焼きそばは蒸し麺とソースで簡単にできるメニューです。調味料やトッピングを加えれば、さまざまなアレンジができるため、子ども向けにも大人向けにも調整できる万能料理と言えるでしょう。
ソースの種類を変えたりスパイスをかけたりする方法が一般的ですが、思わぬ調味料が焼きそばに合う可能性もあります。本記事では焼きそばにかけておいしくアレンジできる調味料を10選紹介します。
また焼きそばと相性のよいトッピングや簡単にできるアレンジレシピも解説します。焼きそばを飽きずにおいしく食べたい方や、おいしい焼きそばのアレンジレシピを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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ちょい足しで味変!焼きそばにかけるとおいしい調味料10選
焼きそばは基本的に甘めのソースをベースに作られるものですが、調味料を加えることで刺激を与えたり、旨みを増したりできます。まずは焼きそばをよりおいしく食べるための調味料について解説します。
オイスターソース
オイスターソースは牡蠣のうま味をプラスできる濃厚な味わいの調味料です。海鮮系にアレンジした焼きそばとの相性がよいため、エビやホタテのようなシーフードの具材を使用する際にはぜひ取り入れてみましょう。
もちろん豚肉をメインの具材にした場合にもおいしく食べられます。うま味成分の種類が多いほど、よりおいしく感じる性質があるため、肉類のうま味と魚介のうま味を両方楽しめるオイスターソースと豚肉の組み合わせでは、より味わい深い仕上がりになるでしょう。
焼肉のたれ
焼肉のたれは野菜や果物など、さまざまな食材を使用して作られています。甘さと辛さのバランスがよく、さらに複数の食材によるうま味成分も豊富であるため、焼きそばの甘辛い味わいを保ちつつ、味にコクを持たせたい場合の調味料として活躍するでしょう。
ケチャップ
トマトを原料とするケチャップからは甘味と酸味を得られます。甘辛いソースをベースとした基本の焼きそばに酸味は合わないように感じるかもしれませんが、少量のケチャップを混ぜることでデミグラスソースに麺を絡めたような濃厚な味わいを楽しめるでしょう。
焼きそばの味に奥行きを出したいときや、いつもと異なる風味の焼きそばを楽しみたい場合におすすめです。ケチャップのかけすぎで酸味が強くなりすぎた場合には、マヨネーズを加えると緩和できるでしょう。
マヨネーズ
ソースとマヨネーズの相性は非常によく、お好み焼きのような粉ものの料理のトッピングにもよく使用されています。ケチャップやカレー粉などの調味料による刺激を和らげたい場合や、子どもでも食べやすい味わいに調整したい場合などに重宝するでしょう。
カレー粉
スパイスの刺激を出したい場合にはカレー粉がおすすめです。カレー粉でカレーを作る際にはバターのような油分が必要ですが、焼きそばは麺を炒める際、すでに多めの油を使用しているため、カレー粉の粉っぽさが残らず麺とよく混ざりやすいでしょう。
カレー粉の香りを楽しみたい場合には長時間加熱せず、仕上がる直前に加えましょう。コロッケやカツなどにかけるソースを合わせることでよりまろやかになります。
出汁
顆粒だしの素にはうま味成分が豊富なため、加えることでコクが深まるでしょう。ただし一般的な顆粒だしの素には100gあたり食塩相当量で40.6gも含まれており、小さじ1の量でも約1.2~1.6gの塩分摂取につながるため、入れすぎには注意が必要です※1。
同じ効果を得る方法として、かつお節を粉にした「だし粉」がおすすめです。塩分の摂取量を抑えつつうま味を増す効果が期待できるでしょう。
味噌
味噌味の焼きそばを楽しみたい場合には、味噌汁に用いるような一般的な味噌を少量加えてみましょう。甘辛いソースによく合うため、手軽に焼きそばの味を変えたい場合におすすめです。
顆粒だしの素と同じく塩分量が多く、種類にもよりますが100gあたり10~13gの塩分が含まれています※1。小さじ1杯(5g)でも0.5~0.6g程度の塩分を摂ることになるため、入れすぎには注意しましょう。
調味料としての味噌汁のほか、インスタント味噌汁に付属しているだし入りの味噌を入れてもおいしく食べられます。
めんつゆ
焼きそばの濃厚で重たい食べ応えを少し和らげつつ、甘味やうま味を強化したい場合にめんつゆはおすすめです。ただしストレートのめんつゆでは、焼きそばの味が変わる量を加えると水っぽくなり、元のソースの味わいが薄まる可能性があります。
ソース本来の味を失いたくない場合には、2~4倍濃縮されたものを使用しましょう。あるいはフライパンにめんつゆを入れて加熱し、水分をある程度飛ばして使用する方法もあります。
塩麹
肉類をやわらかくするために用いられる塩麹ですが、調味料としてうま味やコクを足す効果も期待できます。豚肉をやわらかくするために用いた塩麹を、そのまま焼きそばとともに混ぜれば、よりコクのある焼きそばに仕上がるでしょう。
もちろん塩麹にも塩分が含まれているため、入れすぎには注意が必要です。少量に留めるか、元のソースの量を減らして辛くなりすぎないよう調節しましょう。
ビール
蒸し麺をほぐす際には水を加えますが、代わりにビールを使用すると味に深みが出てよりおいしく食べられます。焼きそばの屋台でも実際に使用されることがある焼き方で、加熱によりアルコール成分は飛ぶため20歳未満の方でも食べることができます。
水でほぐした焼きそばとの違いを楽しみたい方は、ぜひビールを少量加えてみましょう。
焼きそばにおすすめの変わり種トッピング5選
焼きそばのトッピングといえば、豚肉やベーコンなどの肉類と、キャベツやもやし、ニンジンなどの野菜類などが一般的です。しかし変わり種の具材でも意外なおいしさを楽しめるため、一般的なトッピングに飽きた方はぜひ試してみましょう。
ここからは変わった味わいの焼きそばを楽しみたい場合におすすめのトッピングについて解説します。
納豆
うどんや蕎麦のアレンジとしても用いられる納豆は、焼きそばにもよく合います。ざるうどんやざるそばには納豆を粘り気のある状態でそのまま加えますが、焼きそばの場合には加熱して粘り気を弱めて食べる方法が一般的です。
同じような粒感のあるひき肉のそぼろと合わせることで、香ばしい風味を楽しみつつ、ボリュームのある焼きそばにアレンジできるでしょう。
キムチ
キムチの辛さと旨みで味付けすれば、手軽にピリ辛のまぜそば風の味わいを楽しめます。エビや貝類などの魚介類や、リンゴをはじめとするフルーツ類で味付けされているキムチも多く、味に深みを持たせたい場合の食材としておすすめです。
塩気が多いキムチを避けるとともに、キムチを加える際は焼きそばのソースの使用量を減らして塩分の摂りすぎを防ぎましょう。
ツナ缶
シーフード風の味付けにしたい場合には、長期間常温で保存できるツナ缶の活用もおすすめです。エビやホタテのようなほかのシーフードはもちろん、豚肉やあいびきミンチのそぼろ肉とも合わせやすいでしょう。
水煮のツナ缶は高たんぱく低脂質のため、摂取カロリーを抑えつつたんぱく質を多めに摂りたい方にもおすすめです。
チーズ
チーズは焼きそばをよりこってりとした味わいに仕上げたい場合に活躍します。焼きそば全体の味付けが完了した段階でチーズを加え、仕上げに蒸し焼きにすると素早く溶けるでしょう。
ただしチーズは高脂質のため、入れすぎは禁物です。ダイエット中にはとくに量を控えた方がよいでしょう。
塩辛
お酒のおつまみに焼きそばを食べたい場合には、同じくおつまみとして知られている塩辛を用いると、お酒が進む濃い味付けに仕上がります。イカのような魚介類にはうま味成分が豊富なため、味に奥深さが出てより楽しめます。
塩分が気になる場合には焼きそばのソースの量を減らして調整しましょう。
飽きずにおいしい!焼きそばの簡単アレンジレシピ
ここからはさまざまな調味料や食材により、新鮮な味わいや食感を楽しめる焼きそばのレシピについて解説します。一般的なソース味の焼きそばに飽きてしまった方や、食材をたっぷり使用したボリュームのある焼きそばを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
だしマヨ焼きそば
和風のだしで味付けした焼きそばでは味があっさりとしていますが、マヨネーズを加えることでこってり感が増し、子どもにも食べやすい焼きそばになります。
<主な材料(4人分)>
- 蒸し麺(4袋)
- 豚バラ肉薄切り(200g)
- キャベツ(1/4個)
- ニンジン(1/2本)
- めんつゆ2倍濃縮(大さじ2)
- マヨネーズ(大さじ2)
- 醤油(大さじ2)
<作り方>
- 豚肉とキャベツを一口大に、ニンジンは短冊切りにする
- ホットプレートに油を塗り、豚肉を入れて炒める
- 麺をほぐしながら入れて、豚肉の溶け出した脂に絡めながら焼き色が付くまで炒める
- 野菜を入れて火が通るまで加熱する
- めんつゆと醤油で味付けをしながら麺を完全にほぐす
- マヨネーズを加えて全体を和える
めんつゆには和風だしが含まれているため、顆粒だしの素を入れたりかつお節からだしを取ったりせずとも、十分なうま味成分を摂取できます。手軽にコクを出したい場合の調味料としておすすめです。
納豆キムチ焼きそば
納豆とキムチの強いにおいを、香り高いごま油でマスクして食べやすくしたレシピです。
<主な材料(4人分)>
- 蒸し麺(4袋)
- 豚バラ肉薄切り(200g)
- 納豆(1~2パック)
- キムチ(100g)
- 小ネギ(お好みで)
- 酒(大さじ2)
- 醤油(大さじ2)
- ごま油(大さじ2)
<作り方>
- 豚肉とキムチを食べやすい大きさに切る
- 納豆のたれやからしを合わせて包丁で軽くたたき、粒を潰す
- ホットプレートにごま油を熱して豚肉を炒める
- 納豆、キムチ、麺を入れて炒め、酒と醤油を入れて全体をほぐしつつ混ぜ合わせる
- 器に盛り付けて小ネギを散らす
ごま油の風味に加え、盛り付けの際の小ネギも香りがよいため、納豆やキムチで味付けした焼きそばをより食べやすくする効果が期待できます。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を同時に摂取でき、キムチからは野菜も摂れるため、栄養バランスにも優れています。
ツナおろし焼きそば
こってりとした味わいになりやすい焼きそばを、水煮のツナ缶と大根おろしでサッパリと仕上げたレシピです。
<主な材料(4人分)>
- 蒸し麺(4袋)
- ツナ水煮缶(2缶)
- 大葉(10枚)
- 大根(500g)
- サラダ油(大さじ1~2)
- 顆粒和風だし(小さじ2)
- めんつゆ2倍濃縮(大さじ4)
<作り方>
- 大根をすりおろし、軽く押すようにして水分を出す
- 大根おろしに顆粒和風だし小さじ1とめんつゆ大さじ2を加えてよく混ぜる
- 大葉は丸めて千切りにする
- ホットプレートにサラダ油を熱してから麺をすべて入れる
- ツナ水煮缶を水切りしないまますべて入れ、ツナ缶の水分で麺をほぐしながら炒める
- 顆粒和風だし小さじ1とめんつゆ大さじ2を麺に加えて全体を和える
- 器に盛り付けて、上から味付けした大根おろしと大葉をのせる
大葉の代わりにかいわれ大根を使用すると、自然な辛さを楽しめます。焼きそば自体の味付けがサッパリとしているため、大根おろしや薬味などでボリュームアップして食べ応えがある仕上がりにしましょう。
プロの味に近づける焼きそばのおいしい作り方
屋台で食べる焼きそばのような味を、家庭でも再現したいと考える方は多いでしょう。そこでここからは家庭で作る焼きそばを、屋台で売られているようなプロの味に近付けるために意識したいコツについて解説します。
具材を薄く切る
焼きそばに具材として加える野菜は、早めに火が通るようになるべく薄くカットしましょう。焼きそばでは一般的に麺をほぐしてから野菜を加えるため、野菜を加熱すればするほど麺の加熱時間も延びてしまい、麺の食感が損なわれやすくなります。
素早く野菜に熱を通すためには、具材を薄く切ることが重要です。みじん切りのようにすると焼きそばのボリューム感を出しづらくなるため、大きさを保ちつつ薄く切る意識を持ちましょう。
ニンジンや長ネギの薄切りはもちろん、キャベツも芯の部分はスライスして均一に火が通るよう工夫すると、麺の食感を保った食べ応えのある焼きそばに仕上がります。
麺はほぐしてから炒める
焼きそばに用いる蒸し麺は固まった状態にあるため、そのままではなく事前にある程度ほぐした状態で入れましょう。ホットプレートに入れてから水や調味料などの液体を加えてほぐす方法が一般的ですが、加える水分の量が多すぎると麺がやわらかくなりすぎる可能性があります。
ただし、そのまま袋をもむようにしてほぐす方法は麺が千切れる可能性があるため、おすすめできません。事前にボウルに麺を入れ、水またはぬるま湯を加えてある程度ほぐしてから水切りをしてホットプレートに入れると、麺の長さを保ちつつ麺の吸水量を減らせるでしょう。
ソースは先に麺とからめる
ソースは肉や野菜のような具材よりも先に、麺と絡めて味を引き立てましょう。全体にソースを絡めようとすると、野菜の窪みに粉末ソースが固まりの状態で残ったり、麺に味が十分に付かず、物足りなさを感じたりする場合があります。
まずは麺を十分に味付けできるよう、ソースを入れる際には麺がまとまった箇所に注ぎましょう。肉や野菜には食材本来の味もあるため、ソースに頼らずともおいしく食べられます。麺全体にソースが行き渡った段階で全体を和えましょう。
「BASE YAKISOBA(ベース 焼きそば)」は栄養豊富なカップ麺
焼きそばをより手軽に、より健康的に楽しみたい場合には、ベース 焼きそばがおすすめです。ベース 焼きそばでは体に必要な33種類の栄養素をすべて摂取できるうえ、一般的なカップ焼きそばよりもカロリーや塩分が控えめに仕上げられています。※22
健康を意識する方はもちろん、ダイエット中の方でも食べやすいでしょう※14。ベース 焼きそばには複数の種類が用意されており、飽きずに食べやすいメリットもあります。
ここからはベース 焼きそばから現在販売されている商品の特徴についてそれぞれ解説します。
懐かしさを感じるスパイシーなソース焼きそば
屋台で売られているオーソドックスなタイプの焼きそばを、ホットプレートやフライパンでの調理なしに手軽に楽しみたい方には、ソース焼きそばがおすすめです。甘辛いソースとキャベツの具材感、つるつるもちもち食感の麺により、ボリュームのある味わいを楽しめるでしょう。
さらにボリュームのある焼きそばとして楽しみたい場合には、ツナや加熱したもやしを加える方法もおすすめです。
スパイスの辛味・うま味が広がる旨辛まぜそば
辛味とうま味の引き立つ旨辛まぜそばは、トウガラシや山椒など4種類のスパイスをブレンドして作られています。ソース味の甘さが強い焼きそばを食べ飽きた方でも、旨辛まぜそばであればおいしく食べられるでしょう。
辛さをまろやかにしたい場合には温泉卵やチーズが、より辛味とうま味を足したい場合にはキムチが、トッピングとして好相性です。ボリュームアップができ、かつ栄養価をさらに高められる食材として、ぜひ加えてみましょう。
あっさりスパイシーな塩焼きそば
シンプルな塩気とペッパーのまっすぐな刺激を楽しめる塩焼きそばは、塩気が効いている商品でありながら、一般的なカップ焼きそばよりも塩分を抑えて作られています。※22 キムチを加えて辛めの味付けにしたり、シーフードミックスを加えて海鮮風の焼きそばにしたりと、さまざまな具材との相性がよく、多彩なアレンジを楽しめるメリットもあります。
さまざまな食材をおいしく食べるためのベースとして、塩焼きそばをぜひ活用しましょう。
まとめ
焼きそばといえば甘辛いソースの味付けが主流ですが、さまざまな調味料により、辛味やうま味、酸味などを引き立てたアレンジを楽しめます。また具材を加えることでボリュームアップができるほか、より大胆なアレンジができるため、飽きずに食べ続けやすくなるでしょう。
おいしい焼きそばをより手軽に、より栄養豊富な形で楽しみたい方には、33種類の栄養素をすべて摂取できるベース 焼きそばがおすすめです。一般的なカップ焼きそばよりも低カロリーかつ低塩分であるため、健康維持やダイエットへの意識が高い方にもおすすめです※14※22。
複数の味とトッピングの工夫でさまざまな楽しみ方ができるベース 焼きそばを、ぜひ毎日の生活に取り入れましょう。
※1 送料当社負担。継続コース初回限定、公式サイトのみ対象、キャンペーン期間は2025/6/4 14時まで。※2 クーポンは予告なく終了する可能性がございます。現在継続コースを利用されていない方のみ(おひとり様一回限り)。クーポンコードが自動入力されていない場合は、ご自身で入力お願いいたします。
<参考文献>
※1 文部科学省 | 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(食品成分データベース)
監修:井後結香(管理栄養士)
大学卒業時に管理栄養士の資格を取得後、病院で栄養指導や給食献立管理、NSTなどに携わる。その後は在宅を拠点とした特定指導業務に従事、生活習慣病予防を目的とした相談を受け持つ。現在は並行してwebライターとして活動中。ダイエットや筋トレ、睡眠と食事との関係について情報提供を行う。