ご飯を作りたくないときの対処法・即席メニューを紹介

家事や育児、仕事などで疲れてしまったために、「ご飯を作りたくない」と思うことはないでしょうか。健康や節約のためにはご飯をできるだけ作った方がよいですが、手を抜きたいと考える場合もあるでしょう。

本記事では、ご飯を作りたくないときの対処法や、疲れているときでも料理しやすい即席メニューを紹介します。また、忙しくても手軽に体に必要な栄養が摂れる「ベースフード」の解説もします※15。

ご飯を作りたくないときも、できるだけ必要な栄養も確実に摂りたいと取りたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

ご飯を作りたくないときの対処法

ご飯を作りたくないときの対処法を紹介します。具体的には、次の方法がおすすめです。

それぞれの方法を詳しく解説します。

惣菜やレトルト食品を買う

一つ目は、スーパーや食料品店などのお店で総菜やレトルト食品を購入する方法です。おかずを購入すれば、ご飯を炊くのみで食事ができます。

料理をするよりはお金がかかる点が問題ですが、スーパーなどの値下げをする時間帯に行けば安く購入できる場合も少なくありません。

また、レトルト食品も常備しておけばすぐに利用できて便利です。レトルト食品は味が気になる方もいますが、以前に比べると改善されています。

レトルト食品は賞味期限も11日～約2か月と比較的長持ちするのもうれしいポイントです。

テイクアウトや出前を利用

ご飯を作りたくないときには、テイクアウトや出前を利用するのも一つの方法です。最近では感染症の影響もあり、デリバリーやテイクアウト対応のお店も増えています。

デリバリーの場合はどうしてもサービス手数料や配送費がかかるため、価格が高くなりがちです。少しでも費用を安くしたい方は、お店に料理を取りに行くテイクアウトを利用すれば費用の節約になる場合があります。

また、お店やデリバリーサービスのなかには、初回限定クーポンや2回目以降に割引されるクーポンなどを配布しているところもあります。こうしたクーポンや割引サービスを使うなら、お得に利用できるでしょう。

外食をする

昔からある方法ですが、外食をするのもご飯を作りたくないときにはおすすめです。外食を利用すれば、料理を作ったり、後片付けをしたりする手間を減らせます。

また、できたての料理や自身が好みの料理が食べられるのも外食のメリットです。

一方で、外食にはお金がかかったり、栄養が偏りがちだったりするデメリットもあります。また、わざわざ外に出かけなければならないため、面倒に感じる方もいるでしょう。

便利家電に頼る

時間をかけてご飯を作ることが面倒に感じる場合は、便利家電に頼るのも一つの方法です。具体的には、電気圧力鍋や自動調理鍋などがあります。

カットした食材と味付けの調味料を鍋に入れたあとに、フタを閉めてボタンを押せば自動的に料理をおこなう点がメリットです。便利家電を利用すれば、簡単かつ、時短でおいしいおかずを作れます。

また、最近では多機能トースターや多機能電子レンジなどの家電もあり、人気です。多機能トースターであればオーブンやノンフライヤーの機能を果たすものもありますし、多機能電子レンジなら一度に2品調理ができるのもあります。

便利家電によって料理の手間を減らせますが、通常の料理家電に比べると価格が高い点がデメリットです。

冷凍食品を食べる

ご飯を作りたくないときには、冷凍食品も強力な味方になります。

冷凍食品の調理時間は長くても約5分程度なため、自身で一から作るのに比べると時短になるメリットがあります。トレーごとそのまま温めて食べられる、お皿が不要な冷凍食品を選択すれば、洗い物をする時間も節約できるでしょう。

また、冷凍食品は2～3か月など長期間保存できるメリットもあります。ただし、自炊に比べると価格が高くなりがちだったり、栄養が偏りがちだったりするデメリットもあります。

ミールキットを利用する

ご飯を作りたくないときにはミールキットを利用するのも一つの方法です。ミールキットは食材宅配会社が提供しているサービスで、レシピと食材が一緒に配送されてきます。

調理に必要な食材が入り、下ごしらえが済んでいる場合が多いため、炒めたり、ゆでたりするなど簡単な調理で済む点がメリットです。

また、レシピも付いているため、料理が苦手な方でも失敗せずに作りやすい利点もあります。一方で、どうしても自炊よりも割高になったり、配達エリアが限定されていたりするなどのデメリットもあるでしょう。

ご飯を作りたくないときのために準備しておくべきこと

ご飯を作りたくないときには、次の準備をしておきましょう。

それぞれの方法について詳しく解説します。

作り置きおかずを冷凍しストック

一つ目は、作り置きのおかずを冷凍してストックしておく方法です。おかずを前もって作り置きをしておいて冷凍保存しておけば、いつでも解凍して食べられます。

時間がある休日に、まとめておかずを作り置きしておくとよいでしょう。また、料理を多く作りすぎてしまったときも、冷凍しておけば別の日に食べられます。

作り置きするときにはまだ食材が熱い状態で冷凍すると傷みやすいため、粗熱を取ってから冷凍します。また、冷凍保存をしているうちにだんだん味が染み込んでいくため、調味料は少なめに利用するようにしましょう。

調理済みキットを用意

前もって調理済みのキットを用意しておくのも、ご飯を作りたくないときには役立ちます。

食品宅配会社が提供しているミールキットには、調理済みキットが選べる場合もあります。調理済みキットなら湯せんをしたり、温めたりするのみで食べられるため、時短で食事の準備をおこなえるでしょう。

また、何の料理を作ろうか困ったときのためのストックとしても利用できます。調理済みキットは少し割高だと感じる場合は、下ごしらえ済みのキットを選択するのも一つの方法です。

冷凍食品を買っておく

冷凍食品を前もって購入し、ストックしておけば、いざというときに便利です。スーパーのなかには冷凍食品の特売をおこなうところもあるため、そうした機会を利用すればお得に購入できます。

冷凍食品を食べる際には、商品パッケージに書かれた調理方法に従いましょう。また、長く持ち歩いていると解けてしまうため、買い物の一番最後に買い物かごに入れるのも大切です。

賞味期限は長いとはいえ、家庭の冷凍庫で保存していると品質が落ちやすいため、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

ご飯を作りたくないときに作れる即席メニュー

疲れていてご飯を作りたくないときには、できるだけ簡単に作れるメニューがおすすめです。具体的には、次のような即席メニューがあります。

それぞれのメニューについて詳しく紹介します。

炒め物

炒め物は、フライパンにカットした食材を入れて加熱し、調味料を入れるのみで完成するため、即席メニューとしておすすめです。

炒め物の多くは油を使いながら短時間の加熱でおこなうため、ビタミンCのような熱に弱い栄養素も失われにくいメリットもあります。

簡単に作れる炒め物には次のようなものになります。

炒め物を作るときは、基本的に強火で短時間で仕上げるようにしましょう。ただし、強火でサッと炒めても火が通っていない場合があります。材料に油を絡め、水分を飛ばすよう意識し、調味料は一番最後に入れるようにしましょう。

丼物

丼物はご飯とおかずを一つの丼鉢に盛った料理です。ご飯の上におかずを乗せるのみで短時間で作れますし、一品でも満足感が得られるため、手軽に料理したいときにおすすめできます。

簡単に作れる丼物には下記のようなメニューがあります。

丼物は炭水化物とタンパク質、脂質を摂れる料理です。ただし、野菜やきのこ、海藻類などは不足しがちなため、別に一品用意したり、具だくさんの汁物などを加えたりするとよいでしょう。

鍋

ご飯を作りたくないときの即席メニューには、鍋料理もおすすめです。

鍋料理には野菜や肉、お水を鍋に入れて煮込むのみで簡単に食べられるメリットがあります。また、野菜を使う鍋料理が多いため、野菜を多く摂れるのもうれしいポイントです。

鍋にもさまざまな種類がありますが、簡単に作れる鍋には次のようなものがあります。

おいしい鍋を作るためには、最初に魚や鶏肉など、だしが出るものから入れます。それから火が通りにくい野菜や豆腐、シイタケなどを入れましょう。牛肉や豚肉など、煮すぎると硬くなるものはあとから入れます。

ご飯を作りたくないときはベースフードがおすすめ！

ここまで、ご飯を作りたくないときの対処法や簡単に食べられる即席メニューなどを紹介してきました。

出前や外食、冷凍食品などは手軽で便利ですが、自炊に比べるとお金がかかります。また、きちんと体に必要な栄養が摂れているか気になる方もいるでしょう。

コスパや栄養が気になる方には、「べースフード」を利用するのをおすすめします。ベースフードとは、一食で必要な栄養素をすべて摂れる完全栄養食です※15。ベースフードには次のようなメリットがあります。

ベースフードのメリットについて一つずつ解説します。また、ベースフードにはどのような種類があるかも紹介します。

手間がかからず簡単・便利

ベースフードには、あとで詳しく紹介しますが、パン、パスタ、クッキーの3種類があります。パンやクッキーなら、手間がかからず、封を開けるのみで簡単かつ便利に食べられる点が特徴です。

パスタは調理が必要になりますが、それでも1～2分ほどの茹で時間で済みます。一般的なパスタの茹で時間が7～9分ほどのため、時短に役立つでしょう。夕食でご飯を作りたくないときのみでなく、忙しい朝やランチなどで食べるのもおすすめできます。

ベースフードのみで必要な栄養素を摂取可能

ベースフードは完全栄養食で、ビタミンやミネラルなど26種類もの体に必要な栄養素が詰まっています。そのため、ベースフードのみで体に必要な栄養素が摂取可能です※15。

一般的な食事の場合、タンパク質やビタミンなどの栄養素が不足しがちになります。また、反対に炭水化物や脂質などは過剰に摂取しがちになるでしょう。

主食をベースフードに置き換えれば、栄養バランスの取れた食事を簡単に摂れるでしょう。

豊富な種類で飽きずに継続できる

ベースフードには豊富な種類が用意されているため、飽きずに継続できる点も特徴です。先に述べたとおり、ベースフードには、パスタ、パン、クッキーの3種類があります。

そして、それぞれのベースフードも豊富な種類が用意されているため、毎日飽きずに食べられるでしょう。もちろん、パスタであればソースの種類を自身で変えてアレンジするのも自由です。

ベースフードの種類について詳しくは次の項目で説明します。

ベースフードの種類

ベースフードには、大きく分けて次の3種類があります。

• BASE PASTA
• BASE BREAD
• BASE Cookies

まとめ

本記事では、ご飯を作りたくないときの対処方法や即席メニューなどを詳しく紹介してきました。

ご飯を作りたくないときは、出前や外食、冷凍食品などを利用するなどの方法があります。また、炒め物や丼物、鍋など簡単に料理できるものもおすすめです。

「ご飯を作りたくないときがある」「でも栄養バランスが気になる」と考える方は、手軽に食べられて、体に必要な栄養も摂れるベースフードをぜひ試してみてください※15。