打撃や投げ技、寝技が許されている打撃系総合武道・空道(くうどう)。渡邊 富紀恵さんは社会人で空道に出会い、2016年の全日本選手権で優勝を経験しました。
武道家であり、一児の母でもある渡邊さんは、体質的な理由から食生活でさまざまな工夫をしています。
そんな彼女がBASE FOOD®に出会ったのは、2年前のこと。今も家族みんなでBASE FOOD®を愛用している理由を聞きました。
空手×柔道が特徴の、空道の魅力
ー空道とは、どんな特徴を持つ格闘技なんですか?
渡邊さん 空道は、1981年に大道塾という空手団体が行っていた格闘空手から進化した総合武道です。空手のように打撃もあれば、投げ技や寝技、絞め技や関節技といった柔道的な要素も組み合わせています。
大会では頭部に防具をつけて、試合をします。お子さんから大人までできるよう、実戦性と安全性を重視しているのも特徴ですね。
あと、空道は身長と体重の合計値で階級を決めているんです。160cmで50kgの方なら、指数は210なので「-215級」といった感じですね。
ーへえ、ボクシングや他の階級制とは違うんですね。渡邊さんはいつから空道をはじめたんですか?
渡邊さん 私はスポーツが好きで、小学校から大学までずっと柔道をしていました。社会人になると運動の機会が減ってしまって、ダイエットもかねて興味のあった打撃をやりたいなと思ったんです。
そのときに夫が紹介してくれたのが、空道との最初の出会いでした。当初は運動を続けられたらいいなくらいの感覚でしたが、空道ならこれまでの経験も生かして、自分なりの闘い方ができるんじゃないかなと思って。
私は性格的に、目標がないと続けられないタイプなんです。練習の成果を試せる舞台が欲しいなと思って大会にも出場するようになりました。
現在はコロナ禍の影響で、エントリーしていた大会がすべて延期してしまったので、今の自分にできることをいろいろ試しています。
ーどんなことですか?
渡邊さん 修斗(日本の総合格闘技団体)やムエタイなど、違う団体の試合にも出て経験を積んでいます。総合格闘技って覚えること・できることがとても幅広いので、生きている限り楽しめるなあって思います。
ーおお、生涯現役って感じでかっこいいです。
人生すべてが糧となる。空道の理念「大道無門」
ー普段はどんなトレーニングをしているんですか?
渡邊さん 道場では、空道の基本稽古をしています。パンチや蹴りの動作を繰り返して、体系的な技術を学んだり、動作のなかでミット打ちや相手とスパーリングをしたり。
それ以外に自主練もやっています。仕事から帰ったあと、自宅にあるバトルロープやケトルベルという器具で体幹トレーニングをしたり、懸垂をしたりします。あとはママチャリをこいで、体力づくりとかかなあ(笑)。
ーやっぱり武道ならではの技術や、フィジカルを鍛えているんですね。
渡辺さん そうですね。昔はトレーニングなんてしんどいだけで嫌いでした。けれど蹴りやパンチを打つとき、体幹がぶれると相手に力が伝わらないなと日々の稽古で感じて、体幹の重要性と向き合うことになりました。
あと、空道ではメンタルも非常に大切だと思います。本番で弱い気持ちに負けないよう、普段のしんどい練習で積み重ねてきたことを思い出し、いい試合を頭の中でイメージすることが大事だなって。
空道を興した大道塾には、「大道無門」という考えがあります。
ー大道無門?
直訳すると、「大道に至るに門なし」という意味です。人の世の全てが修行の糧であり、固定観念に縛られることなく、全てを包括する意味合いをもちながら、一つには限らない自由、開放的であるという考えです。
入門時、この言葉にとても感動したのを今でも覚えています。自分の人生で得た体験、経験してきたものがすべて、空道の資質になるんだと思って、今も毎日を過ごしています。
ーとても素敵な考えですね。
アレルギー体質の渡邊さん流「食事のマイルール 2021年版」
ー食事ではどんなことに気をつけていますか?
渡邊さん 私はアレルギー体質で、食べたものがすぐ身体に出てしまうんです。加工食品や「おいしいけど身体に悪そうなもの」を口にすると、すぐ肌がかゆくなってしまいます。練習のコンディションも、身体が重いな、動きが悪いなとも感じやすいです。
そのため、日々の健康はかなり気をつけています。ちょっとずつ食事内容や食べ方を変えてるといった工夫は、今も続けているんですよ。
ー最近のマイルールとして、「これはいいかも!」と思ったものはなんですか?
渡邊さん 朝食はグリーンスムージーを飲みます。果物8:野菜2の割合で、リンゴやバナナ、あとは冷凍したベリー系、カットフルーツを入れたり。それ以外にも、間食やアーモンドやくるみを食べる、ヨーグルトにオリゴ糖を入れて食べる、たまにファスティング(プチ断食)など、身体にいいと言われることはなんでも試しています。
あと、私はお酒が大好きなんですが、糖質の多いものは避けてワインや焼酎を飲むようにしています(笑)。
「身体に悪いものは全部ダメ!」とするとストレスが溜まってしまうので、量を控えつつ楽しんでいますね。
甘いものは食べるけど、ご飯でお腹いっぱいになったタイミングにするとか。あとはプロテインスナックを食べます。ちゃんとたんぱく質を摂取できるので(笑)。
そういう工夫を続けている最中に、BASE FOOD®と出会いました。
「こんなに甘くておいしいのに身体にもいいの!?」BASE FOOD®との出会いと衝撃
ーどんなきっかけでBASE FOOD®を知りましたか?
渡邊さん 夫が健康食品に詳しくて、2年前にBASE FOOD®を知りました。実は、当時から完全栄養食に興味があったんですが、これまで食べた完全栄養食はあまり「おいしい」と感じられなくて。
その点、BASE FOOD®は最初からおいしいと思えましたね。
ー普段はどんなふうに食べているんですか?
渡邊さん BASE BREAD®はサンドイッチが多いです。目玉焼きにハム、キャベツ、トマトを挟んで、そこにマヨネーズを塗って。あとはアボカドとかも挟みます。
そうそう!あとはここに、レンジで温めたチーズを必ず挟みます。これだけでかなりボリューミーなので、ひとつ食べればお昼まで全然保つんです。
ほかにも、小さく切ってオリーブオイルで食べたり、小豆あんを挟んでもおいしいです。最近出たメープルは革新的でした。「こんなに甘いのに身体にもいいの!?」って、感動しましたね。3歳になる息子も、全然抵抗なくおいしそうに食べています。
ー聞いているだけでお腹空いてきました…。
渡邊さん BASE PASTA®は、アジアンならやきそばが多いです。あとはベースフードさんも紹介していた中華そばみたいな味付けも好きですね。かつおだしとキムチ、納豆とまぜるだけでも、十分おいしく食べられます。
最大の魅力は「時短」
ーBASE PASTA®もさまざまなアレンジを楽しんでいるんですね。
渡邊さん BASE FOOD®を食べるようになって、もっとも強く感じたメリットは「時短」です。買い物の回数も料理の時間も、待つ時間も片付ける時間も。食事にまつわるさまざまな時間が減ったおかげで、本当にしたいことをする時間が増えたのが、とても大きな変化でした。
あとは主婦目線で「食事で栄養を考えなくてもよくなった」というのも、かなり大きいです。毎日、健康を意識して夫のご飯やお弁当をつくるときのは、とても大変で。それを考える手間が1、2食減るのはとてもありがたいです。
ー旦那様の反応はいかがですか?
渡邊さん 夫は夜勤のある仕事もしていて、本人もちゃんと健康維持したいと考えていたんです。そのため食事でも、栄養を過不足なく摂りたいなと思っていました。その点でも、BASE FOOD®はぴったりだなと。
ーご家族みんなが愛用してくださっているんですね。最後に、渡邊さんの選手としての目標を聞かせてください。
渡邊さん 空道は4年に1度世界大会があり、次は2022年に東京で開催されます。そこに出るのが、ひとまずの目標です。
世界大会に出るには国内の選考会で成績を残す必要があるし、その過程で他の格闘技団体の大会も出る予定です。そのすべてで、結果を残したいですね。
ー渡邊さんが世界の舞台に立てるよう、これからも食事でサポートさせてください!