コロネはカロリーが高い？糖質や栄養価について解説

コロネは巻貝のような独特の形状をしたパン生地に、チョコやカスタードなどのクリームを詰めたパンです。パン生地が焼き上がった後にクリームを詰めるため、フレッシュな状態で楽しめます。

根強い人気のあるコロネですが、ダイエット中に食べる場合はカロリーが気になる方もいるでしょう。本記事では、コロネはカロリーが高いかどうか解説します。また、コロネの糖質や栄養価についても考えましょう。

最後にダイエット中におすすめのパンも紹介するため、参考にしてください。

コロネのカロリーは高い？

コロネのカロリーが高いかどうかを知るには、コロネのカロリーのみならず、ほかのパンとカロリーを比較してみる必要があります。ここでは、コロネのカロリーとともに、ほかのパンとの比較をします。

コロネのカロリー

コロネにはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的なチョココロネとカスタードコロネのカロリーを見てみましょう。メーカーや製造元によりカロリーは異なりますが、日本食品標準成分表2020年版（八訂）に記載のあるチョココロネのカロリーは、100gあたり320kcalです。

カスタードコロネは食品成分表に記載がないため、中身のカスタードクリームとチョコレートクリームを比較してみましょう。100gあたりのカロリーは、カスタードクリームは174kcal、チョコレートクリームは481kcalと、チョコレートクリームの方が高カロリーです。

よって、同じパンで作ったチョココロネとカスタードコロネを同量で比較した場合、チョココロネの方がカロリーは高めでしょう。

コロネとそのほかのパンのカロリーを比較

次に、コロネとそのほかのパンのカロリーを比較しましょう。それぞれのパンの100gあたりのカロリーを比較した表は以下のとおりです。コロネの種類については、チョココロネのカロリーを採用しています。

コロネ	320kcal
クロワッサン	406kcal
あんぱん（こしあん）	267kcal
メロンパン	349kcal
食パン	248kcal

コロネ100gのカロリーは、同量の食パンやあんぱんなどに比べるとやや高めですが、クロワッサンやメロンパンに比べると高くはないことがわかります。

コロネとそのほかのパンの糖質と脂質を比較

次に、主にエネルギー源（カロリー）となる糖質、脂質についてもそのほかのパンと比較してみましょう。

コロネとそのほかのパンの糖質を比較

コロネとそのほかのパンの糖質を比較しましょう。コロネはチョココロネで、すべてのパンを100gあたりの糖質量で比較しています。

コロネ	44.3g
クロワッサン	52.3g
あんぱん	51.6g
メロンパン	60.6g
食パン	48.2g

ほかのパンと比べてコロネは糖質が高いとはいえませんが、パン自体のカロリーの大半を糖質が占めることから、食べすぎには注意が必要です。

コロネとそのほかのパンの脂質を比較

次に、コロネとそのほかのパンの脂質を100gあたりで比較しましょう。

コロネ	15.3g
クロワッサン	20.4g
あんぱん	3.6g
メロンパン	10.5g
食パン	4.1g

コロネはクロワッサンほど脂質は高くないものの、食パンやあんぱんなどと比べると非常に高いことがわかります。コロネの脂質が高い理由は、後ほど詳しく解説します。

ダイエット中にコロネを食べても大丈夫？

ダイエット中にコロネを食べても大丈夫なのか気になる方もいるでしょう。結論をいえば、ダイエット中のコロネは控えたほうがよいです。ダイエット中にコロネを控えたほうがよい理由としては、次の3つが挙げられます。

それぞれの理由について詳しく解説します。

糖質が高く血糖値を上昇させやすい

コロネはパン生地にチョコレートやカスタードなどの甘いクリームが詰められた菓子パンです。コロネのパン生地には、小麦粉や砂糖などの糖質が多く含まれており、多量の糖を体に取り入れることで血糖値が急激に上昇します。

血糖値が高くなると、インスリンと呼ばれるホルモンが分泌されて血糖値を下げようとしますが、脂肪の合成や蓄積を促す働きもあります。血糖値が急上昇することでインスリンの量が増え、脂肪の合成が進み、結果として体に脂肪が蓄積されやすくなります。

また、急上昇した血糖値は急降下もしやすく、血糖値の乱高下により空腹感やイライラなどの不快な症状が出やすいこともデメリットです。ダイエット中にコロネを食べすぎると、太りやすくなるのみでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

脂質が高く脂肪をため込みやすい

コロネに詰められているチョコレートやカスタードなどのクリームは、乳製品や油脂類が主な原料です。これらの食材は脂質が豊富であり、たとえばチョココロネには100gあたりに15.3gの脂質が含まれています。

脂質はエネルギー源となる重要な栄養素ですが、摂りすぎると体内で消費されずに脂肪として蓄積されます。また、脂質は消化に時間がかかり、胃もたれや吸収不良など消化器系のトラブルを引き起こす場合もあります。

さらに動物性の脂質にはコレステロールや飽和脂肪酸が多く含まれており、摂り過ぎることで、動脈硬化や心疾患などの健康障害リスクを高めることもデメリットです。ダイエット中にコロネを食べすぎると、体重が増加するのみでなく、健康面での問題も生じる可能性があるでしょう。

ダイエットに欠かせないビタミンやミネラルが不足

コロネは、パン生地と中に詰められているクリームから構成されており、野菜や果物などのビタミンやミネラルが豊富な食材はほぼ使われていません。ビタミンやミネラルは体のさまざまな機能を正常に保つために必要な栄養素で、不足すると免疫力の低下や肌荒れなどの不調を引き起こします。

また、ビタミンやミネラルには代謝を促進する働きもあることから、ダイエットにも効果的です。コロネにはビタミンやミネラルが不足しているため、ダイエット中に食べると、栄養バランスが崩れる可能性があります。

以上の3つの理由から、ダイエット中はできればコロネを控えたほうがよいといえます。とはいえ、ダイエット中にどうしてもコロネを食べたくなることもあるでしょう。

もし、ダイエット中にコロネを食べたくなった場合には、食べる頻度や量を減らしましょう。次に、ダイエット中に、コロネのようなパンが食べたくなったときにおすすめのパンを紹介します。

ダイエット中にパンが食べたくなったらベースブレッド

コロネをはじめとしたパンは、糖質や脂質が高く太りやすいため、ダイエット中は控えている方もいるでしょう。しかし、パンの中にはダイエット中に食べても太りにくいものがあります。

ダイエット中に食べたくなったときにおすすめできるパンがベースブレッドです。ベースブレッドが、ダイエット中に食べても大丈夫な理由は以下の3つです※14。

それぞれの理由を詳しく解説します。

全粒粉を使用しているため糖質が控えめ

全粒粉は小麦粉の一種ですが、小麦の外皮や胚芽を除去せずに精製しています。また、全粒粉には糖質が低いメリットがあります。ベースブレッドは、一般的なパンと比較して糖質が抑えられています※20。

ベースブレッドは糖質を抑えながら食べたい方におすすめのパンです。

食物繊維が豊富で腹持ちがよい

全粒粉には食物繊維が豊富に含まれています。 ベースブレッドは全粒粉や大豆粉を使用しているため、食物繊維が豊富です。

食物繊維は腹持ちがよい特徴があり、食べすぎを防ぐのに役立ちます。また、食物繊維には腸内環境を整えて便通をよくしたり、血糖値やコレステロール値を下げたりといった効果もあります。

パンの種類が多い

ベースブレッドはパンの種類が多くあることも、ダイエット中におすすめの理由です※14。ベースブレッドには味や形がさまざまなパンが用意されています。

具体的には、大きくわけて食事パンタイプと菓子パンなど種類が豊富です。

菓子パンタイプですが、糖質が控えめで食物繊維も多いため、ダイエット中でも朝食や間食として食べやすいパンです※20。

BASE FOODなら飽きずにダイエットが継続できる

ベースブレッドはダイエット中にコロネの代わりにおすすめできるパンです。ベースブレッドは完全栄養食のBASE FOODの一つで、ほかにもダイエットを飽きずに継続できる商品が用意されているほか、続けやすい工夫もされています※16※20。

具体的には、次のような商品や工夫が挙げられます。

それぞれの商品や工夫について詳しく紹介します。

アレンジ自在な雑穀生パスタ「BASE PASTA」

まず、BASE FOODには、雑穀生パスタの「BASE PASTA」があります。

いずれの麺もお好みのソースをあわせてアレンジが自在で、飽きずに食べやすいメリットがあります。ソースの用意が面倒な方は、ソースがセットになったものがおすすめです。

ゆで時間は1～2分と短く、時短で食事をしたい方にもおすすめできます。

おやつにぴったりなクッキータイプ「BASE Cookies」

次に、BASE FOODには、クッキータイプの「BASE Cookies」もあります。お手頃サイズに包装されており、職場やお出かけに持ち運びやすいでしょう。さまざまな味が用意されており、飽きずに食べやすいことも特徴です。

ほかのBASE FOODシリーズと同じく、糖質控えめで食物繊維も豊富なことから、ダイエット中のおやつとしておすすめできます※14※20。

継続コースならお得に購入できる

ベースブレッドはコンビニエンスストアやドラッグストアなどで販売されており、見かけたことがある方もいるでしょう。しかし、購入するなら公式サイトの継続コースがおすすめです。

費用の負担を軽減しながらダイエットに挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください※14。

まとめ

コロネはほかのパンと比べると、ややカロリーが高く、糖質や脂質も高いです。食べすぎると、太りやすいほか、健康トラブルにつながる可能性もあるでしょう。

そのため、ダイエット中に食べるパンとしてはおすすめできません。もし、コロネを食べる場合は頻度や量に注意しましょう。ダイエット中に食べるパンなら、糖質が控えめで食物繊維も豊富なベースブレッドがおすすめです※20。

公式サイトの継続コースでお得な購入も可能なので、ボディケアのための食事を探している方はぜひチェックしてみてください※14。

＜参考文献＞
文部科学省｜日本食品標準成分表2020年版（八訂）