糖質カット炊飯器は効果なし？実際の性能や糖質オフに役立つご飯の食べ方を紹介

近年、糖質制限ダイエットの人気が高まっていますが、炊飯器の中にも、糖質カットをうたっている機種が存在します。ご飯は糖質が多い食品のため、炊飯器で糖質がカットできれば、糖質制限中の方にとって非常に便利です。

しかし実際のところ、糖質カット炊飯器でごはんの糖質を減らすことは可能なのでしょうか。

そこで本記事では、糖質カット炊飯器の性能や効果の信ぴょう性について、詳しく解説します。また、糖質オフに役立つごはんの食べ方もあわせて紹介します。

糖質カット炊飯器に効果はないのか気になる方や、ご飯の糖質をカットする食べ方を知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

糖質カット炊飯器とは

そもそも糖質低減をうたっている炊飯器（糖質カット炊飯器）は、どのような仕組みでご飯に含まれる糖質をカットしているのでしょうか。

ここでは、糖質カット炊飯器の特徴や主な銘柄について解説します。

糖質カット炊飯器の特徴

糖質カット炊飯器は、糖質カットの方法により「分湯方式」と「水増し方式」の2種類に分類されます。

分湯方式とは、炊飯の途中でお米から溶け出したお湯を排出することで糖質を抑える炊飯方法です。炊飯器でお米を炊く場合、加熱が進むと表面の糖質（デンプン）がお湯の中に溶け出します。

一般的な炊飯器は、糖質が溶け出したお湯をお米に吸わせて炊き上げますが、分湯方式の炊飯器は、糖質が溶け出したお湯を排出して、新しい水を注いでお米を蒸し上げます。

分湯方式の炊飯器は、糖質が溶け出したお湯を分離するために、二重構造の釜や排水用のタンクやトレーなどを採用している機種が一般的です。

分湯方式の炊飯器が、糖質を含むお湯を捨てることで糖質をカットするのに対して、水増し方式は、加える水分量を多くすることで糖質の割合を低く抑える炊飯方法です。

水を多めに加えるだけでよいため、二重構造の釜や排水タンクやトレーなどは必要なく、見た目は一般的な炊飯器と変わりません。

水増し方式の炊飯器は、分湯方式の炊飯器に比べて糖質カット率は劣りますが、炊き上がったご飯のおいしさ（旨み）は、水増し方式の方が勝るとされています。

糖質カット炊飯器の主な銘柄

糖質カット炊飯器の主な4銘柄は次のとおりです。

• アイリスオーヤマ「ヘルシーサポート炊飯器」
• 山善「YJF-M30CC」
• アイネクス「スマートライスクッカー」
• サンコー「糖質カット炊飯器　匠」

アイリスオーヤマの糖質カット炊飯器は、水増し方式の糖質カット炊飯器を採用しているところが特徴で、極厚火釜のためムラの少ないおいしいごはんが炊き上がります。

山善の糖質カット炊飯器は、分湯方式タイプの炊飯器で、減糖炊飯以外にも、おかゆや蒸し料理などのモードも搭載しています。

アイネックスの糖質カット炊飯器は、スタイリッシュな見た目が特徴です。また、炊飯釜の上にトレーを設置して低糖質のご飯を炊き上げる方式により、ムラの少ない炊き上がりを実現しています。

サンコーの糖質カット炊飯器は、内釜にお米、外釜に水を入れて炊く分湯式です。内釜がザイになっているため、内釜のなかでお米を研いでそのまま炊飯器にセットできます。

糖質カット炊飯器の実際の性能や効果

炊飯器でご飯を炊くだけで気になる糖質がカットできるなら、糖質制限中の方にとって便利で魅力的な家電といえるでしょう。

しかし、糖質カット炊飯器は消費者から効果を疑問視する声も上がっており、国民生活センターが、糖質の低減に関するテストをおこなっています。

国民生活センターのテストでは、テストを実施した糖質カット炊飯器6銘柄すべてにおいて、一般炊飯の場合よりも糖質が低い結果が出ました。

しかし、5銘柄中4銘柄においては、メーカーが謳っている最大糖質カット率を満たしていませんでした。糖質カット炊飯のごはんは、水分を多く含んだ柔らかめのご飯に炊きあがるため、一般炊飯のご飯よりも重量が増えます。

水分が多い分、糖質の割合が低下する一方、糖質カット炊飯で炊いたご飯の糖質の総量は、通常炊飯の場合と大差がないことが、国民生活センターのテスト結果でわかっています。

現在販売中の糖質カット炊飯器すべてがそうであるとは言い切れませんが、仕組みなどは同様であると考えられるため、糖質カット炊飯器の購入を検討している方は注意が必要です。

なお、今回のテスト結果を受けて、糖質カット炊飯器の改善及び再評価をおこなっている企業もあります。

ご飯から摂取する糖質を効果的にカットする方法

国民生活センターのテスト結果からわかるように、糖質カット炊飯器は、必ずしもご飯の糖質を低減できるとは限りません。そのため、ご飯の糖質を確実にカットしたい方は、糖質カット炊飯器の効果や性能を過信しないことが大切です。

そこでここでは、糖質カット炊飯器を使用せずに、ご飯の糖質を効果的にカットする方法を紹介します。ご飯の糖質が気になる方は、ぜひ試してみてください。

食べ過ぎない

ご飯から摂取する糖質を減らしたい場合は、ご飯を食べ過ぎないことが肝心です。国民生活センターのテスト結果でも触れられているように、糖質カット炊飯器で炊いたご飯は、一般炊飯のご飯に比べて水分量が多めに炊き上がります。

ご飯の水分量が増えた分、ご飯に占める糖質の割合が低下しますが、糖質の総量が大きく減るわけではありません。そのため、糖質カット炊飯器で炊いたご飯を食べ過ぎると、糖質の過剰摂取になる恐れがあります。

ご飯の糖質を確実に抑えたい場合は、ご飯の摂取量を適切にコントロールして、食べ過ぎないように心がけましょう。

栄養バランスのよい食事を意識する

ご飯の糖質を効率よくカットするためには、栄養バランスのよい食事を摂ることも大切です。糖質の摂取量を減らすために、いつもよりご飯の食べる量を控えると、栄養バランスが偏ったり、食事の満足度が下がったりする場合があります。

そのため、ご飯の量を控える場合には、栄養バランスのよい食事を摂ることを心がけましょう。

食事のメニューに肉や魚、卵などをメインに使用した主菜や、野菜や海藻、きのこなどの食材を用いた副菜を取り入れることで、食事の栄養バランスが整います。

主菜や副菜を揃えて食事を充実させると、ご飯の量を控えても満足度の高い食事ができるでしょう。

効率よく糖質オフしたいならBASE FOODもおすすめ！

糖質の摂取量を健康的に減らしたい方は、栄養豊富かつ糖質控えめのBASE FOODを取り入れてみてはどうでしょうか。原材料に小麦全粒粉を使用しているBASE FOODは、小麦で作られている食品に比べて、低糖質で太りにくいところが特徴です。

また、調理不要またはわずかな調理のみで、手軽に食べられるため、忙しい方の栄養補給にも最適です。ここからは、BASE FOODの特徴や魅力を詳しく解説します。

33種類の栄養素が摂取可能

BASE FOODは1食で1日に必要な33種類の栄養素を摂取できる完全栄養食です※。

筋肉の元となるたんぱく質や、便秘予防に効果的な食物繊維、体の調子を整える26種類のビタミンやミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。

BASE FOODなら、他の食品と組みあわせて食べなくても、1日に必要な栄養素の1/3をすべて補給できます。糖質を控えた食事は、栄養バランスが偏りやすいデメリットがありますが、完全栄養食のBASE FOODなら、糖質カットと栄養補給のどちらも実現可能です。※15※19※20

栄養バランスを整えて、健康的に食事の糖質を減らしたい方は、ぜひBASE FOODを試してみてください。

※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

忙しくてもおいしく栄養補給

BASE FOODは面倒な調理をしなくても、すぐに食べられるものが多いため、忙しい方の栄養補給に最適です。忙しい方が栄養バランスのよい食事を手作りで毎回用意するのは大変ですが、BASE FOODなら、自炊をおこなわなくても、栄養バランスのよい食事が手軽におこなえます。

また、BASE FOODは「忙しい毎日でもおいしくて体によいものを」という思いのもとに開発されているため、手軽かつ食べ続けやすいおいしさも魅力です。

飽きずに続けられる豊富なラインアップ

BASE FOODは、種類が豊富で飽きずに続けられるところも多くの方に支持されています。

BASE FOODの主な種類は次の4種類です。

• BASE BREAD
• BASE Pancake Mix™
• BASE PASTA
• BASE Cookies

各種類の特徴を順番に紹介します。

BASE BREAD

BASE BREADは、パンタイプの完全栄養食です。※15 一般的なパンは小麦粉から作られているため高糖質ですが、原材料に小麦全粒粉を使用しているBASE BREADは、食物繊維が豊富で糖質が控えめです。※19※20

そのため、糖質制限中にパンが食べたい場合は、BASE BREADを取り入れるとよいでしょう。BASE BREADの種類は次のとおりです。

＜菓子パン＞

• チョコレート
• メープル
• シナモン
• こしあん
• コーヒー

＜食事パン＞

• ミニ食パン・プレーン
• ミニ食パン・レーズン
• プレーン
• リッチ

＜総菜パン＞

• カレー

BASE BREADは種類が充実しているため、自身の好みのパンが見つかるでしょう。

BASE Pancake Mix™

BASE Pancake Mix™は、低糖質なパンケーキを自宅で手作りしたい方に、最適のパンケーキミックスです。

一般的なパンケーキミックスは、糖質が多く栄養バランスが偏りがちですが、BASE Pancake Mix™は33種類の栄養素が補給できるうえに、気になる糖質も控えめです。※19※20

パンケーキの他にも、カップケーキやワッフル、ドーナツなどの生地にも使用できます。手作りで低糖質スイーツを作りたい場合には、ぜひBASE Pancake Mix™を試してみてください。

BASE PASTA

BASE PASTAは、麺タイプの完全栄養食です。一般的なパスタの栄養は糖質がメインのため、栄養バランスに偏りがあります。

しかし、BASE PASTAは、糖質控えめかつ体に必要な栄養素がバランスよく含まれているため、ヘルシーで健康的な麺を取り入れたい方におすすめです。※19※20

BASE PASTAの種類は、平打ち麺タイプのフェットチーネと、細麺タイプのアジアンの2種類あります。

また、特性ソース4食セット（ボロネーゼ×2食、まぜそば×2食）やソース焼きそば、冷凍パスタ（ボロネーゼ、たらこ、きのこクリーム）なども発売されています。

BASE Cookies

BASE Cookiesはクッキータイプの完全栄養食です。クッキーは糖質が高いイメージがありますが、BASE Cookiesは糖質控えめでヘルシーなところが一般的なクッキーとは異なります。※19※20

また、BASE Cookiesはたんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの不足しがちな栄養素が配合されているため、おやつを摂りながら体に必要な栄養素が摂取可能です。

BASE Cookiesのフレーバーは、ココア、抹茶、アールグレイ、ココナッツ、ペッパー、チーズの6種類あります。

ラインアップが充実しているため、ぜひいろいろなフレーバーを試して、お気に入りのものを見つけてみてください。

まとめ

本記事では、糖質カット炊飯器の効果の信ぴょう性について解説しました。国民生活センターのテストでは、糖質カット炊飯で炊いたご飯の糖質量は、一般炊飯で炊いたご飯と比べて大差がないという結果が出ています。

またテストの結果、糖質カット炊飯器の中には、メーカーが謳っている最大糖質カット率を満たさない銘柄もあることがわかりました。

そのため、ご飯の糖質を確実に減らしたい方は、糖質カット炊飯器に頼るよりも、ご飯の食べる量を控えめにして、糖質の摂取量を抑えましょう。

食事の栄養バランスを整えて、効率よく糖質をカットしたい方は、完全栄養食のBASE FOODがおすすめです。BASE FOODなら糖質控えめかつ、体に必要な栄養素もまんべんなく補えます。

健康的な糖質オフ食生活を実現するためにも、ぜひBASE FOODを毎日の食事に取り入れてみてください。

※各商品情報は公式サイトを参考にしております。