「思いやりのスポーツ」を支える身体づくりの秘訣〜フレスコボール・赤塚 康太さん〜

砂浜の上で、相手選手と協力してラリーをつなぎ、得点を増やしていくという新感覚のビーチスポーツ、フレスコボール。2018年にこのスポーツと出会った赤塚康太さんは、日本代表選手として世界の舞台に立つなどめざましい活躍を見せています。

そんな赤塚さんの身体づくりは、トレーニングも食事もかなり徹底されています。強靭な肉体を支える赤塚さんの生活習慣は、どんなものなのでしょうか?

「思いやりのスポーツ」に魅入られ、日本代表に

ー赤塚さんは、いつフレスコボールと出会ったんですか?

赤塚さん 2018年の6月頃です。僕は小学1年生からずっと野球を続けていて、本気でプロを目指していました。しかし、実力が及ばずにその夢に見切りをつけて、大学を2年生で中退したんですね。

実家へ帰ってしばらく過ごしていたときに、雑貨店でたまたまフレスコボールのラケットを見つけ、最初は友人と趣味ではじめました。

フレスコボールのユニークなところは、ペアでどれだけラリーを続けられるかで得点が決まるという点にあります。野球のキャッチボールのように、取りやすいところへ打つ。一見とてもシンプルなんですが、友人とやってみても、なかなかラリーが続けられませんでした。

僕は当時、SNSでフレスコボールをやっていることを発信していたら、日本代表も務める選手の方々に声をかけてもらえたんです。

ーすごい。SNSから日本トップの選手とつながったんですね。

赤塚さん そうですね。日本ではまだまだ歴史の浅いスポーツなので、先輩たちもどう普及していくか模索中だったんだと思います。そんなとき、僕を見つけてくれたんです。

彼らと練習をする機会を得てからは、上達スピードも早くなりました。うまい人のプレーや技術を間近で見られたのもそうですし、ペアでラリーを続けられるようになったのも大きいですね。僕の打ちやすいところにボールを返してくれるので、自然とボールを落とさず打ち返す回数が増えたので。

フレスコボールは、「思いやりのスポーツ」とも言われます。相手と協力してラリーをつなげていくのは、すごく楽しいんですよ。選手の皆さんは、プレー以外でもとても優しく温かい人が多くて、どんどんこのスポーツの魅力にハマっていきました。

そんなとき、先輩たちが僕に、日本代表でペアを探していた選手を紹介してくれたのです。彼の力も借りて、2019年に大会デビューをして、わずか1年で日本ランキング1位に登り詰め、日本代表にも選出されました。

ーたった1年で、すごく飛躍したんですね。

どんなスポーツにも通用する基礎力をつける

ー赤塚さんは、フレスコボール界できんにくんと呼ばれているのですよね。たしかに、ものすごくたくましい肉体ですね…。

赤塚さん ありがとうございます(笑)。もともと身体を鍛えるのは好きで、本格的なトレーニングは大学入学後に始めました。実際に筋力がつくことで、競技力も向上されたと実感しています。

アスリートのなかでも、トレーニングに対しては「筋肉がつきすぎると動けなくるし、怪我のリスクがあがる」といった誤解があります。SNSやYouTubeで、科学的根拠に基づき、考えて行うトレーニングは、スポーツにも有効だというのを伝えたいですね。

ーどれくらいの頻度でトレーニングしているんですか?

赤塚さん 理想としては、週5回程度はやりたいところですね。いまはフレスコボールの競技力を高めるというより、基礎的な筋力を上げるトレーニングをしています。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの「BIG3」と呼ばれる基本的な種目や、スナッチやクリーンなどのウエイトトレーニングが主体です。フレスコボール以外でも求められる、瞬発力を高めるために取り組んでいるイメージです。

砂浜は不安定なので、体幹トレーニングやバランス系の種目も、今後取り入れていきたいなと考えています。現在は草野球も続けていて、150キロ投げることを目指しているんですけど、身体の基礎能力を高めつつ別のスポーツにも活躍の場を広げていきたいんですよね。

それで僕の存在を知ってもらい、フレスコボール普及につながればなと思っています。

自然と食事をコントロールできる習慣

ー赤塚さんの肉体を支える食事についても、どんなことを意識しているのか教えてください。

赤塚さん トレーニングをはじめた当初、三大栄養素のたんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質はそれこそグラム数も計量して食事を摂っていました。今はそこまで厳密には行っていませんが、「この食べ物はこの栄養素がどれだけ入っているか」を、なんとなく把握できています

その上で、たんぱく質をしっかり摂取する、トレーニングの前後でエネルギー源の炭水化物を摂取するといった工夫をしていますね。ただ、厳密な食事制限などは行っていません。練習やトレーニングで運動量も多いので、エネルギーが不足しないよう意識しています。

ー体重管理はどうしていますか?

赤塚さん 基本的に、試合のある・なしに関わらず体重は維持しています。僕自身は食べることが好きなんですが、無意識で食事量はコントロールできている気がしますね。

ー昔の経験が、体型維持に役立っているんですね。普段良よく食べるものや、避けているものはありますか?

赤塚さん 食材でたんぱく質を摂るようにしていますね。卵や納豆、鶏むね肉、サバ缶など、安くて簡単に調理・摂取できるものが好きです。避けているものは特にないかもしれません。ケーキや揚げ物、お酒など身体づくりでマイナスになるものは、食べすぎない習慣が自然と身についたので

ー食事もトレーニングも、習慣化して取り組めているのがすごいです…。その習慣、私にも分けてください(笑)

こまめなたんぱく質摂取の強い味方

ー赤塚さんはいつから、BASE FOOD®を食べるようになったんですか?

赤塚さん 2020年の夏頃からですね。BASE FOOD®のことは、発売初期から知っていました。品川駅で試供品を配っていたのがきっかけだったと思います。食事は人一倍気を配っていたので、すごく興味があったんですよね。

実際に食べてみるととても美味しいし、これだけの栄養を摂れるのかと驚きました。今は基本的に、BASE BREAD®を間食や朝食でそのまま食べています。時間があるときはBASE PASTA®も食べています。大きなアレンジはせず、ゆでてめんつゆと卵で合わせています。

ーもともと、赤塚さんは食事に大きな課題はなかったと思います。BASE FOOD®を食べるようになって、食生活にどんな変化がありましたか?

赤塚さん 選択肢にBASE FOOD®があることで、考える時間や調理の時間が節約されるのがいいですよね。僕は普段、たんぱく質を3〜4時間間隔で摂取しています。必然的に1日3食以上食べるわけですが、食事数が人より多いからこそ、時短のありがたみをすごく感じるんですよね。

あと、BASE FOOD®は「食事制限がつらい」という人にも嬉しい存在だと思います。僕は、仮に食事制限すると決めてもそれほど辛くないんです。ただ、僕の周りでは「食事制限期間中も甘いものを食べたいんだけど、我慢するのが大変だ」と悩む人が多いと感じています。

そんな人に、甘くておいしいけれど、栄養が豊富で糖質が控えめなBASE FOOD®の存在は、とても助かる気がします。

ー赤塚さんのおっしゃるように、食事で苦労されている皆さんをBASE FOOD®でサポートできれば、とても嬉しいです。最後に、赤塚さんの今後の目標を教えていただけますか?

赤塚さん やはりフレスコボール日本代表として、また国際大会に出場したいです。本来であれば、日本でのシーズンが9月に終わり、代表が選考されて12月にブラジルでの大会へ出場することとなります。

赤塚さん 僕は幸運にも、1年目でブラジル大会へ出場できました。しかしそこで、海外の選手との大きな力の差も痛感しました。海外はフレスコボールの歴史が違い、技術力も非常に高いです。彼らはフィジカルも強く、プレー時の落ち着いた雰囲気やメンタルを持っています。トップ選手らしいたたずまいを、肌身で感じさせられました。

この1、2年で、僕自身実力がしっかり伸びていると実感しています。特にフィジカル面は、もともと持っているものが違うと片付けず、トレーニングに励んできました。その成長を国際大会で試して、前回より好成績を残したいですね。そのうえで、マイナースポーツであるフレスコボールの普及もしていきたいと思っています。