夏バテをしやすいこの季節、あったかいものは食べにくいなぁと感じる方は多いのではないでしょうか。アイスやビール、かき氷など、冷たいものを欲しやすくもなりますよね。
しかし、夏はただでさえクーラーで外から体を冷やしているので、食べ物で内臓からも冷やしてしまうと、体に悪影響。なるべく体は温めた方がいいのです。
今回は、体を温めつつ体力もつけてくれる、爽やかな夏の香りを感じるパスタのご紹介です。
レモン香る、豚肉と大葉のサラダパスタ
[box class=”box26″ title=”材料(1人分)”]
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- BASE PASTA® 1袋
- 豚肉 100g
- 大葉 1枚
- ごま油 大さじ1
- 塩(あるいは塩麹)大さじ1
- レモン 1切れ
- 大根おろし 適量
- 小麦粉(あるいは片栗粉、米粉) 適量
- ブラックペッパー
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つくりかた
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- 豚肉に塩とブラックペッパー(または塩麹)をまぶして、10分ほどおく。
- 豚肉に小麦粉(または片栗粉、米粉)をつけ、熱したフライパンにごま油をしいて焼く。
- BASE PASTA®を茹でる。茹で上がったらお水でしめる。
- 大根をすって、大根おろしを作る。大葉は細切りにしておく。
- 茹で上がったパスタを2のフライパンに入れてなじませ、お皿に盛る。
- パスタの上に、大根おろしと細切りの大葉、レモンを添えて出来上がり。
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材料別・夏バテにおすすめな栄養ポイント
このレシピ、さわやかで食欲がない時でも食べやすいというポイント以外に、栄養素の観点からみても夏バテにおすすめ。どんな栄養素がどんなはたらきをしてくれるのか、材料別に解説します。
豚肉
豚肉にはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変えるのを助ける働きがあります。今回のレシピのように炭水化物と組み合わせると、エネルギーに変えてくれるので、疲労回復に最適です。夏バテで体力が低下している方にぴったり。
大葉
薬味として使われる大葉は、嬉しい効果がたくさん。まず、強い抗菌作用があります。よく刺し身の横に添えられているのは、そのためです。
また血行の流れを良くしてくれるので、冷え性にも。血流アップにより、胃腸の働きも改善してくれるので、食欲の低下を防止してくれます。クーラーで冷えやすいこの時期は、特におすすめです。
さらに大葉には、抗酸化作用のあるフラボノイドが含まれています。この「抗酸化」とは、体内にある活性酸素を減らすこと。ストレスや喫煙などで増える活性酸素は、血管を傷つけてしまうので、生活習慣病の要因にもなりえます。さらに紫外線でも活性酸素は増えるので、この時期は積極的に抗酸化作用を持つ食材を取り入れて、活性酸素を減らすことが大切です。
大根おろし
大根おろしには、消化酵素がたっぷり。たんぱく質と一緒にとるのがおすすめ。消化を促進してくれます。
また大根には、むくみをとる働きもあるので、むくみが気になる方にもピッタリの食材です。すりおろしに最適なのは、大根のお尻の方。
レモン
レモンの酸味には、ストレス緩和の作用があります。またビタミンCがたっぷりなので、紫外線の多いこの時期には積極的に取り入れたいもの。
さらに、抗酸化作用もあるのでおすすめ。クエン酸も多く含まれているので、疲れをとってくれます。目の疲れや不眠などの疲れは、肝臓の疲労からくるものでもあります。このような疲れには、肝臓の働きを補ってくれるレモンがおすすめです。さっぱりリフレッシュしたい時にも。
夏の暑さで、なかなか食欲がわかないこの時期。でもしっかり栄養はとりたい!という方、ぜひお試しください。