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シェフ直伝。イタリア家庭の味でいただく「ベースパスタレシピ」3選

ベースパスタのおいしい食べかた、シェフ特別編!

以前ベースフード社のオフィスが池尻大橋にあったとき、メンバーが通いつめていたイタリアンがあります。駅から徒歩1分の「ポンテローザ トーキョー」。ここの味でベースパスタを食べてみたい!ということで、代表の橋本が「ポンテローザ」の藤野シェフに、ベースパスタのレシピを伺ってきました。

もくじ

素材の味をいかす。イタリア家庭料理レシピ3選

橋本 今日は本当にありがとうございます。池尻で一番好きなイタリアンがここだったので、ぜひベースパスタのおいしい食べかたを聞いてみたいなと思っていました。実現してうれしいです。

では、早速…レシピを教えていただけますか?


ポンテローザの藤野シェフ。家でもできる簡単レシピを教えてくださいました。

藤野シェフ ベースパスタは、麺自体の味をいかすような、シンプルな味つけが面白いと思っていて。レシピを3つ考えてみました。まず1つ目、玉ねぎとアンチョビのオイルパスタ

BASE PASTA™ in salsa 〜トロトロ玉ねぎとアンチョビのベースパスタ〜

 

【材料(1人分)】

BASE PASTA™…1袋
玉ねぎ…1/2個
アンチョビ…4切れ〜

塩…少々

コショウ…少々

 

【作り方】

①繊維に垂直に薄切りした玉ねぎを鍋に入れる。オリーブオイル1:水1でわったものを、玉ねぎがひたひたになるまで入れる。
②少量の塩を加え、沸騰したら弱火にして、玉ねぎがとろとろに溶けるくらいまで煮る。途中で水分が少なくなってきたら、少量の水を足す。

③玉ねぎがとろとろになったら、アンチョビを入れて溶かす。
④ゆでておいたベースパスタをソースとからめて盛り付け、お好みでコショウをかけたら完成。

藤野シェフ 作り方は本当に簡単。切って煮るだけ。ベネチアの方の料理ですね。

橋本 どうしてこの味つけが、ベースパスタに合うんでしょう。

藤野シェフ この地方に元々、ビゴリっていう伝統的なパスタがあるんですね。全粒粉の、ちょっと硬めのパスタで。表面は少しザラつきがあるんです。ベースパスタも太めでもちっとした食感が印象的だったので、同じように全粒粉も使っているし、合うんじゃないかなと思って。

橋本 なるほど。ベースパスタに似たパスタが、イタリアには昔からあったんですね。


ポンテローザの店内。イタリアのお家にいるかのような、あたたかい雰囲気。

藤野シェフ そうなんです。次、2つ目はミラノ風のパスタ。これもすごく簡単。

BASE PASTA™ valtellinesi ヴァルテッリーナ風ベースパスタ〜

 

【材料(1人分)】

BASE PASTA™…1袋

キャベツ…2枚

じゃがいも…小1個

にんにく…1かけ

セージ…1枚

バター…10g

パルミジャーノチーズ…適量

 

【作り方】

①キャベツを一口大に切り、塩ゆでする。じゃがいもは、小さめのサイコロ状にカットしてゆでる。ベースパスタもゆでておく。

②にんにくのみじん切りとセージをバターで炒め、香りを移す。

③キャベツとじゃがいもを加え、サッとソテーする。火が通ったら、パスタのゆで汁を少量入れてなじませる。

④ゆでたベースパスタを③に入れてあえる。少量のパルミジャーノを加え、味をみる。

⑤器に盛り付け、お好みでパルミジャーノチーズをふったら完成。

橋本 おいしそう…。

藤野シェフ キャベツが、すっごく相性良かったんですよ。甘みのある食材が合う。玉ねぎとかじゃがいもとかも。

このメニューは、ミラノの山のほう、山岳地のヴァルテッリーナっていう地域にルーツがあるんですけど、ここはそばの実が有名。

ベースパスタは見た目の印象からも「そばっぽいな」と思っていて。現地に「ピッツォッケリ」っていう、そば粉を使ったパスタがあるんですね。それをイメージして試してみたら、すごく合いました。

橋本 甘みがポイントなんですね。

藤野シェフ ほかに甘みがある食材で合ったのが、ひよこ豆これ、3つ目のレシピなんですけど。ひよこ豆と野菜のスープパスタです。

BASE PASTA™ e ceci 〜食べる感覚で楽しむ ひよこ豆とベースパスタの煮込み〜

 

【材料(1人分)】

BASE PASTA™…1袋

ひよこ豆(乾燥)…100g

玉ねぎ、にんじん、セロリ…各10gずつ

にんにく…1かけ

オリーブオイル…適量

塩…少々

重曹…少々

 

【作り方】

①たっぷりの水に重曹を少量入れ、ひよこ豆を一晩浸す。
②オリーブオイルを入れた鍋ににんにくをつぶして入れ、香りが移ったらにんじん、玉ねぎ、セロリのみじん切りを加えて炒める。
③野菜がしんなりしてきたら、ひよこ豆を入れて倍量の水を加える(※ひよこ豆を浸した水は捨て、新しい水で煮る)。

④火にかけ、豆が完全に柔らかくなるまで煮る。
⑤煮上がったひよこ豆の半量と煮汁をミキサーにかけて、ピュレ状にする。
⑥ピュレにしたものとしてないものを合わせ、塩で味をととのえる。
⑦できあがったひよこ豆スープに直接ベースパスタを入れ、ゆでる。麺を半分に切って入れると、イタリアらしくて◎。
⑧深いお皿に盛りつけ、オリーブオイル、コショウを振って完成。お好みでチーズをふりかけても。

藤野シェフ 「パスタ・エ・ファジョーリ」っていう豆のパスタです。豆のスープの中にパスタを入れて、そこでゆでるっていうのがポイント。パスタを作るとき、イタリアでも乾麺を使うことが多いんですけど、どうしても乾麺って折れるじゃないですか。ナポリなんかでは、折れた部分をかき集めてスープの中に全部ぶっ込んじゃうんです。

ベースパスタも、ゆでたときにチアシードとかがちょっと流れちゃう。せっかく栄養素が入ってるのにもったいないなと思って、それならスープごとゆでちゃえばいいなと結びついたんです。

橋本 これって家庭用にアレンジするとき、缶詰でも代替できるんですかね?

藤野シェフ 缶詰もアリです。ただ乾燥のものだと、出汁の出方が全然違うんですよ。ちょっと手間ですけど、乾燥してあるものを一晩だけ戻してもらって、あとは煮るだけでいいので。コトコト煮て柔らかくなったときにスープを飲むと、めちゃめちゃ甘いんですよ!

もし缶詰を使うんだったら、ミキサーにかけちゃって、豆の形を残さない程度にして、あとは煮込んで塩で味をととのえてあげれば大丈夫。なるべく家にあるもので作れた方がいいですもんね。

橋本 コンセプトもよく理解していただいている(笑)。ヘルシーで、かんたんで、家にあるものでさっと作れる。まさにベースパスタが目指すところです。

「おいしい」をつくる五角形の法則

橋本 おいしそうなレシピをありがとうございました。ちなみに…初めてベースパスタを食べたとき、どういう印象でした?

藤野シェフ 「こんなパスタがあるんだ」と、未知の体験でしたね。そのあと少し考えて、南イタリア系の料理に通ずるようなパスタなのかなと思いました。

藤野シェフ 南イタリアでは、小麦が高かった時代、製粉場のまわりに落ちている色んな雑穀を集めて、それを練ってパスタを作っていたりしたんですよ。そういう味に通じている気がして。

で、何個かポンポンっとレシピを思いつきました。

橋本 南イタリアには、そんなパスタもあったんですね。味つけのポイントは何でしょう?

藤野シェフ 素材の味を煮込んで抽出したような、出汁系の料理のほうが合うんじゃないかな。今回みたいな、アンチョビと玉ねぎだったり、ひよこ豆だったりを煮込んだ味つけ。

ベースパスタ自体に味があるので、あれをベースに、補うようなソースのほうがいいんじゃないかと。甘みが足りないんだったら、甘みの出る素材とか。

橋本 ベースパスタの味覚の中で、足りないところを補っていくってことですね。

橋本 ぼくも最近、シェフの方と話して初めて分かってきたんですけど。旨み、塩み、甘み、酸み、苦みという5つの味覚があって、このうち、足りない部分を補って、おいしい五角形の形を目指せば、無駄のないおいしい料理になるんじゃないかなって。

藤野シェフ まさにそうですね。今回のレシピは、甘みを補ったものになってます。

橋本 逆に補うべきじゃない味とかってあります?

藤野シェフ 苦みかな。全粒粉の香りだと思うんですけど、味わいがしっかりあるので。

橋本 なるほど…参考になります。色々教えていただいてありがとうございました。教えていただいたレシピ、早速試してみます!

今回教えていただいたレシピは、本場イタリアの味なのに、調理方法はシンプルなものばかり。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね。

藤野シェフに「“おいしい”のつくり方」を伺った後編もどうぞ。

※13 BASE BREAD1食2袋あたり
※14 BASE BREADに置き換えることによるカロリーセーブに加え、適度な運動と食事制限を行うこと
※15 1食分(BASE BREADは2袋、BASE PASTAは1袋、BASE Cookiesは4袋、BASE FOOD Deliは1袋、BASE Pancake Mixは1袋と卵Mサイズ1つ、牛乳(成分無調整)100mlを使用して調理した場合)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
※16 1食分(2袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
※17 1食分で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
※18 1食分(4袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
※19 1食分(BASE Pancake Mix1袋と卵Mサイズ1つ、牛乳(成分無調整)100mlを使用して調理した場合)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。
※20【糖質の比較根拠】 BASE BREAD:BASE BREADチョコレートと、日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、菓子パン あんなしとの比較(同量) BASE Cookies:BASE Cookiesココアと、日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、ソフトビスケットとの比較(同量) BASE PASTA:BASE PASTAフェットチーネと、 日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、中華めん(生)との比較(同量) 【BASE FOODの栄養素】
※21 BASE BREADチョコレート1袋、継続コース初回20%OFFにクーポンを加味した価格と、希望小売価格260円(税抜)に消費税率を乗じた価格(小数点以下切り捨て)を比較した場合。ただしコンビニやドラッグストアでの特売価格およびその他一部小売店舗でのセット販売は除く

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