食べるのがめんどくさいと感じる原因は？食事・料理が面倒なときの対処法を解説

「食べるのがめんどくさい」と感じる方は、疲れて買い物へ行く気力が湧かない、食事の準備や片付けが負担に感じるなど、さまざまな理由を抱えています。しかし、食べるのがめんどくさいからといって十分な食事を摂らない生活を続ければ、体調不良や体重増加へつながるかもしれません。

本記事では、「食べるのめんどくさい」と感じる原因をはじめ、食事や料理などに実践できる具体的な対処法について解説します。食事の習慣を見直さないことで起こりうる健康リスクや、栄養を手軽に摂れるおすすめの食品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

食べるのめんどくさいと感じる原因

「食べるのがめんどくさい」と感じる原因には、次のような生活習慣や体のコンディションが関係しています。

• 買い物が面倒
• 忙しくて時間がない
• 一人暮らしで料理したくない
• 食事より優先したいことがある
• 食欲がない

脳は体の状態や体調の変化を感知し、食欲を調整する役割を担っています。そのため、食事がめんどくさいと感じることは、単なる気分の問題ではありません。

日常の生活リズムや精神状態、食事に対する価値観などが影響し、食欲が湧かないケースもあります。ここでは、食べるのがめんどくさいと感じる原因や心理について詳しく解説します。

買い物が面倒

仕事や学校の帰りに買い物が面倒になり、食べるのがめんどくさいと思うこともあるでしょう。特に夕方以降は混雑しやすく、献立を考えながら人混みを歩くのは体力も気力も奪われます。

野菜や肉、調味料など重い荷物を持ち歩くことが一苦労と感じれば、食事に対する意欲も低下します。また、体調や気分が落ちているときや、欲しいものがはっきりと決まっていないときなども、買い物にくわえて食事もめんどくさいと感じやすいです。

忙しくて時間がない

忙しくて時間がないときほど、空腹を感じる余裕がなくなり、食べるのがめんどくさいという感情が起きやすくなります。また、仕事、育児、学業などで忙しく、「食事に時間をかけるぐらいなら先に作業を終わらせたい」「少しぐらい食べなくても大丈夫」と感じるのも無理はありません。

忙しさで空腹をコーヒーやお菓子でごまかすことが多い方は、食事の優先順位が下がっている可能性があります。

一人暮らしで料理したくない

一人暮らしで料理をしたくない場合も、食べるのがめんどくさいと感じやすいです。自炊で一人分のご飯を作る際、材料を余らせたり、洗い物の手間が増えたりすると、自炊に対するハードルが上がり、食べることへの意欲が低下します。

食事の準備や片付けの手間などを考えると、自炊のハードルが上がった結果、ますます食べることがめんどくさいと思えてしまいます。

食事より優先したいことがある

趣味や仕事に没頭したり優先したいことがあったりすると、脳は食事を摂ることが面倒な作業と判断し、「食べるのめんどくさい」と後回しにします。

たとえば、クリエイティブな作業や、ゲーム、読書などに夢中になり、食べる時間がもったいないと感じる理由は、食事よりも趣味を続けたい欲求が上回るからです。

食べるのがめんどくさいと感じるときに、ほかに優先したいことがある場合は、食事を摂ることの重要性が薄れ、意識的に後回しにするでしょう。

食欲がない

食欲がない場合も、食べるのがめんどくさいと感じる原因につながりやすいです。心や体の不調が原因で自律神経のバランスが乱れると、消化機能が低下し、「お腹が空かない」と思うようになります。

とくに睡眠不足、過労、ストレス、軽い風邪を引いている場合、食欲不振が起こりやすくなるでしょう。また、生理前に分泌が増えるプロゲステロンには、胃腸の働きを鈍らせる作用があり、食欲が低下するケースもあります。

ただし、ホルモンの変動により食欲が増す場合もあるため、症状の現れ方には個人差があります。感覚の鈍麻があると、自身の空腹感に気づかず、本来なら食事が必要なタイミングでも、空腹を自覚できずに食事を後回しにする場合もあるため、ストレスを溜めない工夫も必要です。（※１）

 

食べるのめんどくさいときの対処法

「食べるのめんどくさい」と感じたときの対処法は次の6つです。

• 惣菜・レトルト食品を活用する
• 外食する
• フードデリバリーを利用する
• 時短メニューに挑戦する
• あらかじめ作り置きしておく
• 適度に運動する

お腹が空いているのに食べることが面倒だと感じるとき、完全に食事を抜く方法はおすすめできません。体は栄養を必要としており、欠食が続くと健康や集中力に悪影響が出ます。

ここでは、食べることを後回しにしやすい方や、調理が面倒で食事を抜く習慣がある方に向けて、無理せずストレスを感じずに栄養を摂る方法を解説します。

惣菜・レトルト食品を活用する

食べるのがめんどくさいときは、惣菜やレトルト食品を上手に活用しましょう。忙しいときや疲れている日は、食事を作らないことも大事な選択肢です。

最近では、栄養バランスを考えたレトルト食品や冷凍惣菜も増えています。たとえば、野菜の副菜が入ったお弁当パックは、電子レンジで温めるのみで手軽に完成します。

スーパーの惣菜なら、当日に製造されているため、罪悪感も減らせるでしょう。食べるのがめんどくさいときは食事を抜くことは避け、無理なく取り入れられるもので栄養を摂取しましょう。

外食する

食べるのがめんどくさいときは、外食も一つの選択肢です。普段、食事の栄養バランスが偏りがちだと感じる場合は、できるだけ野菜が摂れるメニューを選びましょう。

一人で外食しづらい方はカウンター席の多い店舗や定食屋を利用すると外食のハードルを下げられます。「今日は何も作りたくない」と思ったら、潔く外に出て外食するとリフレッシュでき、気分転換にもつながるかもしれません。

フードデリバリーを利用する

食べるのがめんどくさいときの対処法には、スマートフォン一つで食事が届くフードデリバリーの利用もおすすめです。健康志向のメニューや栄養バランスに配慮した自分好みの食事が注文できます。

野菜や魚、肉、汁物などが摂れる食事を選ぶと、作るのも食べるのもめんどくさい日でも、手軽に必要なエネルギー補給が可能です。

時短メニューに挑戦する

食べるのがめんどくさいときは、時短メニューに挑戦すると自炊のストレスや手間を軽減できます。料理そのものが苦手でも、電子レンジのみで作れる簡単レシピなら続けやすいです。

たとえば、冷凍うどんに冷蔵庫の野菜を加えれば、簡単な和え麺が作れます。食べる時間がないときは、卵かけご飯に納豆を加える、冷凍の焼き魚を利用するなど時短メニューにすれば、調理時間5分以内でも、栄養を補えます。

食べるのがめんどくさい日のお助けメニューをいくつか用意すると、食事のハードルが下がるため試してみてください。

あらかじめ作り置きしておく

気分がのっているときや休日に、あらかじめ作り置きする対処法もおすすめです。数日分のおかずを少しだけ多めに作って冷凍保存しておくと調理時間を短くしながら栄養の取れた食事ができるためおすすめです。

たとえば、カレーやミートソースなどは、冷凍しても味が落ちにくく、レンジで温めれば1食が完成します。作り置きを上手く取り入れると、自炊のよさを活かしながら、めんどうくささを減らせます。

適度に運動する

食べるのがめんどくさいときの対処法には、適度な運動もおすすめです。体を軽く動かすと、エネルギーが消費され、食欲が自然にわきます。

散歩やストレッチ、軽い筋トレなどで血流がよくなると、胃腸の働きも活発になります。とくに長時間座りっぱなしの仕事をしている方は、腸に刺激を与えられず、お腹が減りにくいです。

運動不足は自律神経の乱れにも影響するため、ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、自身が続けられる範囲で適度な運動を心がけてみてください。（※４）

 

食べるのめんどくさいが招く健康リスク

「食べるのめんどくさい」と食事を抜いたり偏った食生活を続けたりすると、知らず知らずのうちに健康面に悪い影響を与えます。主な健康リスクは次のとおりです。

• 体調不良
• 基礎代謝の低下
• 体重の増加
• 集中力や思考力の低下

食べるのがめんどくさいと感じることを単なる気分の問題と軽視して偏った食生活を続けると、栄養不足や体調不良につながります。食生活が偏っている方は、栄養バランスが乱れることで起こる体の変化について理解を深めましょう。

体調不良

食事よりもほかのことを優先し、十分な栄養が摂れない状態が続くと、体調不良が起こりやすくなります。たとえば朝の時間に余裕がなく、朝食を抜くと、エネルギーが不足し、午前中にだるさや頭痛を感じることがあります。

朝食を抜くと体調不良になる理由は、エネルギー源である糖質が不足し、身体が正常に働けなくなるためです。風邪をひきやすくなったり、治りにくくなったりする原因も、食事をおろそかにする方によくある傾向です。

基礎代謝の低下

お腹が空いているのに食事を摂らない習慣を続けると、基礎代謝の低下を招くため注意が必要です。食事の回数が減るとエネルギー不足により、身体は飢餓状態と認識し、エネルギー消費を控えるようになります。

エネルギーの消費が抑えられると体は省エネモードに切り替わり、基礎代謝が低下して、運動してもカロリーをうまく消費できなくなります。たとえば、毎日同じ仕事をしても、以前より疲れが取れにくい、動くと体がしんどいと感じる場合は、基礎代謝の低下が影響しているかもしれません。

基礎代謝を維持するためには食事量を意識し、適度な運動も取り入れましょう。（※２）（※３）

体重の増加

極端に食べない状態が続くと基礎代謝が低下して、エネルギー消費が減り、体脂肪が蓄積されやすくなる可能性があり、それによって体重の増加につながります。

基礎代謝が下がった状態で糖質や脂質が高い食品を一気に食べると、摂取したカロリーが優先的に脂肪として蓄えられます。また、栄養バランスが偏ると、筋肉量が減り、脂肪がつきやすい体質に変わるため適度なたんぱく質摂取も欠かせません。

健康を維持するためにも、食事の回数と内容の見直しが必要です。食べるのがめんどくさいと食事を抜くことは控え、栄養バランスが整った食品を上手に活用しながら1日3食を心がけましょう。

集中力・思考力の低下

脳に必要なエネルギー源であるブドウ糖が不足すると、集中力や思考力が著しく下がります。十分に睡眠を取ったにもかかわらず午前中の集中力が続かない場合は食べるのがめんどくさいと朝食を抜いた影響かもしれません。

また、糖質のみでなく、たんぱく質やビタミンなどの摂取不足も脳の働きに悪影響を与えるため、適度な摂取が重要です。エネルギーが不足すると、集中力や思考力の低下のみでなく、イライラしやすくなったり、物事を前向きに考えられなくなったりする原因につながります。

ただし、糖質の取りすぎは血糖値の急上昇を招き太る原因にもつながります。糖質を摂る際は、適量を意識し、食物繊維やたんぱく質など、ほかの栄養素もバランスよく補いましょう。

 

食べるのめんどくさいときはBASE FOOD（ベースフード）がおすすめ

献立を考えたり調理がめんどくさい、食べるのもめんどくさいなどの悩みがある方には、手軽に栄養補給ができるベースフードの活用がおすすめです。ベースフードは、1食で1日に必要な栄養素の3分の1が補える完全栄養食です※15。

調理の手間が不要で忙しい日でも手軽に栄養が摂れるため、食べるのがめんどくさい方や栄養バランスが偏っている方におすすめです。ベースフードは健康維持に必要な33種類の栄養素を簡単に補えるうえに、日常生活に無理なく取り入れられます。

ここからは、ベースフードがおすすめな理由について詳しく解説します。

調理の手間が不要で簡単

ベースフードの魅力は、調理の手間が不要で、簡単に栄養バランスが整った食事を用意できるため、食べるのがめんどくさい方でも食事が摂りやすい点です。

袋を開けてそのまま食べられる全粒粉パンや、お湯を注ぐのみで簡単に作れるカップ焼きそば、移動や持ち運びに便利なサイズ感のクッキーなど豊富な種類を展開しています。

電子レンジや湯せんで温める必要もなく、仕事や家事で忙しい方にもぴったりです。自炊や買い物がめんどくさく、食べるのがめんどくさいと感じるときは、手軽に食べられるベースフードを取り入れてみてください。

必要な栄養をバランスよく摂れる

ベースフードは、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維など、1食に必要な栄養をバランスよく摂取できます。原材料には全粒粉や大豆粉、昆布など栄養価が高い食材を配合し、カロリーも抑えられています。

また、エネルギー源となる糖質や脂質は控えめに調整されているため、偏った食生活が続いている方や健康が気になる方にとって、栄養を底上げするサポートになるでしょう。

市販の弁当やレトルト食品では補いきれない栄養も、ベースフードならまとめて摂取できる点も大きなメリットです。食べるのがめんどくさいと、調理をせず市販の弁当やレトルト食品に頼っている方は、ベースフードを活用するとよいでしょう。

継続コースで都度購入する必要なし

ベースフード公式サイトから注文できる継続コースは、都度購入する必要がありません。そのため、食べるのがめんどくさいと感じる方は、継続コースで買い置きしておくのもおすすめです。

「買い物すら面倒」と感じる方でも、ベースフードの継続コースを利用すれば、指定した日時に必要な商品が自動で届けられます。自身の生活リズムや食事の意思にあわせて数量や配送間隔も設定でき、無理なく続けられます。

継続コースを活用すればコンビニで数個購入するよりもお得な価格で手に入るため、食費の節約にもつながるでしょう。※21 また、ベースフードはすべての商品が常温保存が可能で、保存期間も長めに設定されています。

自宅にストックすれば食べるのがめんどくさいと感じたときにすぐ食べられる点も魅力の一つです。

 

食べるのめんどくさいときによくある質問

ここからは食べるのがめんどくさいときによくある質問を3つ紹介します。食べることを後回しにしがちな方の中には、健康やダイエットに悪影響を与えないか気になる方もいるでしょう。

食事を抜いたり栄養バランスが偏ったりすると、体調不良や基礎代謝の低下を招くのみでなく、病気のリスクを高める可能性があります。食事を十分に摂らない食生活を送っている方はぜひ参考にしてください。

栄養価が高く手軽に食べられる食材は？

栄養と手軽さを両立したいなら、ゆで卵、納豆、バナナ、ヨーグルトなどの食品がおすすめです。ゆで卵はたんぱく質が豊富に含まれており、手軽に栄養バランスを整えられます。

納豆からは食物繊維やたんぱく質が摂取でき、お腹の調子も整えられます。朝食を食べる時間がないときは、全粒粉パンとヨーグルト、バナナなどを組みあわせたメニューもおすすめです。

上記の食材は調理の手間が少なく、冷蔵庫にも常備しやすいです。晩ご飯を手軽に済ませたいときは、味付きの豆腐や冷凍野菜を活用するのも一つの方法です。

うつや病気の可能性がある？

「食べるのめんどくさい」と感じる背景には、精神的な不調が隠れていることもあります。とくに長期間にわたって食欲がわかない場合は、うつ病や自律神経の乱れといった可能性も否定できません。

食べるときに飲み込みにくさを感じる、以前より食事量が減ったなど、日常に支障が出ている場合は、無理をせず医師や専門家に相談しましょう。

食べるのがめんどくさい人は痩せる？

食べるのがめんどくさいと感じて食事量が減った場合、一時的に痩せることはあっても、健康的な痩せ方ではありません。必要な栄養を摂取しないと、筋肉が減り基礎代謝が低下します。

基礎代謝が低下すると少量の食事でもエネルギーが消費されにくくなり結果的に太りやすく痩せにくい体質になるリスクが高まります。また、痩せすぎることで免疫力が下がり、体調を崩しやすくなるため、適切な食事量を意識し、栄養バランスを整えることが大切です。

 

まとめ

本記事では「食べるのめんどくさい」と感じる原因と対処法について詳しく解説しました。食欲があるのに食べることを後回しにしたくなる気持ちは、誰にでも起こりうる自然な感情です。

しかし、食事を抜いたり栄養が偏った食事を続けたりすると、健康のみでなく生活習慣や精神面にも大きな影響を与えます。調理時間を短縮して食事を手軽に済ませたい方や、忙しい毎日でも必要な栄養を簡単に摂りたい方には、完全栄養食のベースフードがおすすめです※15。

ベースフードは、忙しい日々にも取り入れやすい商品ラインナップを豊富に揃えているため、無理なく続けられます。心も体も整った毎日を送りたい方は、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。

※1 送料当社負担。継続コース初回限定、公式サイトのみ対象、キャンペーン期間は2025/6/4 14時まで。※2 クーポンは予告なく終了する可能性がございます。現在継続コースを利用されていない方のみ（おひとり様一回限り）。クーポンコードが自動入力されていない場合は、ご自身で入力お願いいたします。

※１厚労省 e-ヘルスネット「自律神経失調症」
※２　日本人の食事摂取基準2020年版（エネルギー産生栄養素の重要性）
※３　厚労省「栄養・食生活と健康」
※４　日本臨床スポーツ医学会「運動と食欲」