サラダチキンは、低カロリーかつ低糖質、低脂質の食品です。また、タンパク質が豊富に摂取できるため、ダイエットや筋トレ中の食事として重宝します。
サラダチキン100gに含まれるタンパク質量は25g程度で、1日に必要なタンパク質の多くが補える計算です。本記事では、サラダチキンに含まれるタンパク質について紹介します。
ファミマやローソン、セブンイレブンなどのコンビニで購入できるおすすめのサラダチキンも紹介するため、お気に入りを見つけたい方はぜひ参考にしてみてください。
サラダチキンのカロリー・タンパク質量は?
サラダチキンは、鶏肉のむね肉やささみを蒸した商品です。低カロリーでタンパク質が豊富に摂取できるイメージがありますが、具体的な数値を把握している方は少ないでしょう。
ここからは、サラダチキンのカロリーとタンパク質について詳しく解説します。ダイエットや筋トレ中の方におすすめのタンパク質豊富な完全栄養食も紹介するため、食事の幅を広げたい方はぜひ取り入れてみてください。
カロリー
コンビニやスーパーで販売されているサラダチキンは、100gあたり120kcal程度です。文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、若どりのむね肉(皮なし)100gあたりのカロリーは105kcalで、サラダチキンは味付けによりエネルギー量が少し増えていると考えられます。
低カロリーでヘルシーなサラダチキンですが、種類豊富に販売されており、商品によりカロリーが高いものや糖質、脂質を多く含むものもあります。購入する際は、必ず栄養表示を確認しましょう。
タンパク質
サラダチキンは、主に鶏むね肉やささみが使用されており、タンパク質を豊富に摂取できます。コンビニで販売されているサラダチキン100gあたりに含まれるタンパク質量は、25g程度です。
また、文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、若どりのむね肉(皮なし)100gに含まれるタンパク質は約23.3gです。体重50kgの方は1日に約32.5gのタンパク質が必要であることを考えると、100gのサラダチキンで必要量の70%以上のタンパク質が摂れる計算になります※1。
筋力アップのためにタンパク質を豊富に摂取したい方には、非常に便利な食品といえるでしょう。
低カロリー・高タンパクのBASE FOOD
ダイエットや筋トレに取り組んでいる方には、BASE FOODもおすすめです。BASE FOODは1食で1日に必要な栄養素の1/3が摂取できる完全栄養食であり、タンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが手軽に補えます※15。
また、低カロリーでヘルシーな点も大きな魅力です。原材料に使用されている全粒粉は、小麦を表皮や胚芽のまま粉にしたもので、糖質量が少なく栄養価が高い特徴があります.
※20
したがって、BASE FOODはダイエットや筋トレ中でも罪悪感なく食べられ、健康的な食事のサポートに役立ちます※14。朝食に重宝するBASE BREADや満足感が得られるBASE PASTA、おやつに取り入れやすいBASE Cookiesなど種類豊富に楽しめるため、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
サラダチキンのタンパク質以外の栄養素
サラダチキンの栄養素といえばタンパク質のイメージが強いものの、ほかにもさまざまな栄養素が含まれます。サラダチキンに含まれる主な栄養素は次の5つです。
- 炭水化物
- 脂質
- アミノ酸
- ミネラル
- ビタミン
それぞれの栄養素の特徴、さらには体に与える効果について詳しく解説します。
炭水化物
炭水化物は、脂質とタンパク質とともに三大栄養素の一つです。炭水化物の特徴と、摂取する際の注意点についてまとめました。
炭水化物の特徴 |
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摂取する際の注意点 |
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炭水化物は、筋肉量の維持に重要な栄養素です。筋肉量が減少すると基礎代謝が低下し、期待するダイエット効果や筋トレ効果が得られない可能性があります。
しかし、過剰摂取はダイエットの妨げとなるため、摂取量に注意しましょう。
脂質
脂質も、エネルギーとして欠かせない栄養素です。脂質の特徴と、摂取する際の注意点についてまとめました。
脂質の特徴 |
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摂取する際の注意点 |
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体に必要不可欠なエネルギー源ではありますが、肥満や生活習慣病の大きな原因にもなります。サラダチキンに含まれる脂質の量は、比較的少ないため安心して食べられるものの、摂りすぎには注意しましょう。
アミノ酸
アミノ酸はタンパク質の原料となる栄養素です。アミノ酸の特徴と、摂取する際の注意点をまとめました。
アミノ酸の特徴 |
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摂取する際の注意点 |
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筋肉量の維持のみならず、筋肉の疲労軽減効果も期待できるため、筋トレに取り組んでいる方はサラダチキンを活用して積極的に摂取しましょう。
ミネラル
ミネラルは、体に微量に存在する栄養素で、代表的なものにカルシウムやマグネシウム、鉄などがあります。ミネラルの特徴と、摂取する際の注意点についてまとめました。
ミネラルの特徴 |
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摂取する際の注意点 |
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サラダチキンに含まれるミネラルは少量の場合が大半です。サラダチキンとあわせてチーズやナッツを食べることで、不足しているミネラルが補えます。
またサラダチキンでスープを作る際は、ミネラルが豊富な水を活用するとよいでしょう。
ビタミン
ビタミンは、ほかの栄養素の吸収を促す重要な栄養素です。ビタミンの特徴と摂取する際の注意点についてまとめました。
ビタミンの特徴 |
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摂取する際の注意点 |
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ダイエットや筋トレ中の方は、タンパク質の代謝を促すビタミンB6の摂取がおすすめです。しかし、ビタミンB6は水溶性のため体内に貯蔵できません。サラダチキンを活用して、こまめに補いましょう。
タンパク質豊富なサラダチキンのメリット
カロリーが低くタンパク質が豊富な点はよく知られていますが、ほかにもさまざまなメリットがあります。ここからは、サラダチキンの主なメリットを3つ紹介します。
糖質が控えめ
サラダチキンの魅力の一つに、糖質が控えめな点が挙げられます。コンビニの商品のなかには「糖質0g」をアピールしているものもあるほどです。
糖質の過剰摂取は、血糖値の急上昇を招く大きな原因です。血糖値が急上昇するとインスリンが分泌され、糖分を脂肪に変えて体内に蓄積させます。
結果的に太りやすい体質となるため、ダイエット中や筋トレ中は糖質の摂取量に注意が必要です。サラダチキンであれば多くの商品が糖質控えめで、食事に取り入れやすい点がメリットです。
ただし、味付けにより糖質量が多い商品もあるため、購入する際はかならず栄養表示を確認しましょう。
脂質が少ない
チキンは牛肉や豚肉と比較して、脂質が少ない肉です。またサラダチキンには皮が含まれないため、さらに脂質量が少なく抑えられます。
脂質が少なく淡泊な味ですが、ハーブ味やカレー味などの味付けを工夫した商品が多くあり、飽きずに食べられる点も魅力です。種類を変えることでさまざまな味が楽しめるため、ダイエットが続かない飽き性な方でも継続しやすいでしょう。
ビタミンB6が豊富
サラダチキンにはビタミンB6が豊富に含まれています。ビタミンB6はタンパク質の代謝を促進し、エネルギーに変えやすくする働きがあります。
タンパク質とビタミンB6を同時に摂取することで、効率的にエネルギーを吸収できるでしょう。また脂質の代謝や免疫機能の維持にも関与しており、健康を維持するために欠かせないビタミンの一つです。
サラダチキンはビタミンB6を多く摂取でき、ダイエット中の方のみではなく、健康的な食事をしたい方にもおすすめです。
タンパク質豊富なサラダチキンのデメリット
低カロリーでありながら、タンパク質やビタミンB6が豊富に含まれるサラダチキンですが、デメリットも存在します。ダイエットや筋トレの効果を高めるためにも、デメリットを理解しておきましょう。
ここでは、サラダチキンの主なデメリットを3つ紹介します。
食品添加物が使用されている
サラダチキンに含まれる食品添加物には、次のものが挙げられます。
- 加工でんぷん
- 塩化カリウム
- リン酸ナトリウム
- 香料
加工でんぷんは、食品のうまみを逃がさないために使用されます。一方で塩化カリウムやリン酸ナトリウムは、人工的に製造された塩で、食品の味付けや肉を柔らかくする役割があります。
食品添加物は日本で販売されている多くの食品に使用されており、サラダチキンにのみ多く含まれているわけではありません。また、食品衛生法により使用可能な食品添加物や量が定められ、厳格に管理されています。
健康に害を及ぼす可能性は低いですが、食べ過ぎには注意が必要です。無添加のサラダチキンも販売されているため、食品添加物が気になる方はコンビニやスーパーで探してみましょう。
健康を害する可能性がある
サラダチキンは加工食品です。加工食品とは、動物や植物などの素材に加工、調理を施した商品です。食品の品質保存や栄養素量の改善、色、香り、味などの嗜好性を向上するためなど、さまざまな目的で調味や加熱がおこなわれます。
サラダチキンは加工の過程でチキンを塩漬けにする場合もあり、塩分が多く含まれます。塩分の摂りすぎは、高血圧を引き起こしたり、肥満につながったりする可能性があります。
商品に表示される成分を確認し、塩分や脂質が多い場合は食べる量を少なくしたり、加工されていない食材とあわせて食べたりなど工夫しましょう。
食品の産地の多くが海外産
サラダチキンに使用されるチキンは、海外産が多く不安を感じる方も多いでしょう。海外産の場合、日本で承認されていない飼料が使用されている可能性があり、体への害が心配です。
たとえば、肥育ホルモンを使用して鶏を育てている国もあります。肥育ホルモンは日本国内で動物用医薬品としての承認はなく、飼料添加物としても指定されていません。
日本では使用できない薬剤を用いて飼育されている国があり、海外産のチキンは国産とは異なる基準で製造されている点に注意が必要です。
サラダチキンの選び方は?タンパク質以外で確認すべき点
サラダチキンは種類豊富なため、選び方に迷う方も多いでしょう。カロリーやタンパク質量のみならず、次の3つの点にも注目してみましょう。
- 味付け
- サイズ
- 形状
それぞれの特徴やメリットについて解説するため、ぜひお気に入りのサラダチキンを見つけてください。
味付け
サラダチキンの味付けには多くのバリエーションがあります。例として、次のものが挙げられます。
- プレーン
- ハーブ
- スモーク
- 照り焼き
ダイエット中や筋トレ中は、食事の幅が狭くなりがちでストレスに感じる方もいるでしょうか。さまざまな味付けを取り入れれば、飽きずに楽しめる点がサラダチキンの大きなメリットです。
ただし、味付けが濃いものは塩分や食品添加物の過剰摂取につながります。必ず栄養表示を確認しましょう。
サイズ
サラダチキンは、商品ごとに大きさが異なります。サイズが大きければ、当然カロリーや糖質量が多くなるため、比較しながら選びましょう。
コンビニの商品の多くが100g前後です。物足りなさを感じる場合は、サラダやスープなど栄養価の高い食材をプラスするとよいでしょう。卵やチーズ入りのものであれば、さらにタンパク質が補えます。
形状
コンビニやスーパーで販売されているサラダチキンは、さまざまな形状をしています。代表的なものは次のとおりです。
- ブロックタイプ:幅広い食べ方を楽しみたい方におすすめ
- スティックタイプ:トレーニング中も手軽に食べたい方におすすめ
- スライスライプ:料理に活用したい方におすすめ
- ほぐしタイプ:サラダや麺類にトッピングしたい方におすすめ
食べるシーンを想像し、最適な形状のものを選びましょう。
コンビニでも買えるタンパク質豊富なサラダチキン7選
コンビニやスーパーなどで販売されている商品から、タンパク質豊富なおすすめのサラダチキン7選を紹介します。どちらの商品を選べばよいのか迷う方は、ぜひ参考にしてお気に入りを見つけてみましょう。
また、最後にはサラダチキン以外のおすすめ商品を紹介します。
ローソン サラダチキン ハーブ
ローソンの「サラダチキン プレーン」は、塩味と旨味、甘みのバランスを考えて作られた商品です。24.9gの豊富なタンパク質が摂取できます。
シンプルな味付けのため、料理に活用したりサラダや麺類にトッピングしたりとさまざまな食べ方が楽しめます。
内容量 | 110g |
エネルギー | 116kcal |
タンパク質 | 24.9g |
脂質 | 1.3g |
糖質 | 1.0g |
食塩相当量 | 1.2g |
原産国 | タイ |
ローソン基準価格 | 279円 |
※価格はすべて税込表記です。
プリマヘルシー サラダチキン プレーン
九州産鶏肉を使用しており、安心して食べられるサラダチキンです。味付けに使用される塩は長崎県五島灘産で、安全性と味にこだわりがあります。
柔らかくてジューシーという口コミが多く、袋から出してそのまま食べてもおいしい点が魅力です。切って盛り付けるのみで、おかずが一品増やせます。
また糖質が0gに抑えられています。タンパク質は豊富に摂取したいが、糖質は抑えたい方におすすめです。
内容量 | 100g |
エネルギー | 108kcal |
タンパク質 | 22.8g |
脂質 | 1.7g |
塩分 | 1.6g |
原産国 | 日本 |
いなば食品 サラダチキン ブラックペッパー
しっとりと柔らかく、お箸で簡単にほぐれます。パスタの具材として利用したり、スープに入れたりする際などでも簡単に小さくできて便利です。
ブラックペッパーで味付けされており、パンチが効いた味が特徴です。またリン酸塩や発色剤は添加されていません。健康に配慮された商品といえるでしょう。
通常、サラダチキンは冷蔵保存が必要ですが、常温でも保存できます。冷蔵庫から出したばかりの冷たいチキンを食べたくない方にもおすすめです。
内容量 | 90g |
エネルギー | 104kcal |
タンパク質 | 18.6g |
脂質 | 2.2g |
塩分 | 1.1g |
原産国 | タイ |
ファミリーマート サラダチキン 3種のハーブ&スパイス
ファミリーマートの「サラダチキン 3種のハーブ&スパイス」は、国産の鶏肉を使用したサラダチキンです。加工も国内の工場でおこない、品質管理が徹底されているため安心して食べられます。
さわやかな風味が特徴的で、タンパク質が豊富な点はもちろん、糖質0gである点もダイエットや筋トレ中の方には大きなメリットです。
内容量 | 100g |
エネルギー | 119kcal |
タンパク質 | 22.6g |
糖質 | 0g |
原産国 | 日本 |
ファミリーマート通常価格 | 268円 |
※価格はすべて税込表記です。
内野家 国産鶏サラダチキン(長ネギ&生姜蒸し鶏風)
国産鶏を使用し、長ネギと生姜で蒸し鶏風に仕上げたサラダチキンです。袋を開けて盛り付けるのみで、おかずを一品増やせます。化学調味料・保存料・着色料など、食品添加物は使用しておらず、安心して食べられる点も魅力です。
また未開封の場合は常温保存が可能で、オンラインでまとめ買いしても保存場所に困ることがありません。ただし、開封後は冷蔵保存が必要です。
内容量 | 100g |
エネルギー | 152kcal |
タンパク質 | 30.1g |
脂質 | 2.5g |
塩分 | 0.2g |
原産国 | 日本 |
公式サイト価格 | 421円 |
※価格はすべて税込表記です。
セブンイレブン サラダチキン プレーン
塩を控えて薄味に仕上げられたサラダチキンです。糖質が0gのため、ダイエット中の方や健康的にタンパク質を摂取したい方におすすめです。
あっさりとした味で、アレンジせずともおいしく食べられます。パスタやサラダなどとあわせて食べても、ほかの食材の味を損なうことがありません。さまざまな用途に活用できる商品です。
内容量 | 100g |
エネルギー | 114kcal |
タンパク質 | 24.1g |
脂質 | 1.2~2.5g |
塩分 | 1.1g |
原産国 | タイ |
公式サイト価格 | 257円 |
※価格はすべて税込表記です。
アマタケ サラダチキンむね一枚肉ハーブ 冷凍
岩手県で育てたフランス赤鶏を使用したサラダチキンです。こだわりの飼料と綺麗な水で育った赤鶏は、臭みが少ない点が特徴です。
フランス産岩塩のまろやかな塩味と、パセリやバジル、オレガノ、タイム、ローズマリーの5種のハーブが合わさり、豊かな香りが楽しめます。冷凍保存のため、まとめ買いして冷凍庫に保存できる点も便利です。
食べたいときに、すぐに解凍して活用できます。夕食のメニューで悩んでいるときに大活躍する商品です。
内容量 | 100g |
エネルギー | 109kcal |
タンパク質 | 23.1g |
糖質 | 2.2g |
原産国 | 日本 |
公式サイト価格 | 310円 |
※価格はすべて税込表記です。
BASE FOODはコンビニで買える完全栄養食
コンビニで買えるタンパク質豊富な商品を探している方は、BASE FOODも試してみてください。タンパク質のみならず、食物繊維やビタミン、ミネラルが手軽に補える完全栄養食です※15。
とくにコンビニで買えるBASE BREADは、袋を開ければそのままおいしく食べられます。仕事の合間に小腹を満たす際や、トレーニング中の栄養補給におすすめです。
「サラダチキンの濃い味が苦手」「もっと手軽にタンパク質を摂取したい」と考える方は、食生活にBASE FOODを取り入れてみましょう。
筋トレ・ダイエット時のサラダチキンの食べ方
タンパク質を多く摂取するために、サラダチキンを食べる方も多いのではないでしょうか。サラダチキンは筋力アップやダイエットに有効な食品ですが、体にはタンパク質以外の栄養素も必要です。
ここでは、健康的にタンパク質を摂取できるサラダチキンの食べ方を紹介します。
ビタミンC・B群を同時に摂る
サラダチキンをビタミンC・B群と同時に摂ると、栄養素を効率的に吸収できます。ビタミンCは、毛細血管や歯などを正常に保つ役割があるほか、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を高める働きがあります。
ビタミンCは野菜や果物に含有され、とくにブロッコリーやキウイフルーツに多く含まれる栄養素です。サラダチキンに野菜を足してサラダにしたり、デザートとして果物を取り入れたりするとよいでしょう。
ビタミンBは、タンパク質や脂質の代謝を促進し、体内でエネルギーに変換しやすくする働きがあります。サラダチキンから豊富に摂取したタンパク質を効率的に吸収できます。
ビタミンBが多く含まれる食材は、ほうれん草やアーモンドなどです。ビタミンC、B群ともに水溶性のため、尿から体内に排出されやすい性質があります。食事からこまめに補い、必要な量を維持しましょう。
塩分に注意する
サラダチキンは、加工の過程でチキンを柔らかくするため塩が多く使用されます。また味付けにも塩が使用され、塩分が多い点がデメリットです。
塩分を摂りすぎると、高脂血症や高血圧などの生活習慣病につながります。健康維持を目的として低カロリーで高タンパク質のサラダチキンを食べているにもかかわらず、知らないうちに塩分超過になる可能性があります。
サラダチキンを食べる際は、含まれる塩分の量に注意しましょう。また日本食には、塩分が多い食事があります。
たとえば、味噌汁には多くの塩分が含まれます。減塩タイプの食品を使用したり、塩分の少ない食材とあわせたりして食べるようにしましょう。
足りない栄養を補う
低カロリー高タンパク質のサラダチキンですが、原料である鶏肉はビタミンC、D、Eが少なく、食物繊維は含まれていません。ビタミンが不足すると免疫力が落ちたり、疲れやすくなったりします。
また食物繊維は腸内環境を整え、便通を改善する働きがあります。サラダチキンのみでは不足する栄養素があるため、別の食材とあわせて食べて補うようにしましょう。
食物繊維が豊富に含まれる海藻や、豆類を意識的に摂ることをおすすめします。サラダチキンでスープを作る際に、わかめやきのこを足せば、食物繊維を簡単に補えます。
BASE FOODならタンパク質の吸収効率UPが期待できる!
ベースフードは1日に必要な栄養素の1/3を手軽に補給できる完全栄養の主食です。※15
タンパク質に加えて吸収を助けるビタミンB群も配合されているため、吸収効率の向上が期待できます。また、26種のビタミンやミネラル、食物繊維などもまとめて摂取できる点も魅力です。商品のレパートリーはパンやパスタ、クッキーなどがあり、忙しい合間にサクッと栄養補給できるでしょう。
サラダチキンのみで栄養の偏りが心配な方は、ぜひ完全栄養食のベースフードを取り入れてみてください。※15
BASE FOODの種類
BASE FOODは、BASE BREADやBASE PASTA、BASE Cookiesなど種類豊富に展開されています。マンネリ化しやすいダイエットや筋トレ中の食事の幅を広げるため、飽きずに取り入れられます※14。
パンタイプの完全栄養食であるBASE BREADは、朝食やトレーニング中の栄養補給に最適です※16。食パンタイプやスティックタイプなどさまざまなラインナップがあり、シーンを選ばず食べられます。
パスタタイプの完全栄養食であるBASE PASTAは、ボリューミーな食事を摂りたい方におすすめです※17。茹で時間が短く、仕事や家事が忙しい方でも手軽に取り入れられます。
また、おやつに最適なBASE Cookiesにも注目してみましょう。
継続コースがお得
BASE FOODは、コンビニで手軽に買える商品もありますが、お得に購入したい方には公式サイトから契約できる継続コースがおすすめです。初回は20%OFF、2回目以降も10%OFFの価格で購入可能です※21。
継続コースとは、毎月自宅にBASE FOOD商品が届くサービスで、買いに出かける手間が省けるため無理なく続けられるでしょう。セット内容が、ライフスタイルや好みにより、自由に組み合わせられる点も大きな魅力です。
ダイエットや筋トレ中の食事に悩む方は、ぜひBASE FOODを試してみてください※14。
【食事の種類別】サラダチキンの人気アレンジレシピ5選
サラダチキンを飽きずに食べ続けるための工夫として、アレンジレシピの活用するのもおすすめです。ここからはサラダチキンの人気アレンジレシピを5種類紹介します。
タンパク質のみならず、さまざまな栄養素が摂取できるレシピばかりであるため、ぜひ実践してみましょう。
野菜も摂れる朝食サラダチキン
サラダチキンを朝食として食べる場合には、エネルギー源となる糖質食品との組みあわせがおすすめです。
【材料(1人分)】
- サラダチキン 50g
- パン(ホットドッグロール) 1個
- レタス 2枚
- トマト 30g
- コーン缶詰 20g
- ドレッシング お好みで
【作り方】
- サラダチキンとトマトを挟みやすいようにスライスする
- ホットドックロールにレタス、サラダチキン、コーンの順に挟む
- 好みのドレッシングをかける
食材をカットすれば手軽に食べられるため、忙しい朝にも準備しやすいメリットがあります。摂取カロリーが増えすぎないよう、胡麻ドレッシングのような高脂質のドレッシングは避けることもポイントです。
柚子胡椒やカレーのような味付けの濃いサラダチキンを選べば、ドレッシング不要でおいしく味わえます。
腹持ち抜群なお弁当サラダチキン
お弁当は照り焼きのような甘辛い味付けがよくあいます。照り焼き味のサラダチキンが見つからない場合は、自作のたれを加えてお弁当のおかずとして食べやすいようアレンジしましょう。
【材料】
- サラダチキン(プレーン) 100g
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
【作り方】
- サラダチキンは食べやすいようにスライスする
- 醤油とみりんと砂糖を鍋で軽く煮詰め、アルコールを飛ばしてとろみをつける
- お弁当に盛り付けたサラダチキンの上からかける
上記は照り焼きの味付けを紹介しましたが、中華ソースやデミグラスソースとも好相性です。お弁当に入れたサラダチキンをよりおいしく食べるため、さまざまな味付けを活用しましょう。
高タンパク質のおつまみサラダチキン
手軽に食べられるサラダチキンをおつまみに活用したい場合には、食べ方の楽しさにもこだわりたいものです。今回はレタスを活用してサラダチキンを生春巻き風に楽しめるレシピを紹介します。
【材料】
- サラダチキン 100g
- レタス 6~7枚
- 豆苗 1/2株
- キムチ 適量
【作り方】
- サラダチキンは手で割いて細長く千切る
- 豆苗は根本から切り落とす
- レタスに豆苗を半分に畳んで入れ、サラダチキンとキムチを盛り付ける
- 手巻き寿司の容量で巻いて食べる
十分に味のついたキムチを加えることで、レタスや豆苗への味付けなしでも十分においしく味わえます。低糖質かつ高タンパク質で、巻く工程を含めて楽しく食べられるため、ぜひお酒の場に取り入れてみましょう。
上品フレンチ!サラダチキンのラタトゥイユ
サラダチキンを本格的な料理に活用したい場合には、トマトベースで濃い味付けのラタトゥイユがおすすめです。味のクセのないサラダチキンは煮込み料理の具材としても相性がよいため、鶏むね肉の代用品として馴染みやすいでしょう。
【材料(4人分)】
- サラダチキン(プレーン) 200g
- ナス 1本
- 玉ねぎ 1個
- ズッキーニ 1本
- ホールトマト缶 1缶
- 固形コンソメ 1個
- 塩こしょう 少々
【作り方】
- サラダチキンを一口大サイズにカットする
- ナスとズッキーニは半月切り、玉ねぎはくし切りにする
- 鍋にサラダ油(分量外)を薄く引いて、野菜とサラダチキンを加えて炒める
- 軽く焦げ目が付いたらホールトマト缶と固形コンソメを加える
- 全体が煮立ったら火を弱めて10分煮込む
- 塩こしょうで味を調える
余ったホールトマト缶はジップロックに詰め替えて密閉すると冷凍で保存できます。ホールトマト缶が使いづらいと感じる場合には、トマトとトマトジュースでも代用できるでしょう。
野菜をたっぷり摂取でき、ボリュームもあるためダイエット中の物足りなさを解消する目的でも役立ちます。
夏にぴったり!お手軽サラダチキンうどん
夏バテ防止のためにはエネルギー源となる糖質補給が肝心です。しかしうどんやそうめんなど、のど越しのよいものばかりでは栄養素の偏りが生じやすいため、トッピングを豊富に取り入れて栄養バランスを整える必要があるでしょう。
サラダチキンは調理不要でボリュームを大幅にアップでき、タンパク質の強化にもつながるため、台所に立つ時間を極力減らしたい暑い時期にもおすすめです。
【材料(1人分)】
- サラダチキン(プレーン) 100g
- うどん 1玉
- きゅうり 1/2本
- めんつゆ 適量
- ごま油 小さじ1
【作り方】
- サラダチキンを手で細く割くように千切る
- きゅうりは千切りにする
- うどんを茹でてから冷水にさらし、器に盛り付ける
- きゅうりとサラダチキンをトッピングして、めんつゆとごま油を回しかける
きゅうりと鶏肉でバンバンジー風に仕上げています。冷やし中華や蕎麦のトッピングとしても活用できるでしょう。
ごま油はあくまで風味付けのために使用するものです。量が増えると摂取カロリーの増大につながるほか、サラダチキンでセーブした脂質を余分に摂りすぎることになるため注意しましょう。
サラダチキンに関するよくある質問
サラダチキンを食べる際に、よくある質問を紹介します。ぜひ参考にして、健康的にサラダチキンを活用してみてください。
1日に何個まで食べてよい?
1日に3食サラダチキンを食べても、とくに問題はありません。しかし、カロリーを摂りすぎてしまったり、塩分の摂取量が多くなったりする可能性があります。
肥満や高血圧につながるリスクがあるため、食べ過ぎないことが大切です。多くても1日2個までに制限する方がよいでしょう。
サラダチキンに限らず、一つの食材ばかりを食べると栄養が偏ります。可能な限り、さまざまな食材を取り入れるようにしましょう。
サラダチキンを食べるベストなタイミングは?
筋力強化の効果が出るようにサラダチキンを食べたい方は、筋トレ後に食べるとよいでしょう。とくにトレーニング後30分は、タンパク質を吸収するのに最適な時間といわれています。
筋トレ後にサラダチキンを食べれば、筋肉の合成を効率よくおこなえるでしょう。
ただし、筋肉の合成には炭水化物などのカロリーも必要です。サラダチキンのみではなく、米やパンなどから炭水化物もあわせて摂るとよいでしょう。
ダイエットにサラダチキンを活用したい方は、3食のうちの1食を置き換える方法もあります。カロリー摂取を抑えながら必要なタンパク質を補えるため、健康的に瘦せられます。目的に合わせて食べるタイミングを考えましょう。
サラダチキン以外でタンパク質を多く含む食材は?
サラダチキン以外にも、タンパク質を豊富に含む食材は多くあります。ダイエットや筋トレ中におすすめの、手軽に食べられる食材は次のとおりです。
- ゆで卵
- 魚肉ソーセージ
- ツナ缶
- チーズ
また、完全栄養食のBASE FOODであれば、タンパク質の吸収率を高めるビタミンB6を豊富に含みます。ダイエットや筋トレの効果を高めたい方におすすめです。
まとめ
ダイエットや筋トレ中の方には、低カロリーかつ低糖質、低脂質のサラダチキンがおすすめです。ローソンやファミマ、セブンイレブンなどコンビニでの取り扱いが多く、味付けや形状の種類も豊富であるためお気に入りを見つけて食事に取り入れましょう。
飽きずに続けるためにも、本記事で紹介したアレンジレシピを参考にしてみてください。また、サラダチキンの塩分量に不安を感じる方は、完全栄養食のBASE FOODも選択肢に加えましょう。
ビタミンB6によりタンパク質の吸収率が高まるほか、さまざまな栄養素が同時に摂取できます。サラダチキンでは体に必要な栄養素すべてを摂取できないため、ほかの食材も意識的に取り入れて健康維持に努めましょう。
〈参考文献〉
※1 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」