総合商社へ入社。その後、fintechスタートアップに参画し、同社を買収したLINE Payで事業戦略・マーケティングに携わる。ベースフードに入社してからは、食品開発チームにてBASE BREAD®を開発。商品開発をしながらCPO(Chief Product Officer・商品開発責任者)としてプロダクトの方向性や開発プロセスに向き合っている。

井出 昌志(いで・まさし)
84年生まれ。自他共に認める「食品オタク」。前職では物流業界で、おもに貿易業務(輸出入管理・通関など)を担当していた。就職後も過疎化が進む農村の統合を提唱する大学教授のプロジェクトに携わり、その過程で橋本と知り合い、2018年にベースフードへ入社。現在は主に麺類・クッキーを担当する。

もくじ

「主食をイノベーション」し続ける食品開発チームのメンバー

ーーみなさんはなぜ、ベースフードに入社しようと思ったんですか?

井出:
以前からずっと、食に高い関心がありました。ただ、食に携わるとなるといわゆる職人を目指すしかないと思っていたので、職業にしようとは思わなかったんですね。たまたま代表の橋本と会って、ベースフードの話を聞いたとき、「これは面白そう」と感じました。

島田:
僕はもともと、新しいことに挑戦することが好きです。これまで広告営業や新卒採用、システムエンジニアと次々にキャリアを移ってきました。ディー・エヌ・エー時代に同期だった橋本から誘われて、彼の掲げる「主食をイノベーションする」という考えが、とても面白いと感じました。

島田 孝文

田沼:
私がはじめてベースフードを知ったのは、フィンテック領域の交流会で知り合った島田さんがFacebook上で紹介していたのを見たときでした。

当時はものすごく仕事が忙しくて。時間がなくても必要な栄養素がバランスよくとれるというコンセプトを聞いたとき、すぐに「私のための商品だ!」と感じ、実際にユーザーとして利用し始めました。

前社でもサービス企画はしていましたが、実際にプロダクトをつくるのはエンジニアの方でした。いつかはプロダクトづくりもできる人になりたいという思いが強かったので、ベースフードへ入社しようと決めました。

島田:
開発担当者の採用目的で、小さな会社説明会をして。そこに田沼さんも参加してくれたんだですよね。当時は食品開発者の採用の方法も分からず、とりあえずやってみようみたいな。

田沼:
表向きは、ベースフードファン向けのイベントになっていましたね(笑)。

ベストを考えぬき、フルスイングできる環境

ーー会社、あるいは食品開発チーム全体に対する印象を聞かせてください。

島田:
優しい人が多く、みなさん思いやりがあるという印象です。ベースフードは、目標設定が結構ハードです。直近だと、開発チームには「今年2月末までに〇%原価削減しよう」という目標がありました。

こうした目標に対して、ひとりひとりがとても協力的です。専門分野がたとえ違っても、お互い助け合うというか。実際に食品開発チームは、専門・担当の境界線があいまいな感じがします。

パンを担当しているからといって、パンにこだわるわけではない。井出さんも麺類の開発を専門に扱っていましたが、今はクッキー開発にも取り組んでいます。

井出:
クッキーを販売することになったのは、マーケティングチームがユーザー調査を行った結果、おやつ需要があると判明したのがきっかけです。パンとかぶらない製品は何かということで、クッキーに焦点が当たりました。

ただ、実はこの動きはある程度想定していました。日本の加工製品は、ほぼ小麦粉でできています。お菓子つくりに欠かせない強力粉・薄力粉と同じ物性の穀粉をつくれれば、どうにかなると思い、先に試作品をつくっていました。

ーーマーケティング調査前から、すでにいろいろつくっていたんですね。

井出:
ベースフードは、やりたいことが明確にあるととてもたのしい会社です。今回はタイミングがぴったり合ったので、すぐクッキーの商品化ができました。そうでなくても、必ずどこかでやりたいことにチャレンジできるという環境が整っています。

田沼:
私も最初にパンをつくったとき、当初は個人でホームベーカリーを購入して試作していました。4万円くらいかかったんですが、モノになったらあとで経費精算すればいいかなと思って(笑)。

田沼 聡美

田沼:
当時ベースフードはパスタしかありませんでしたが、将来的に国内の小売店や海外進出でも展開するなら、絶対パンのほうが拡大しやすいと思っていて。実際にプロトタイプを見せたら、きちんと予算を付けてもらえたのが嬉しかったですね。

島田:
また僕たちは、社内で一度使用実績がある限られた原材料だけでなく、幅広く検討を行い製品をつくりあげています。食ベースフードはとにかく、原料メーカーさまにも話を聞いて、良い製品があれば柔軟に利用しています。

製品の開発に着手する段階での縛りは少ないと思います。「クッキーならこう!」というベストを考え抜いて、フルスイングできるのがうちの強みだと思います。

ベースフードに関わって幸せになる人を増やしたい

ーー開発チームは、今後どんなチャレンジをしていきたいですか?

井出 昌志

田沼:
私はふたつあります。ひとつは、多くの人に食べていただけるプロダクトをつくれるよう、個人でもチームでも進化していくこと。

もうひとつは、会社の成長そのものが、ダイレクトに社会貢献につながるような事業を実現することです。例えば、ベースフードの販売食数が伸びれば、みんなが健康になり、力を貸してくれる方々の産業を活性化させたり、地球環境がよくなっていくといった仕組みをつくれればいいなと思います。

また私たちだけでなく、協力会社のみなさんも成長できる構造をつくっていきたいですね。コロナ禍によって、食品製造業は大変な局面を迎えています。「ベースフードに関わったおかげで、仕事が増えて生活が豊かになった」と思われるように、貢献できる範囲をじわじわ広げたいです。

ベースフードは今後も少数精鋭である以上、大きなビジョンの実現のためには、多くの方の力を元気玉のように集めなくてはなりません。お客さまだけでなく協力会社さんからも、「ベースフードって素敵だな」と感じてもらえるように頑張ります。

オタク心×桃太郎スピリット

ーー最後に、今後食品開発チームに加入する新メンバーには、どんな能力や適正を求めるか教えてください。

田沼:
ジェネラリストが好きな人は向いていると思います。ベースフードは業務範囲が非常に広いです。それをたのしいと感じつつも、健康があたりまえになる社会インフラをつくることに、情熱を向けてくださる方と一緒に仕事をしたいです。

井出:
情熱が一番大事だと思います、オタクと言いますか(笑)。

田沼:
オタク気質大事ですよね(笑)。

井出:
ベースフードの開発チームは、新しい分野をどんどん切り拓かないといけません。今までやってきたこと以上に、知らないことを求めるという知識欲が欠かせません。

僕たちももちろんフォローしますが、なにせ一人一人の裁量が多いですからね。「これをしたい!」という意志を持っている人なら、存分にたのしめる環境だと思います。

島田:
おふたりがほとんど言ってくれた…。言葉として適切か分かりませんが、桃太郎みたいな人が向いているかなと。

ーーおとぎ話の「桃太郎」ですか?

島田:
はい。桃太郎は道中で、犬・猿・キジとさまざまなキャラクターを仲間にしていったじゃないですか。ベースフードもそれに似ています。

委託先や原材料メーカーの方々を巻き込んで、協力してチャレンジや実験をする。その指揮を執りつつも、周りに助けられながら製品をリリースしていきます。もちろん、その過程で関わる人々を幸せにしないといけません。

人を巻き込むこと、そして指揮を執ることをたのしめる人が、うちには向いているんじゃないかな。マンガ『ONE PIECE』のルフィのような存在とも言い換えられるでしょうか。開発チームにいるのは、まさに桃太郎のような存在ばかりです。

ベースフードでは、“主食をイノベーションし、健康をあたりまえに”を一緒に実現させていく仲間を募集しています。ご興味のある方は、お問い合わせフォームより、履歴書をPDFにて添付してご連絡ください。みなさまのご応募、心よりお待ちしております。

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