完全栄養食はコンビニで購入できる？おすすめの完全食やタイプ・選び方を解説

1食あたりに必要な栄養素を摂取できる食品である完全栄養食は、健康の維持や増進、生活習慣病予防、ダイエットの効率アップなどに効果的な食品で、最近ではコンビニでも購入できます。定期的に食べ続けることで高い効果が期待できるため、無理なく購入できる価格で栄養バランスが整った商品を選ぶとよいでしょう。

本記事では、コンビニで購入できるおすすめの完全栄養食を紹介します。併せて、完全食の選び方や種類、コンビニ以外の購入場所についても解説します。健康促進を目的に完全食の取り入れを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

完全栄養食とは？

完全栄養食とは、健康の維持に必要な栄養素を一品で満たすバランス栄養食とされています。必要な栄養素は厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に基づいているため、理想的な栄養バランスを期待してよいでしょう。

一品で複数の栄養素を摂取できる完全栄養食は、忙しい現代人の強い味方であり需要は増加傾向にあります。おすすめの完全食を紹介する前に、完全食に含まれる栄養成分、完全食のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

1食で必要な栄養素を摂取可能

完全食には主に、人体の活動に欠かせない炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素に加えて、さまざまな機能をサポートするビタミンとミネラルが複数種類含まれています。体の健康維持に欠かせない必要な栄養素を毎食万遍なく摂取し続けることは簡単ではありませんが、完全食を取り入れれば栄養バランスの乱れ改善に効果的です。

必要な栄養素をバランスよく摂取し続けると、生活習慣病の予防やダイエットの効率アップ、健康の維持と増進などさまざまな効果を期待できます。1日に必要な栄養素の3分の1を手軽に摂取できる完全食は、食材の組み合わせや献立を考える手間も省けて非常に便利な食品です。

完全食のメリット・デメリット

完全食のメリットとデメリットは、次の表のとおりです。

メリット	デメリット
効率よく栄養素を摂取できる	咀嚼回数が減り早食いになる可能性がある
栄養素に詳しくなくても理想的な食事を摂れる	食事を通したコミュニケーションの機会が減る
ロングライフ商品が多く非常食にもなる	コストがかかる

1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できるように製造されている完全食は、栄養バランスを考えたり食事の量や組み合わせをコントロールしたりする必要がなく、栄養素に詳しくない方でも短時間で手軽に栄養補給ができます。

また、完全食は賞味期限が長く長期保存できるロングライフ製造が主流で、緊急時の非常食としても役立つためストックしていると安心です。一方で、短時間での栄養補給を目的とした完全食は、ドリンクタイプや柔らかいパンなど飲み込みやすい種類が多く、咀嚼回数が減る可能性があります。

咀嚼回数が減ると早食いになり満腹感が得られず食べすぎる、あごの筋力が落ち輪郭がたるむ、老け顔になるなどの悪影響が懸念されます。さらに、効率的で簡素な食事になりやすい完全食は、家族や友人との交流の場には適さないでしょう。

手を出せない価格ではないものの、自炊に比べるとコストがかかることもデメリットになります。とはいえ、多数の食材を購入する費用や手間、調理にかかる光熱費が不要になることを考慮すると、コスパもタイパもよいと感じる方もいるでしょう。

完全栄養食を購入できる場所は？

完全栄養食は、次のような場所で購入できます。

それぞれ詳しく解説します。

コンビニ

コンビニでは主に、インスタントタイプの完全食や、主食の置き換えに適した完全食が購入できます。価格はやや割高ですが、すぐに食べたいときやメインとなる完全食を求めているときには、コンビニの利用がおすすめです。

ただし、取り扱う商品は店舗ごとに異なるため、ほしい商品が見つからないケースも考えられます。特定の商品を探すよりも、店舗に並んでいる商品の中から好みのものを選ぶ買い方のほうが適しているでしょう。

スーパー

スーパーには、基本的にさまざまなメーカーの商品が複数取り揃えられています。店舗の規模が大きいほど、商品のラインナップも充実するでしょう。

よく利用するスーパーがある場合は、ポイントの還元率が高いタイミングで完全食をまとめ買いするとお得です。稀に値下げされていることもあるため、アウトレットコーナーもチェックしてみるとよいでしょう。

通販サイト

Amazonや楽天市場などの通販サイトでも、完全食は購入できます。買い物に行く手間が省けるうえに、商品が自宅まで届く通販サイトは忙しいときに非常に便利です。

完全食を買いに行く時間がない方や、隙間時間に買い物を済ませたい方は積極的に活用するとよいでしょう。また、メーカーのオンラインストアを利用すると、さまざまな特典やキャンペーンが適用される場合があります。

ほかの購入場所よりも安く買える可能性もあるため、特定の完全食を探している方はまずメーカーの公式サイト確認して価格を比べてみることをおすすめします。

コンビニで買える完全栄養食の種類

コンビニで買える完全栄養食の種類の一例は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

食事系

食事系の完全食は、主食の置き換えに適したタイプです。ごはん、パン、パスタ、麺とさまざまなメニューが開発されており、本格的な味わいの商品も増加傾向にあります。

完全食は「まずくて続かない」と感じている方も少なくありませんが、最近の商品はフレーバーが豊富だったり、アレンジも楽しめたりと、おいしさも追求しながら飽きずに続けられる工夫がされています。

完全食には腹持ちのよさにかかわる食物繊維量も十分に含まれているため、意識的によく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、満腹感が持続するため、少量でも普段の食事と変わらない満足感が得られるでしょう。

インスタントタイプは手軽な食事を摂りたい方に向いており、調理が必要なタイプは家族や友人との食事を楽しみたい方におすすめです。

飲み物系

飲み物系の完全食は、食事よりも短時間で効率的な栄養摂取が必要な場面に適した商品です。咀嚼の必要がなく簡単に飲み込める飲み物系は、体調を崩したときや食事を摂る時間がないときにも向いています。

食事系と異なり満足感は得にくいため、1食としてではなく間食や補食として取り入れたほうがよいでしょう。

お菓子系

お菓子系の完全食はグミやアイス、クッキー、チョコレートなどバリエーションが豊富です。低糖質低カロリーの商品であれば、ダイエット中でも罪悪感なく食べられて、食事制限のストレス解消にも役立ちます。

空腹に耐えられずダイエットに失敗した経験がある方、糖質制限中にどうしても間食がやめられない方は、普段のおやつを200kcal以内の完全食に置き換えるとよいでしょう ※1。少量の間食でも満足感を得るためには、ハードグミやシリアルバーなどの噛み応えのある完全食がおすすめです。

粉系

粉系の完全食は、主に水や牛乳に溶かして摂取する商品で、料理に混ぜるタイプもあります。持ち運びしやすい粉系の完全食は、ジムや職場などの外出先で栄養補給したい方に向いています。

自炊が得意な方は、料理に混ぜるタイプの完全食を取り入れてみるとよいでしょう。コンパクトで置き場所に悩まないメリットがありますが、水分がないと摂取できないデメリットもあります。

完全栄養食の選び方

完全栄養食を選ぶ際は、次の3つを重視するとよいでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

栄養バランス

完全食を選ぶ際に最も重視すべき点は、栄養バランスです。完全食は基本的に五大栄養素を中心に必要な栄養素が含まれていますが、栄養素の数や割合は商品ごとに異なります ※2。

配合されている栄養素の種類、バランスのグラフをよく確認して、より多くの栄養素を万遍なく摂取できる完全食を選ぶとよいでしょう。

ライフスタイル

完全食には食事系、飲み物系、お菓子系とさまざまなタイプがあるため、ライフスタイルに適した商品を選びましょう。たとえば、主食として完全食を取り入れたい場合には、そのまま食べられるパンやインスタントタイプを選ぶと、手軽に食事を済ませられます。

アレンジして本格的な味を楽しみたい方、自炊が得意でひと手間加えたい方は、食パンや乾麺を選ぶとよいでしょう。食事の時間が取れないときには飲み物系の完全食を、トレーニング前後に捕食を摂取したいときには飲み物系かお菓子系の完全食が適しています。

完全食は充実したラインナップの中から、自身のライフスタイルに適した商品を選ぶことをおすすめします。

価格

栄養バランスの乱れを改善するためには、完全食の摂取を継続する必要があります。無理なく続けられるよう、自身の予算に見合う価格の商品を選んだほうがよいでしょう。

3食のうち1食を完全食にする場合の相場は、300～500円程度です。「高いほうが栄養素が多くバランスもよい」とは考えず、栄養素の種類もバランスも優れているコストパフォーマンスのよい商品を見つけることをおすすめします。

コンビニで購入できるリーズナブルで栄養面も優れている完全食には、BASE FOODシリーズや日清の完全メシシリーズなどが挙げられます。※15

コンビニで購入できるおすすめの完全栄養食

コンビニで購入できるおすすめの完全栄養食3選は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

BASE BREAD

BASE BREADには、次のような種類のパンが取り揃えられています。

BASE BREADシリーズは、1食（2袋）に33種類もの栄養素が含まれており、1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる完全食です。※16 コンビニで購入する際は、非常に充実しているフレーバーの中から、そのまま食べられる菓子パンか総菜パンを選ぶとよいでしょう。

ふんわりとしたパンが好みの方にはこしあんが、満足感のあるパンを求めている方にはカレーがおすすめです。低糖質でGI値が低い全粒粉を主原料に製造しているBASE BREADは、穀物由来の食物繊維と主に植物由来のたんぱく質を豊富に摂取できます。※20

ビタミンとミネラルは26種類も配合されており、栄養バランスの整った食事が一品で成立します。

BASE Cookies

BASE Cookiesには、次のような種類のクッキーが取り揃えられています。

三大栄養素に加えて、ビタミンとミネラルを26種類も摂取できるBASE Cookiesは、十分な食事が摂れなかったときの捕食や、小腹が空いたときの間食に適している完全食です。※18 ペッパーやチーズはお酒のおつまみにしても合うでしょう。

いずれのフレーバーも1袋で7g前後のたんぱく質を摂取でき、カロリーは200kcal以内です。コンビニでお菓子を買う際は、健康の維持と増進にも役立つBASE Cookiesを選ぶとよいでしょう。

日清完全メシシリーズ

日清完全メシシリーズの主なラインナップは、次のとおりです。

上記は完全メシシリーズの一部で、ほかにも多くの商品が販売されています。完全メシシリーズは、1食に33種類もの栄養素が含まれており、三大栄養素の配合バランスは理想的です。

インスタント食品のパイオニアである日清食品らしく、いずれの商品も特別な調理は不要で、栄養バランスのよい食事が手軽に摂取できます。2022年～2024年の累計出荷数が3,000万食を超えた人気商品で、主要な栄養素のバランスを適切に調整した食の証である「最適化栄養食」に認定されています。

日清食品の完全メシシリーズは健康的な食事を簡単に済ませたい多忙な方にも、トレーニング中にジャンクな食事を摂りたくなった方にもおすすめです。

BASE FOODはコンビニより通販がお得

BASE FOODをお得に購入したい方には、コンビニより公式サイトから申し込める通販のほうがおすすめです。※21 BASE FOODの購入に公式サイトの通販をおすすめする主な理由は、次の2つです。

BASE FOODの種類や充実したラインナップも併せて、詳しく解説します。

継続コースは初回限定20%OFF

4週ごとに商品が届くBASE FOODの継続コースは全商品初回限定で20％OFF、2回目以降は10％OFFが適用されてお得です。※21 コンビニやスーパー、ECサイトで購入するよりも安く購入できるため、日々の食事にBASE FOODを取り入れたい方は積極的に継続コースを活用するべきです。

BASE FOODの商品は賞味期限が長いロングライフ製造で、一度に1か月分まとめ買いしても問題なく食べ切れるでしょう。継続コースには複数のセットが用意されており、商品を選ぶ手間がかかりません。

選んだセット内容のカスタマイズも可能で、好みの商品を中心に購入したい方のニーズにも対応しています。BASE FOODを続けようと考えている方は、お得で便利な継続コースに申し込むとよいでしょう。※21

回数縛りなしで安心

健康食品や栄養食品の定期便は回数縛りが設けられているケースも少なくありませんが、BASE FOODでは回数縛りはありません。継続してみて合わないと感じたら、もちろん違約金なしでいつでも解約できるため安心して試せます。

継続コースの解約はコールセンターに連絡する必要はなく、公式サイトのマイページから自身で簡単に手続き可能です。コールセンターでの手続きだと待ち時間が長かったり、仕事の都合で対応時間に連絡できなかったりするケースがありますが、マイページからなら都合のよいタイミングで手続きできます。

安心して利用できるシステムが充実しているBASE FOODの継続コースは、気軽に申し込めておすすめです。

BASE FOODの種類

定期的に新商品を開発しているBASE FOODは商品の種類もフレーバーも充実しており、食べ飽きせずに続けられます。現在販売されている主な商品の種類は、次のとおりです。

種類が充実しているからこそ好みの商品を見つけやすく、ダイエットやトレーニング中の食事も楽しくなるでしょう。※14

コンビニの完全栄養食に関するよくある質問

コンビニの完全栄養食に関するよくある質問は、次の3つです。

それぞれ詳しく回答します。

完全食のみで生活してもよい？

完全食のみの生活は栄養面的に不可能ではありませんが、おすすめはできません。主な理由は、3食完全食に置き換えることでカロリーが不足し、さまざまな不調を引き起こす可能性が高まるためです。

ダイエット中には摂取カロリーを抑える食事制限に取り組む方も多いですが、極端にカロリーを抑えるとエネルギー不足となり集中力の低下や頭痛、倦怠感、便秘などの症状を引き起こします。ほかにも、食事に楽しさを感じられなくなる、食事を通した他者とのコミュニケーションが減るなどの影響も出るでしょう。

完全食は3食のうち1食で十分効果を期待できます。また、必ず毎日食べる必要もなく、BASE FOODでは小学校の給食と同等の頻度となる4週で20食を摂取量の目安としています。

おすすめの飲み物は？

飲み物系の完全食は、次のような種類がおすすめです。

飲み物系の完全食は、食事系よりも手軽に栄養補給ができておすすめですが、取り扱う店舗が限られており、コンビニでの購入は難しいです。最もお得に購入できる可能性の高い公式サイトを確認してみるとよいでしょう。

完全食でダイエットできる？

栄養素のバランスがよく、低カロリー高たんぱくの完全食はダイエット中の主食の置き換えや間食にも適しています。3食のうち1食を完全食に置き換えれば、カロリーや脂質をセーブでき、ダイエット中に重要なたんぱく質や食物繊維を効率効率的に摂取できます。

さらに、栄養素の働きをサポートするビタミンやミネラルも補給できるため、続けることで痩せやすい身体に近づけるでしょう。

まとめ

1日に必要な複数の栄養素がバランスよく含まれている栄養完全食は、ダイエット中の食事に適しているうえ、生活習慣病予防や健康増進にもよい影響を与えます。3食のうち、まずは1食から完全食に置き換えるだけでも効果が期待できるため、無理なく購入できる価格帯で栄養バランスが優れている商品を選ぶとよいでしょう。

コンビニでも購入できますが取り扱う商品には限りがあり、スーパーや通販サイトのほうがラインナップは充実しています。最安値で購入できる可能性が高いのは、キャンペーンや特典が用意されているメーカーの公式サイトです。

完全食をコンビニで購入する際は、BASE BREADやBASE Cookies ※16※18、日清完全メシシリーズがおすすめです。中でも、主食も間食もカバーできるBASE FOODの商品は取り扱うコンビニも多く、手に入りやすいでしょう。

継続を希望する方は、割引特典が受けられて回数縛りがない継続コースを利用すると、BASE FOODの全商品がお得に購入できます。※21 栄養バランスの乱れ改善に効果的な完全食を適切に取り入れて、健康的な身体づくりに取り組みましょう。

※ クーポンは予告なく終了する可能性がございます。現在継続コースを利用されていない方のみ（おひとり様一回限り）。クーポンコードが自動入力されていない場合は、ご自身で入力お願いいたします。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省 e-ヘルスネット｜間食のエネルギー
※2 神奈川県｜基本となる5つの栄養素（五大栄養素）をバランスよくとろう

※商品の情報は公式サイトを参考にしています
※本記事の情報は2024年12月時点のものです。
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