パクチーと人参のアジアン風ヴィネグレットサラダ

だんだんと上着がいらない気温になり、体をいっぱい動かして過ごすのが気持ちよい毎日。行楽が楽しい季節なだけに、お出かけを楽しんでいる方も多いのでは?そんな爽快感をさらに後押しするためには、体内に溜まった毒素をしっかりとデトックスすることが大事!

デトックスと聞くと「断食」が思い浮かびますが、食べることで毒素を排出できる素敵な食材があります。

それは「パクチー」です。

パクチー、好きですか?

パクチーは、好き嫌いがはっきり分かれる食材のひとつ。友達をタイ料理屋さんに誘うときは、必ずと言っていいほど「パクチー食べられる?」と、事前に確認するのがお決まりとなっています。パクチーのあの独特の香りのせいなのでしょう。香りすら苦手という人がいる一方で、パクチーだけのサラダをボウルいっぱい食べまくるパクチー愛好者がいたりと、人によって好みが大きく分かれるのがおもしろいですね。

ちなみに「パクチー」はタイ語。英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)と言います。どの響きもレストランなどで聞いたことがありますが、すべてパクチーのことだったのですね。

さて、独特な味と香りばかりが注目されがちなパクチーですが、ハーブの一種というだけあって、健康に役立つ優秀な食材です。

パクチーにはビタミンがたっぷり!

パクチーに多く含まれる、代表的な栄養素といえば「ビタミン」。

ビタミンB1は疲労物質である乳酸を分解するので、疲労回復に効果的。ビタミンB2は皮膚や粘膜の保護に抜群の効果を発揮します。そして、いわずと知れたビタミンCは風邪対策や美肌に効果的です。ビタミンCは熱に弱いので、サラダとして生でいただくのがおすすめです。

また、パクチーは体内でビタミンAに変わる「βカロテン」を豊富に含みます。細胞の老化を抑えて、免疫アップの効果が!含有量は、栄養満点で有名なほうれん草やかぼちゃとほぼ同じくらいだそう。その他、ミネラルも豊富で、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなどなど……。あのヒョロッとした佇まいからは想像もできないほど、たっぷりの栄養が含まれています。

そして、忘れてはいけないのが「香り」成分。パクチーのあの独特の香りは、リナロール、グラニオールによるもの。これらふたつの成分は、胃腸の調子を整えてくれる優れものなのです。

うれしいデトックス効果も

さて、そんな栄養豊富なパクチーには、強いデトックス作用があります。「キレート作用」といって、体内に蓄積された毒素を排出してくれるのです。血液がきれいになるので、より効果的に体全体に栄養がめぐり、イキイキとした健康体になることが期待できます。断食も無理な運動もせずにデトックスできるのは、とても嬉しいことですね。

今回は、行楽シーズンにも大活躍のパクチーレシピをご紹介。ピクニックや遠足のお弁当のおかずにピッタリです。作り置きもできるので、冷蔵庫に常備しておけば、毎日の食卓がより栄養満点で素敵なものに。人参とあわせれば、ビタミンAもたっぷり摂取できますよ!

パクチーと人参のアジアン風ヴィネグレットサラダ

材料(2人分)
  • 刻んだパクチー 15g

  • レモン果汁 大さじ1(★)

  • ハチミツ 小さじ1(★)

  • オリーブオイル 小さじ1(★)

  • 塩 少々(★)

  • コショウ 少々(★)

つくりかた

  1. 人参をピーラーで薄くスライスします。

  2. ★の材料を全て合わせ、ドレッシングを作ります。あれば小さなホイッパーで混ぜましょう。味がなじんで、よりおいしくなります。

  3. 小さなボウルに1.と2.を加え、よく混ぜます。

  4. 刻んだパクチーを散らして混ぜます。器に盛り付けたら完成です。

ポイント

ヴィネグレットとは、フランス料理で定番なソースのひとつ。ドレッシングとして用いられることも多いです。

お醤油を少し加えて和風にしたりと、アレンジの幅も広く楽しめるのがこのレシピの特徴。献立のマンネリ対策にもおすすめです。パクチーのデトックス効果に加えて、免疫強化にもつながるこの一品。日々の食卓に加えて、デトックスをうまく日常に取り入れていきましょう。

監修:星野春香、長沼里奈(管理栄養士)