一人暮らしの食事は、調理時間や手軽さの面から外食や内食に偏りがちな傾向があります。
仕事で疲れたあとに食事メニューを考えたり、買い物や調理作業に追われたりする自炊は手間がかかると感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし、外食や内食は栄養バランスに偏りが生じる場合が多く、こうした食生活を続けていると生活習慣病をはじめとする不調を招きやすくなります。
一方、栄養素が高い食材を使って自炊すれば、栄養バランスの整った食生活を低コストで作ることができます。また自炊を習慣化できれば、経済面でもお得になるでしょう。
本記事では、自炊に役立つ栄養価の高い食材や調理のコツのほか、忙しい方のためのおすすめ宅配サービスを紹介しています。
一人暮らしの食事に自炊を取り入れて、経済的かつ健康的な食生活を手に入れるために、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。
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一人暮らしの食事は自炊がおすすめ!
一人暮らしの食事では、総菜で簡単に済ませる内食や外食よりも自炊の方がおすすめです。自炊をおすすめする理由は、次のとおりです。
- 食費の節約になる
- 栄養バランス・食事の量のコントロールが可能
- 食材を好みな味付けで調理可能
食費の節約になる
外食や内食を控えて自炊を心がけると、食費の節約になります。スーパーで自炊の材料を買い揃えると、外食や内食よりも高くなってしまい、自炊の方が割高に感じる場合もあるでしょう。
しかし、その割高に感じる金額は、数食分、数日分の食費になります。1食あたりに換算すれば確実に安くつくことでしょう。
光熱費などを含めたトータルのコストで考えても、毎回の食事に外食や内食を利用していた場合、自炊に比べて毎月の食費が高くなるのはいうまでもありません。
さらに自炊の買い物では、ある程度のまとめ買いやお買い得品の活用ができるため、食費の節約につながりやすいというメリットも。
1か月の食費が高くついている方は、自炊を取り入れると外食や内食をメインで利用していたときよりも、食費を安くおさえられます。
栄養バランス・食事の量のコントロールが可能
自炊では、栄養バランスや食事の量を個人にあわせて調整できます。食事内容の偏りや食事量の不足も、自炊で食材や量を調節すれば改善できるでしょう。
たとえばうどんやラーメン、チャーハンなど、炭水化物や脂質の多い食事に偏っている食事場合には、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを含む、魚料理や野菜サラダなどをプラスすることで栄養バランスを整えることができます。
また、食べ過ぎが続いて、体重増加や胃もたれが心配になった場合には、食事量をいつもの7割ほどにすることで、ダイエットのサポートや腹痛防止に繋がります。
野菜を使った料理を増やしたり、消化に負担のかかる肉料理を減らしたりといった調整も自由自在です。不必要な栄養を過剰に摂り過ぎるということが起こりにくいため、食費のムダを省くこともできます。
自炊による栄養バランスや食事量のコントロールは、一人暮らしの食事にとって健康面と経済面の双方からメリットが得られます。
食材を好みな味付けで調理可能
外食や内食では、味が濃すぎたり甘すぎたりと、好みの味での食事を楽しめない場合があります。
けれども一人暮らしの自炊であれば、あなたにぴったりの味付けに仕上げることができ、より美味しい料理を楽しめるでしょう。
また、自炊の腕が高くなってくると味付けのバリエーションが増え、好みの味の選択肢が増えてくる点も楽しみの1つといえます。
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一人暮らしの食事で注意すべき栄養素
栄養バランスの調整が進めやすい自炊ですが、具体的にどのような栄養素の量に注意すればよいのでしょう。
一人暮らしの食事で摂取すべき栄養素として、次の5つを意識してみましょう。
- 炭水化物
- たんぱく質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
炭水化物
炭水化物は3大栄養素の1つで、糖質と食物繊維から構成されています。このうち、エネルギーとなるのは糖質の方です。糖質は体内でブドウ糖に変換されたのち、エネルギーに変えられて、脳を始めとした各組織で使われます。
体内のエネルギー源である糖質が不足すると、疲れやすくなってしまいます。
とくに、脳は原則、ブドウ糖しかエネルギーとして使うことができないため、脳を正常に機能させるためには糖質の摂取が不可欠です。
また糖質は、ビタミン、ミネラルの吸収を促進する働きやがあり、各消化器官の健康維持にとっても大切な栄養素となります。
糖質はお米やパン、麺類などから豊富に摂取できます。エネルギー源の確保のため、不足なく摂取しましょう。
なお、食物繊維は糖質と異なり、エネルギー源としては使えません。
しかし腸内環境を整えたり、便秘を改善したり、余分なコレステロールを排出しやすくしたりといった、健康維持に嬉しい効果を持っています。
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の発症予防のため、18~64歳の男性で1日に21g以上、女性で18g以上の摂取を目標量としています。
食物繊維は玄米など、精製されていない穀類をはじめ、野菜や果物、海藻にキノコ、豆類などから摂取できます。食物繊維の不足防止のため、これらの食材を意識して食事に取り入れてみましょう。
たんぱく質
たんぱく質は、体を構成している筋肉や内臓、皮膚、髪の毛などの原料となる重要な栄養素です。体内でアミノ酸に分解され筋肉や細胞の修復、生成に使用されています。
また、たんぱく質には免疫機能を向上させたり、ホルモンを合成を促進する効果も。たんぱく質は免疫細胞やホルモンの生成にとって必要な栄養素でもあります。
十分に摂取することで免疫機能を強化して風邪を引きにくい体を作ったり、ホルモンによって体内機能を調整し、疲れやストレスを軽減したりする効果が見込めます。
たんぱく質が不足すると、筋肉や皮膚などが十分に合成されず、筋力低下や肌荒れなどを引き起こしやすくなります。
また免役力やホルモン分泌が低下し、風邪を引きやすくなったり集中力が低下したりすることも。筋肉など、体の組織を合成するためには、20種類のアミノ酸が必要です。
このうち9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれ、ヒトの体では合成できない栄養素。体を作るための材料として、食事からの摂取が必須になるのです。
たんぱく質は肉や魚、卵、大豆食品に豊富です。これらからは十分な必須アミノ酸をバランスよく摂取できるため、毎日の食事に様々なたんぱく質食品を取り入れるようにしましょう。
脂質
三大栄養素の1つである脂質は、炭水化物とたんぱく質とともに摂取しておくべき栄養素です。
脂質は体内でのエネルギー源として利用されます。そのエネルギー量は炭水化物やたんぱく質の4kcal/gに比べ、9kcal/gと高く、エネルギー生成効率が良いことでも知られています。
さらに、脂質には脂溶性ビタミンの吸収をサポートする効果も。脂質にビタミンが溶けることで、吸収率を高めることができます。
脂質はまた、ストレスホルモンや性ホルモンなど、さまざまなホルモンの原料となるほか、体内の細胞膜の構成物質としても使われます。
脂質が不足すると、エネルギー生成効率が下がってエネルギー不足を起こしやすくなります。
また、脂溶性ビタミンの不足やホルモンバランスの乱れが引き起こされることも。
脂質は過剰摂取による肥満や動脈硬化のリスクばかりが注目されがちですが、健全な生命維持活動の維持のため、適量の摂取は私たちに欠かせないものなのです。
ビタミン
ビタミンには数多くの種類がありますが、いずれも体内で合成することのできない栄養素です。それぞれが体の調子を整える効果を発揮してくれるため、食事から不足なく摂取することが重要です。
ビタミンには、ビタミンA、B群、C、D、Eなどがあり、次のような健康効果が期待できます。
- ビタミンA:目や皮膚の粘膜の健康維持
- ビタミンB群:エネルギー代謝、脳内神経伝達物質の合成サポート、造血効果
- ビタミンC、E:抗酸化作用、免疫機能向上
- ビタミンD:骨や歯の健康維持
たとえばビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変える働きが弱まり、十分に糖質を摂っているにもかかわらず、体の怠さや疲れなどを起こしやすくなります。
ビタミンD不足ではカルシウムの吸収効率が低下し、骨粗しょう症のリスクを高める原因に。このように、ビタミン類の不足は、倦怠感や冷え性に始まり、骨や目、皮膚のトラブルなどを引き起こします。
ビタミンは肉や魚、卵などの動物性食品、野菜や果物、きのこ類などの植物性食品など、あらゆる食材に含まれています。
このうち、一人暮らしの食事においては、野菜や果物、魚やキノコ類が不足しがち。野菜料理を作り置きして、いつでも食べられるように工夫しておきたいところですね。
ミネラル
ミネラルは歯や骨の形成、筋肉の収縮、神経機能の維持をはじめとして、生体機能の健康維持を幅広くサポートする栄養素です。
ビタミンと同じく、体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。ヒトの体に多いミネラルである、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンを多量ミネラルと呼びます。
ナトリウムやリンは現代の食生活において過剰摂取が心配されていますが、カルシウムやマグネシウムは不足しやすいミネラルです。
また、鉄や亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは微量ミネラルと呼ばれ、必要量は多くありませんが健康維持には欠かせないミネラルです。
これらのうち、特に不足しがちなミネラルには以下のようなものがあります。
- 鉄:ヘモグロビンに形成、造血、酸素運搬
- カルシウム:骨や歯の形成、血液凝固のサポート
- マグネシウム:筋肉と神経の機能維持
- カリウム:血圧及び体内の水分バランスの調整
鉄不足では貧血の、カルシウムやマグネシウムの不足では骨粗しょう症の、カリウム不足では高血圧のリスクがそれぞれ高まります。
ミネラルは肉や魚、野菜に果物など、様々な食品から摂取できます。特に一人暮らしの食事においては、不足しがちな野菜に乳製品、海藻類などを意識して摂るようにすると良いでしょう。
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一人暮らしの食事のコツ
一人暮らしの食事において、健康を維持して元気に毎日を過ごすため、これらの五大栄養素を過不足なく摂取することは非常に重要です。
以下ではこれらの栄養素の、より効率的な摂り方について解説します。
一人暮らしの食事を効率よく継続するために、次の6つのコツをおさえておきましょう。
- 主食は必ず食べる
- 手間のかからない料理を作る
- 日持ちする野菜を活用
- 休日に作り置きをする
- 主菜のたんぱく質は毎食異なる食品から
- 緑黄色野菜、淡色野菜を摂取する
主食は必ず食べる
主食は抜かず、毎食食べるようにしましょう。主食には、脳や体のエネルギー源となる糖質が含まれるため、日常生活を送るうえでの身体活動には欠かせません。
糖質は米やパン、麺類をはじめ、ジャガイモ、トウモロコシなど、穀類やイモ類から豊富に摂取できます。
また、穀類やイモ類からは糖質のほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維も摂取できます。
主食を必ず食べることで、糖質だけでなく様々な栄養素の不足を防ぐことができるのです。
食事の土台となる主食は、一人暮らしの食事メニューに必ず取り入れるようにしましょう。
手間のかからない料理を作る
仕事で疲れた状態でも自炊を継続できるよう、手間のかからない料理を作ることを心掛けましょう。
手のかかる料理を毎日作らなければ、と考えると、負担が大きくなり、継続も難しくなってしまいます。
なるべく手間をかけずにおいしく食べられる料理を取り入れると自炊の手間が削減でき、自炊が手軽で楽しいものとなるでしょう。
たとえば、焼けば調理が完結する肉や魚料理、野菜をカットしてレンジで温めるのみで食べられる温野菜といった、手軽で効率的に栄養摂取ができる料理を増やしてみましょう。
そのまま食べられる果物や牛乳を、ビタミンやミネラルの供給源として活用するのも良い方法ですね。
日持ちする野菜を活用
買った食材を腐らせてしまった、という経験はありませんか?
一度に消費する食材の量が少ない一人暮らしにおいては、消費期限を切らせたり腐らせたりといったことが特に起こりやすくなっています。
食材をダメにする経験が続くと、自炊自体が嫌になってしまうことも。食材を腐らせないようにする工夫として、日持ちする食材を買うことをおすすめします。
玉ネギやニンジンなどの根菜類は長持ちしやすく、あらゆる料理に使いやすいため、是非活用してみましょう。
また、腐りやすいほうれん草などの葉物野菜は、冷凍野菜として販売されているものを使ってみましょう。
冷凍野菜であれば腐る心配がないため、好きなときに好きな量を使うことができます。
日持ちする食材により食材の腐敗リスクが下がれば、無駄な食品ロスを回避できます。食費の節約にもつながり、より経済的に自炊を続けられるでしょう。
休日に作り置きをする
一人暮らしの食事を効率的かつ継続させるためには、休日や時間があるときの食事の作り置きが有効です。
時間があるときに数日分の食事を作り置きしておくと、仕事で疲れたあとでも調理する手間が省け、自炊の負担を下げられます。
作り置きした食事は、食べるまでに数日かかる場合は冷凍しておきましょう。
数日分の食事をまとめて調理できない場合は、野菜のカットや肉の下味をつけておくなど下準備のみでも済ませておくと、自炊の手間が減り時短につながります。
仕事の日に食事のメニューを考えなくて済むメリットもあり、休日の作り置きは、一人暮らしの食事で取り入れておきたい調理方法といえます。
主菜のたんぱく質は毎食異なる食品から
自炊で食事を作る際は、食事のたびに主菜のたんぱく質を異なる食品から摂取しましょう。
たんぱく質の合成には20種類のアミノ酸が必要。このアミノ酸の配合バランスは、食品によって異なっています。
豚肉ばかり食べる、納豆ばかり食べる、といったやり方では、摂取できるアミノ酸に偏りが生じやすくなります。
なかでも体内で生成できない9種類の必須アミノ酸の食事による摂取は欠かせません。
食事のたびに主菜を変え、異なるたんぱく質を摂取するよう意識することで、アミノ酸の偏りを防ぐことができます。
たんぱく質が多く含まれる肉、魚、卵、大豆食品をうまく組み合わせながら、食事から摂取するアミノ酸バランスを保ちましょう。
緑黄色野菜・淡色野菜を摂取する
一人暮らしで意識したい野菜の通り方として、野菜の「色」に注目するという方法があります。
野菜は緑黄色野菜と淡色野菜に分けられ、種類によって含まれているビタミン、ミネラルの特徴が異なります。色の濃い野菜、トマトやほうれん草、カボチャなどは緑黄色野菜です。
βカロテンという、ビタミンAのもととなる成分が豊富で、免疫力を高めたり皮膚や目の健康を保ったりするのに役立ちます。
色の薄い野菜、玉ネギや白菜、大根などは淡色野菜と呼ばれます。βカロテンは少ないものの、その他のビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源として活躍してくれます。
厚生労働省が発表している「健康日本21」では、1日あたり350gの野菜を摂ることが推奨されています。
そのうち、緑黄色野菜は120g以上摂取することが望ましいとされています。
このように、緑黄色野菜と淡色野菜はどちらもバランスのよい摂取が大切となります。
色の濃い野菜と薄い野菜、どちらも食べることで、体調を整えやすくなるでしょう。
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一人暮らしに便利な栄養素の高い食べ物
一人暮らしの自炊では、栄養価の高い食べ物を意識して摂取すると、より高い健康効果が得られます。
そこで、一人暮らしに便利な栄養素が高い食べ物の例として、以下の食品たちを紹介します。自炊における健康効果の向上に役立ててみてください。
- もち麦
- 雑穀米
- 豆腐
- 大豆
- 卵
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 小松菜
- 干ししいたけ
- 乾燥わかめ
もち麦
小麦や大麦と同じくイネ科の穀物であるもち麦は、白米よりも栄養価が優れており、主食に取り入れると高い健康効果を発揮します。
もち麦は炭水化物が摂取できるばかりでなく、豊富な食物繊維により腸内環境を改善するほか、必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質による筋肉合成のサポートなどの効果が期待できるでしょう。
また、もち麦は白米よりも、血糖値の上昇が抑えられる「低GI食品」でもあります。
血糖値の上昇を抑えることで、体脂肪が付きにくい体になり、糖尿病を始めとした生活習慣病を予防することにもつながります。
腸内環境を改善したい、ダイエットを成功させたい、生活習慣病を予防したい、そんなときには普段の食事にもち麦を加えてみることをおすすめします。
雑穀米
雑穀米は、白米に玄米やあわ、ひえ、ごまなどの雑穀を混ぜた食品です。
雑穀は白米よりも、ビタミンB群、葉酸、マグネシウム、鉄、カリウムなどが多い食品です。
雑穀をプラスすることで、ビタミン・ミネラルが豊富な主食として楽しむことができます。
雑穀米もまた、もち麦と同じように食物繊維が豊富な「低GI食品」です。
血糖値の上昇を防ぎつつ、効率よく炭水化物と豊富な栄養素を摂取できる主食にとして、雑穀米は打ってつけの高栄養価食材といえるでしょう。
独特の風味や味わいがありおいしく食べられるばかりでなく、歯ごたえもあるため、食事の量も自然に減らす効果も期待できます。
豆腐
大豆を原料とした豆腐は、植物性たんぱく質が豊富に含まれている大豆食品です。主な栄養素には、植物性たんぱく質のほか、大豆イソフラボンやビタミンB群、カルシウム、鉄などがあげられます。
豆腐は必須アミノ酸をバランスよく含んでいるため、良質なたんぱく質の摂取源として非常に優秀です。
潰して白和えにする、そのまま冷奴にする、煮物にする、お鍋にするなど、様々な調理法で楽しめることも豆腐のメリットですね。
また、低価格で購入でき保存期間も長い傾向にあり、一人暮らしの食事に取り入れやすい食材と言えるでしょう。自炊に豆腐を取り入れると、食費の節約にもつながります。
大豆
豆腐をはじめ、数多くの食品に加工され使用されている大豆は、栄養素が高い食べ物といえます。
大豆を意識して摂取すると、植物性たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンE、葉酸、カルシウム、鉄分、食物繊維などの栄養素が摂取できるでしょう。
大豆が使われている食品には、納豆、味噌、豆乳があげられます。もちろん、乾燥大豆から大豆の煮物を作るのもおすすめです。
低コストで栄養価も高い大豆食品を積極的に取り入れることで、一人暮らしの自炊を健康的かつ経済的に進めることができるでしょう。
卵
食材のなかで栄養バランスが優れた食品の1つに卵があります。卵のたんぱく質には必須アミノ酸がバランスよく含まれており、質の高いたんぱく質を摂取できます。
たんぱく質以外にも、ビタミンB群、ビタミンD、葉酸、鉄分、リン、セレンなど多くの栄養素が含まれているため、完全栄養食品といえるでしょう。
また、栄養価が高いばかりでなく、料理へのバリエーションも豊富で、取り入れやすい点も魅力的です。
ブロッコリー
ブロッコリーは、野菜のなかでも栄養価の高い食品です。
緑黄色野菜であるブロッコリーからは、ビタミンAの元となるβカロテン、ビタミンC、ビタミンKのほか、たんぱく質、葉酸、カルシウム、鉄分、食物繊維、カリウムなど数多くの栄養素を摂取できます。
ブロッコリーには含まれる多くの栄養素の働きにより、抗酸化作用や腸内環境の改善が期待できます。
調理法にも多様性があり、年間を通して購入できる栄養価の高い野菜に位置付けられています。
ほうれん草
ほうれん草は栄養価が高く、とくに鉄分や葉酸が多く含まれた緑黄色野菜です。鉄分や葉酸以外にも、ビタミンA、C、K、カルシウム、マグネシウム、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
ほうれん草を摂取すると、貧血予防や抗酸化作用による老化防止、肌の健康促進が期待できるでしょう。
調理法も簡単で、軽く下ゆでをしておけば、炒め物やサラダ、お浸しと手軽に幅広く活用できます。
一人暮らしの食事で鉄分が不足し貧血気味の方には、おすすめの食品といえます。
小松菜
スーパーで販売されている野菜のなかで、栄養価が高く、安く購入できるコストパフォーマンスが優れた野菜に小松菜があげられます。
緑黄色野菜に分類される小松菜には、とくにビタミンCとビタミンKが多く含まれているほか、葉酸、カルシウム、鉄分、食物繊維なども含まれています。
小松菜を食べると、ビタミンCによる抗酸化作用が得られるほか、ビタミンKによる骨粗しょう症の予防効果が得られるでしょう。
味に癖がなく食べやすいため、サラダからみそ汁、お浸し、炒め物まで幅広いシーンで活躍します。一人暮らしの食事で買い物する際は、ぜひ買っておきたい食材といえます。
干ししいたけ
干ししいたけは、乾燥により旨味と栄養価を高めた自炊におすすめの食材です。主な栄養素には、ビタミンD、カリウム、亜鉛、銅、食物繊維が含まれています。
干ししいたけの特徴は保存性が高いばかりでなく、調理がしやすいなかで出汁も活用できるなど、使い勝手の良さも魅力といえるでしょう。
生のしいたけよりも安く購入でき、保存も利くため、自炊のお供に常備しておきたいおすすめ食材です。
乾燥わかめ
一人暮らしの食事で不足しがちなミネラル不足を補うために、摂取しておきたいのが海藻類。お手軽に食べられる食品として、乾燥わかめを活用しましょう。
海藻類の乾燥わかめからは、豊富なミネラルのほか、ビタミン、必須アミノ酸、食物繊維などを摂取できます。
乾燥しているため保存性が高く、水で戻すだけでサラダやみそ汁、酢の物などあらゆる料理にすぐ使うことができます。
普段の料理に飽きた際や、料理にちょっとした工夫を加えたい場合に、ミネラルの強化として乾燥わかめを活用してみるとよいでしょう。価格も安く購入でき、食費の負担にならないのも嬉しいポイントですね。
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【忙しい方必見】一人暮らしにおすすめの食事宅配サービス5選
一人暮らしの食事に自炊を取り入れていくなかでは、忙しさのあまり完全に自炊ができない場合もあるでしょう。
どうしても自炊ができないときは、栄養バランスの整った食事が食べられる食事宅配サービスを利用すると、健康的な食生活を維持できます。
以下では、一人暮らしの食事にも活用しやすい、おすすめの食事宅配サービスを5つ紹介します。
nosh
noshは、60種類以上のメニューから好みのメニューが選べる食事宅配サービスです。
提供されているメニューには、和、洋、中のあらゆるジャンルの料理がそろえられているほか、パンやスイーツも選べます。
専属シェフと管理栄養士により、すべてのメニューで糖質30g以下、塩分2.5g以下となっているため、健康面でも安心できるでしょう。
価格は、6食セット4,190円(税込)、8食セット4,990円(税込)、10食セット5,990円(税込)です。配送間隔は、1週間、2週間、3週間のなかから選べます。
ウェルネスダイニング
ウェルネスダイニングは、難しい食事制限をサポートするためのミールキットタイプの食事宅配サービスです。
管理栄養士による徹底した栄養計算が行われており、自身では継続が困難な制限料理をおいしくヘルシーに食べられるでしょう。
制限料理のメニューは、血圧改善のための塩分制限食、血糖値改善のための糖質制限食、腎臓への負担を軽減するたんぱく質制限食などバリエーションに富んだ内容となります。
価格は各7食セットでの購入で、塩分制限と血糖値制限が4,860円(税込)、たんぱく質制限食が5,184円(税込)で注文可能です。
食宅便
食宅便は、制限食に加えてやわらかさやカロリー制限など幅広い目的にあわせてコースが選べる食事宅配サービスです。
管理栄養士監修によるメニューには9つのコースがあり、さまざまな方の栄養摂取状況に適した食事に対応できるでしょう。
価格はコースによって異なり、7食セットで4,173円(税込)~4,588円(税込)の価格帯となります。
定期便を選ぶと送料が50%OFFとなるため、よりお得に購入できます。
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクトは、宅配されるおかずの数を自由に調整できる食事宅配サービスです。選べるおかずの数は三菜と五菜のなかから選べます。
いずれの種類でも管理栄養士の設計により栄養バランスに配慮されており、ご飯を準備しておけば、食べたいときに自身の食べる量に合ったおいしいおかずが食べられるでしょう。
価格は10食セットの場合、三菜3,900円(税込)、五菜4,900円(税込)です。
また、定期購入を利用すると、三菜3,500円(税込)、五菜4,200円(税込)での購入が可能です。
Dr.つるかめキッチン
Dr.つるかめキッチンは、専門医と管理栄養士によって一人暮らしの乱れた栄養バランスをサポートする食事宅配サービスです。
提供されているコースは、栄養バランスに配慮したコースのほか、糖質制限やカロリー制限に配慮したコースなど全5つのコースがあります。
5つのコースを別々の専門医が監修しているため、いずれのコースを選んでもコースに応じた健康改善効果が期待できるでしょう。
価格は、7食セット4,968~5,508円(税込)の価格帯での購入が可能です。
さらにお得に購入したい場合は、14食セットや21食セットを購入するとよいでしょう。
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一人暮らしの完全栄養食ならBASE FOODもおすすめ!
一人暮らしで自炊の時間が取れない方には、完全栄養食のBASE FOODもおすすめです。※15
BASE FOODは、1日に必要な栄養素の3分の1を補給できる商品です。※15
また、一人暮らしの方にピッタリな次のような特徴もあります。
- 一人暮らしで偏りがちな栄養素が凝縮
- 継続コースで面倒な買い出し不要
それぞれ詳しく解説します。
一人暮らしで偏りがちな栄養素が凝縮
一人暮らしは忙しさのあまり食事を抜いたり、外食や買い食いが増えたりして栄養が不足しがちです。
BASE FOODは、一人暮らしで偏りがちな栄養素をバランスよく摂取できます。
具体的には、タンパク質、26種のビタミンやミネラル、食物繊維などの健康維持に必要な栄養素が含まれています。
また、ブレッドやクッキーなど手軽に食べられる商品も展開しているため、時間がない朝や休憩時間にサクッと食べられる点も魅力です。
栄養不足は体の不調や病気を招く可能性があるため、BASE FOODを活用して健康維持に取り組みましょう。
継続コースで面倒な買い出し不要
BASE FOODの公式サイトでは、便利な継続コースが用意されています。
商品が定期的に自宅まで届くため、わざわざ買い出しに行く必要はなく、手軽に続けられます。
BASE FOODの商品ラインナップは様々なバリエーションがあり、継続コースは商品を選択できます。
手軽に栄養補給できる食品を探している方は、ぜひBASE FOODの継続コースも検討してみてください。
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まとめ
一人暮らしの食事は、手軽に済ませられる外食や内食に流されがち。
けれども将来の健康や経済面を考えるなら、自炊の習慣を付けておきたいものですよね。
ファーストフードや揚げ物のお惣菜などを毎日食べて、栄養バランスへの気配りをおろそかにしていると、生活習慣病をはじめとしたさまざまな体の不調にもつながりかねません。
自炊により栄養バランスを意識した食生活を続ければ、高い健康効果が見込めるばかりでなく食費も節約できます。
忙しかったり疲れが溜まっていたりする場合には、食事宅配サービスを利用してみましょう。
冷凍宅配弁当を常備しておくと、自炊する元気がないときにも栄養バランスの整った食事を摂ることができます。
比較的安価で手に入れられる食事宅配サービスは、外食やコンビニのお惣菜を買うよりずっと健康的かつ経済的。
自炊の息抜きに、適度に取り入れてみるのも良い方法ですね。
本記事で紹介した自炊のコツや取り入れるべき食材をうまく活用して、健康的で経済的な自炊生活を目指してみましょう。
監修:井後結香(管理栄養士)
大学卒業時に管理栄養士の資格を取得後、病院で栄養指導や給食献立管理、NSTなどに携わる。その後は在宅を拠点とした特定指導業務に従事、生活習慣病予防を目的とした相談を受け持つ。現在は並行してwebライターとして活動中。ダイエットや筋トレ、睡眠と食事との関係について情報提供を行う。