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2022/2/23 ニュース
総額20億円の資金調達実施のお知らせ
ベースフード株式会社は、シニフィアン株式会社及びみずほキャピタル株式会社が共同で運営するグロース・キャピタル「THE FUND」を引受人とする第三者割当増資により、10億円の資金調達を実施しました。同時に、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社商工組合中央金庫、株式会社りそな銀行、株式会社三井住友銀行と総額10億円の融資契約を締結し、第三者割当増資と融資を合わせて総額20億円の資金調達を実施したことをお知らせします。
■ 資金調達の目的
今回の資金調達は、既存商品のアップデートならびに新商品開発の加速、それに伴う人材の採用を強化することで、ミッションである「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに」の実現のためにフードテック企業としてのさらなる成長につなげることを目的としています。
なお、ベースフードは本年1月17日付で、「フードテック革命(2020年・日経BP社)」の著者であり、株式会社シグマクシス 常務執行役員ならびにスマートキッチン・サミット・ジャパン主催者である田中宏隆氏を社外取締役として迎えており、田中氏のこれまでの活動を通じたフードテックの知見を取り入れながら、今後は日本における完全栄養食のパイオニアとして、フードテック市場の拡大を牽引していくことを目指しています。
※採用情報についての詳細(https://hrmos.co/pages/basefood)
■ 第三者割当増資引受先
THE FUND(正式名称:THE FUND 投資事業有限責任組合、運営:シニフィアン株式会社及びみずほキャピタル株式会社による共同運営)
<シニフィアン共同代表/THE FUND共同運営者 村上誠典氏コメント>
「食」は人類にとって最も重要なテーマのうちの一つです。狩猟から農業への転換は人類にとって大きな革命でした。過去100年あまりの間に農業自体における科学技術の活用は推進されましたが、それがもたらしたのは、主に生産性の向上でした。ベースフードはテクノロジーを活用し、人類に新たな「食」のあり方を提示する企業です。「食」は幸せ、栄養、健康、利便性、など様々な観点で評価されるものですが、その全てがベースフードにとって事業領域となり得ます。「食」は日本にとっても重要なテーマであり、新しい「食」のあり方を日本から世界に発信していけるフードテック企業となれるよう、長期的な成長にコミットして参ります。
■ 社外取締役・田中宏隆(たなか・ひろたか)氏プロフィール
株式会社シグマクシス 常務執行役員
スマートキッチン・サミット・ジャパン主催者
一般社団法人 SPACE FOODSPHERE理事
松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2017年より株式会社シグマクシスに参画。同年、国内初の食のカンファレンス「スマートキッチン・サミット・ジャパン」を創設。本カンファレンスを基点に、食・料理とテクノロジーをテーマとした「事業共創エコシステム」を形成し、新たな事業・産業づくりに取り組む。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修、『フードテック革命』(日経BP)共著。慶應義塾経済学部卒。南カリフォルニア大学 MBA 取得。
<田中氏コメント>
橋本社長とはスマートキッチン・サミット・ジャパン立ち上げ期から食の未来像について語り合い、それぞれの立場から、食領域での新たな産業創造を目指してきました。フードテックという言葉が広がりながらも産業としては一進一退が続く日本で、ベースフードは圧倒的なスピードで事業拡大し、生活者に新たな体験を届け続けています。私はベースフードの皆さんが持つ「主食をアップデートする」という考え方とパッションに、人々の食体験を大きく変える可能性を感じています。皆さんとの「世界に向けた新たな食の基盤づくり」に、新たな産業をつくる気概で臨む所存です。よろしくお願いいたします。