フィットチーネはパスタの中でも人気が高いですが、名前の意味やほかのパスタとの違いについて気になったことはありませんか。ロングパスタに分類されるフィットチーネは、名前や形状が似ているパスタも多く、どの種類をパスタ料理に使用すればよいか迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、フィットチーネの名前の意味や特徴を解説し、ほかのパスタとの違いにも触れながら、相性がよいパスタ料理を紹介します。フィットチーネとはどのようなパスタなのか気になる方や、フィットチーネを使用したおいしいパスタ料理を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
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原材料 | 全粒粉や大豆、昆布など10種類以上の原材料をブレンド |
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※3 1食分で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む※4 BASE PASTAフェットチーネと、 日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、中華めん(生)との比較(同量)フィットチーネの意味・特徴とは?
フィットチーネはパスタの一種で、イタリアの家庭料理やレストランで広く使用されています。パスタには、ロングパスタやショートパスタ、ラザニアなどの種類がありますが、フィットチーネはスパゲティと並ぶ代表的なロングパスタです。
多くのパスタは、形状や特徴、地域に基づいてイタリア語の名前が付けられています。各パスタの名前の意味や形状、特徴を知ることで、イタリアの食文化や歴史に対する理解を深めることができるでしょう。
名前の由来
次の表に、代表的なロングパスタの名前の由来をまとめました。
パスタ名 | 名前の由来 |
---|---|
スパゲティ | ひも、糸 |
フィットチーネ | 小さなリボン |
カッペリーニ | 髪の毛 |
タリアテッレ | 切る |
フィットチーネとは、イタリア語で「小さなリボン」を現わします。平たい形状が特徴で、見た目がリボンに似ていることから、フィットチーネと呼ばれるようになりました。
日本では、フィットチーネもしくはフェットチーネと表現されることが多いです。一方、ミートソースパスタやペペロンチーノなどに使用されるスパゲティは、形状が紐に似ていることから、イタリア語で紐を意味する「spago(スパーゴ)」に由来しています。
パスタの形状や太さは、ソースや調理法の相性に大きな影響を与えるため、適切な組みあわせを選ぶことが重要です。
形状・特徴
パスタにはさまざまな形状や特徴があり、細長いものから平たいものまで種類が豊富です。フィットチーネの原材料は主に小麦粉、卵、塩、水で、きしめんのような平たい形状が特徴です。
麺の幅は7.5mmほどあり、クリーム系や濃厚なソースがよく絡みます。とくに、カルボナーラやトマトクリームパスタ、チーズクリームパスタなどと相性抜群です。
また、フィットチーネはもちもちとした食感で、食べ応えがあります。とくに日本ではうどんや蕎麦などの麺類に親しみがあるため、平打ち麺でもちもちとした食感のフィットチーネは日本人にも受け入れられやすいです。
フェットチーネ・タリアテッレとの違い
パスタを選ぶ際に、名前が似ているフェットチーネや、見た目が似ているタリアテッレとの違いについて気になったことがある方もいるでしょう。フィットチーネとフェットチーネは同じパスタで、イタリア語の「fettuccine」をカタカナで表記する際に、フィットチーネまたはフェットチーネと表現します。
一方タリアテッレは、平たい形状のパスタですが、いくつか異なる点があります。
特徴 | フィットチーネ | タリアテッレ |
---|---|---|
幅 | 約7.5mm | 約5mm前後 |
原材料 | 硬質小麦(デュラム小麦) | 軟質小麦 |
食感 | もちもちとした食感 | やわらかい食感 |
地域 | イタリア南部から中部 | イタリア中部から北部 |
フィットチーネは約7.5㎜と幅広の麺ですが、タリアテッレは約5mm前後とやや細めです。また、フィットチーネはデュラム小麦と呼ばれる硬質小麦を使用し、弾力のある食感を楽しめます。
タリアテッレは軟質小麦を使用し、やわらかく滑らかな食感が特徴です。フィットチーネは主にイタリア南部から中部、タリアテッレは中部から北部で親しまれています。
フィットチーネの選び方
ここからはフィットチーネの選び方のポイントを3つ詳しく解説します。
- 麺の種類
- 原材料
- 体への影響
パスタは麺の選び方により、調理の仕上がりが異なります。健康を意識した食事を摂りたい方は、体への影響も考慮して商品を選びましょう。
フィットチーネは商品により食感や栄養価、保存性が異なります。自身にあったフィットチーネを見つけるためにも、事前に選び方のポイントを押さえておきましょう。
麺の種類
フィットチーネには、乾麺と生(生パスタ)の2種類があります。乾麺のフィットチーネは賞味期限が長く、常温で保存できます。
デュラム小麦を使用した乾麺は歯切れがよく、茹でた際にもアルデンテの状態を保ちやすいです。一方、生パスタは賞味期限が短く、冷蔵保存で早めに消費しなければなりません。
生パスタは麺を押し出す際に、できるだけ熱を加えず、水分の蒸発を防いでいます。乾麺よりも水分量が多く、茹で時間が短い点が特徴です。
小麦の香ばしさや風味があり、もちもちとした食感を楽しめます。調理時間を短縮したい方や、濃厚なソースを絡めたパスタを食べたいときには生パスタのフィットチーネがおすすめです。
原材料
フィットチーネには、次の原材料が使用されています。
- デュラムセモリナ粉
- 小麦粉
- 全粒粉
- 卵
- 食塩
デュラムセモリナ粉は小麦の一種で、通常の小麦より硬く、粗い粒が特徴です。強力粉や薄力粉と比べると糖質が低く、たんぱく質を多く含んでいます。
デュラムセモリナ粉はフィットチーネによく使用されますが、小麦粉と混ぜた商品もあります。全粒粉は小麦の外皮や胚芽を含むすべての部分が含まれており、食物繊維や鉄、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。
小麦粉のパスタは炭水化物が主成分で栄養が偏りやすいため、栄養バランスが気になる方は全粒粉使用のフィットチーネを選んでみてください。
体への影響
フィットチーネを選ぶ際は、体への影響も考慮しましょう。小麦粉を使用したパスタにはグルテンが多く含まれており、過剰に摂取すると腸内環境の乱れや肌荒れを引き起こしやすくなります。
グルテンをできるだけ控えたい方は、一般的な強力粉や薄力粉よりもグルテンが少ない全粒粉やグルテンフリーの商品を選びましょう。また、市販のフィットチーネにはさまざまな商品がありますが、農薬や化学肥料を使用していないものもあります。
商品により食品添加物や着色料を使用しているものもあるため、体にやさしい食品を取り入れたい方は購入前に成分表示を確認しましょう。
健康面で選ぶならBASE PASTA
健康面でフィットチーネを選ぶなら、BASE PASTA(ベースパスタ)がおすすめです。BASE PASTAは原材料に全粒粉を使用した完全栄養のパスタです。※17
全粒粉には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて便通をよくする作用や、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。通常のフィットチーネには食感をよくするためにデュラムセモリナ粉や小麦粉が使用されていますが、全粒粉と比べるとカロリーや糖質が高いです。
とくにフィットチーネは、クリームやチーズなどのカロリーが高いソースと相性がよいため、全粒粉を使用したBASE PASTAならカロリーや糖質を抑えた食事を用意できるでしょう。※20
フィットチーネの茹で方
フィットチーネを使用しておいしいパスタ料理を作るためには、茹で方のポイントを抑えておきましょう。ここからは、フィットチーネの茹で時間や茹でるときのポイントを解説します。
フィットチーネを使用したパスタを作る際は、ぜひ試してみてください。
茹で時間の目安
フィットチーネの茹で時間の目安は、乾麺と生麺でそれぞれ異なります。乾麺のフィットチーネを茹でるときは、パッケージに記載された茹で時間を目安に調理しましょう。
表示時間より短めに茹でると、歯応えがあるアルデンテに茹で上がります。ただし、生麺をアルデンテの状態で茹でると食感が悪くなりやすいです。
生麺のフィットチーネは3分10秒~3分35秒を目安に茹でると、もちもちとした弾力のある食感になるため、ぜひ試してみてください。
大きい鍋で茹でる
フィットチーネを茹でる際は、大きい鍋に多めのお湯を用意して茹でましょう。平打ち麺のフィットチーネは、スパゲティに比べて麺同士がくっつきやすい特徴があります。
フィットチーネは、大きめの鍋と多めのお湯で茹でることで、鍋の底に麺が張り付くのも防げます。お湯の量は、フィットチーネ100gに対して2〜3倍が目安です。
麺をほぐす際は、固まりにならないように菜箸やトングを使用しましょう。
フィットチーネと好相性のパスタ料理
フィットチーネと相性がよいパスタ料理は多数あります。平たい形状のフィットチーネはソースと絡みやすく、冷製パスタやさっぱりとした和風パスタよりも、次のような濃厚で食べ応えのあるパスタとよくあいます。
- カルボナーラ
- ボロネーゼ
- ボンゴレ
- ジェノベーゼ
- トマトクリーム
- チーズクリーム
細めのパスタは濃厚なソースが絡みにくいため、あっさりとしたレシピがおすすめです。クリーミーなパスタを作るときは、ソースがよく絡むフィットチーネを使用してみてください。
ダイエット中のパスタ料理ならBASE PASTA!
ダイエット中にパスタ料理を作るなら、BASEPASTAがおすすめです。※14BASE PASTAは、体に必要な栄養素を補給できるほか、全粒粉使用で糖質が抑えられています。※20
理想の体づくりをおこなうためには、摂取カロリーや糖質量を減らし、栄養バランスを整えることが重要です。※14BASE PASTAは、不足しがちな食物繊維やたんぱく質を補うことができます。
ここからは、BASE PASTAの特徴や魅力について詳しく解説します。
必要な栄養素を補給できる
BASE PASTAは、1日に必要な栄養素の1/3を補給できる完全栄養のパスタです。※15※17健康な体を維持するために必要なたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素をバランスよく補えます。
一般的なパスタの栄養素は小麦粉由来の炭水化物がメインです。小麦粉にはたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が十分に含まれておらず、パスタのみの食事では栄養が偏りやすいです。
BASE PASTAの生麺は1袋に1食分入っているため、麺の重さを測ったり栄養バランスの組みあわせを考えたりする必要がありません。必要な栄養素の分量がわかりやすい点も、取り入れやすいポイントです。※17
全粒粉使用で糖質が控えめ
BASE PASTAは、生麺のフィットチーネや冷凍パスタなど多数展開していますが、すべての商品に全粒粉を使用し、糖質が控えめです。全粒粉は精白されている小麦粉に比べて血糖値の上昇を示すGI値が低い特徴もあります。
GI値が低い食品は血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量も減らせます。インスリンが過剰に分泌されると脂肪を溜め込むため、低糖質な食品を選びたい方は全粒粉を使用したBASE PASTAを取り入れてみるとよいでしょう。※14※20
食物繊維やたんぱく質を補える
BASE PASTAは、現代人に不足しがちな食物繊維やたんぱく質を補えます。食物繊維は便通改善や、血糖値の急激な上昇の抑制、血中コレステロールを下げる作用があります。
また、食物繊維は消化に時間がかかるため腹持ちがよく、間食や食べ過ぎを防げるでしょう。たんぱく質は、筋肉や髪の毛、皮膚、臓器などの構成をサポートします。
適切な量のたんぱく質を摂取すれば、筋肉量増加による基礎代謝の向上も期待できるでしょう。基礎代謝が上がると、1日の消費カロリーが増えて痩せやすくなります。※14
効率よく食物繊維やたんぱく質を摂取したい方は、普段使用するパスタをBASE PASTAに代替してみてください。
パスタの種類やソースが充実
BASE PASTAはパスタの種類やソースが充実しています。BASE PASTAの生麺は細麺タイプのアジアンとフェットチーネの2種類があり、レシピにあわせて麺の種類を選べます。
冷凍パスタは3種類あり、電子レンジで温めるのみで栄養バランスがよいパスタ料理が用意できます。各商品の詳細は次のとおりです。
フェットチーネ
BASE PASTAのフェットチーネは、全粒粉を使用した平打ち麺です。濃厚なクリームソースやトマトソースと相性がよく、もちもちとした食感が特徴です。
小麦粉で作られたパスタよりも糖質が控えめで、ダイエット中の食事にも適しています。※14※20また、余分な食品添加物を使用していないため、健康志向の方にもおすすめです。
BASE PASTAのフェットチーネは、茹で時間がわずか2分と短時間で調理できる点も魅力です。すでに調理済みのソースを使用すれば、忙しいときでも短時間で栄養豊富なパスタ料理が楽しめるでしょう。
アジアン
BASE PASTAのアジアンは、全粒粉を使用した細麺タイプのパスタです。フェットチーネ同様に糖質が控えめで、余分な食品添加物は使用していません。、
食物繊維やたんぱく質などの栄養素がバランスよく含まれており、ダイエット中の食事にも適しています。※14※20また、BASE PASTAのアジアンは、パスタ料理以外にもさまざまなアレンジレシピが可能です。
焼きそばや蕎麦、カレーなどに応用できます。ぜひいろいろな食べ方で楽しんでみてください。茹で時間は熱湯でわずか1分のため、調理時間を短縮したい方にも適しているでしょう。
冷凍パスタ
BASE PASTAには、次の3つの冷凍パスタがあります。
- ボロネーゼ
- たらこ
- きのこクリーム
フェットチーネやアジアンは熱湯で茹でる必要がありますが、冷凍パスタは電子レンジで温めればすぐに食べられます。電子レンジで温める際に受け皿がいらないため、後片付けも簡単です。
また、BASE PASTAの冷凍パスタは、冷凍食品でありながら具材が豊富で食べ応えもあります。できるだけ調理の手間を減らしたい方や、外食の代わりに栄養バランスのよい食事を取り入れたい方はベースフードの公式サイトでチェックしてみてください。
特製ソース4食セット
BASE PASTAには、フェットチーネやアジアンと組みあわせて食べられる特製ソース4食セットも販売しています。特製ソース4食セットは、まぜそばソースとボロネーゼソースが2袋ずつ入っています。
まぜそばソースは、花椒の風味を感じる本格的な台湾まぜそばです。細麺のアジアンと相性がよく、ソースに卵やねぎ、にんにくなどを加えるとオリジナルのアレンジも楽しめます。
一方、ボロネーゼソースは平打ち麺のフェットチーネと相性がよく、牛肉や玉ねぎの旨みを感じる濃厚なソースが特徴です。ボロネーゼソースは子どもから大人までおいしく食べられるため、ぜひBASE PASTAの生麺と特製ソースをあわせて食べてみてください。
まとめ
本記事では、フィットチーネがどのようなパスタなのかを詳しく解説しました。フィットチーネはイタリア発祥の平打ち麺で、日本ではフェットチーネとも呼ばれます。
ソースと絡みやすいため、クリームや濃厚なソースを使用したパスタ料理によくあいます。パスタ料理にフィットチーネを使用する際は、食感や茹で時間、保存性を考慮して好みにあった素材のものを選びましょう。
栄養の偏りが気になる方や糖質量を抑えたい方には、全粒粉を使用したBASE PASTAがおすすめです。※20BASE PASTAにはフェットチーネも販売されています。気になる方はぜひ試してみてください。
<参考文献>
厚生労働省|e-ヘルスネット|食物繊維の必要性と健康
厚生労働省|e-ヘルスネット|鉄
厚生労働省|e-ヘルスネット|マグネシウム
厚生労働省|e-ヘルスネット|インスリン
厚生労働省|e-ヘルスネット|たんぱく質
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