低糖質パンのおすすめ12選！市販・通販で購入できる人気商品やアレンジレシピも紹介

健康志向が高まる現代、食事の糖質量をコントロールできる低糖質パンが注目されています。低糖質パンは健康とおいしさの両方にこだわりたい方に人気があり、スーパーやコンビニなどで見かけたことがある方も多いでしょう。

しかし、市販の低糖質パンは種類が豊富で、どのようなパンを選べばよいか迷う方も少なくありません。そこで本記事では、コンビニやスーパー、インターネット通販で購入できるおすすめの低糖質パンを12商品紹介します。

市販や通販で低糖質パンを選ぶときのポイントと注意点も解説するため、手軽に食べられる低糖質パンを探している方や、糖質の摂取量を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

低糖質パンとは？

低糖質パンとは、糖質を抑えたパンです。一般的にスーパーやコンビニで市販されているパンは、原材料に精製小麦を使用しています。

精製小麦を使用したパンは糖質が多く、食後の血糖値を急上昇させるデメリットがあります。低糖質パンは主原料に糖質が少ない小麦ふすまや全粒粉、大豆粉、小麦たんぱくなどを使用し、食物繊維やたんぱく質などの栄養素が豊富です。

食物繊維には血糖値の急上昇を抑え、便秘解消、血中のコレステロール値をコントロールする効果が期待できます。※1低糖質パンは糖質を抑えたい方はもちろん、ダイエット中や健康を維持したい方におすすめの食品です。

糖質制限ダイエットの特徴

糖質制限ダイエットとは、白米やパン、麺類などの主食の摂取量を減らしたり糖質が少ない食品に置き換えたりして体重を減らすダイエット方法です。カロリー制限とは異なり、毎日の主食を見直すことで無理なく糖質量を抑えられます。

通常、糖質が多い食事を摂ると血糖値が急上昇し、インスリンが分泌されます。※1インスリンは血糖値を下げる一方、過剰に分泌すると脂肪を溜め込むため注意が必要です。

糖質ダイエットは血糖値の急上昇やインスリンの過剰分泌を抑えられます。ただし、糖質制限ダイエットには注意点もあるため、事前に確認してから取り組みましょう。

手軽におこなえる

糖質制限ダイエットは、激しい運動や、厳しい食事制限をする必要がなく、手軽におこなえます。食・楽・健康協会では、1食に摂る糖質量を20〜40gと定めており、エネルギー、脂質、たんぱく質、食物繊維の摂取量は無制限です。※2

もともと糖質制限は、肥満や糖尿病の方に向けた食事法として取り入れられていましたが、体重減少効果があることからダイエット方法として人気が高まりつつあります。糖質制限ダイエットをおこなう際、食事全体の糖質量を把握しにくい場合は、低糖質パンを取り入れる方法がおすすめです。

低糖質パンは調理や準備の手間がかからないため、手軽さを重視する方にも適しています。

短期間で効果が出やすい

摂取カロリーを制限するダイエットに比べて、糖質制限ダイエットは短期間で効果が現れやすいです。糖質の摂取量が減るとエネルギー源の不足を補うために、肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンが分解され、エネルギーに変換されます。

グリコーゲンは水分と結合する性質を持ち、エネルギーとして使用されない場合は内臓脂肪や皮下脂肪に蓄積されます。糖質制限によりグリコーゲンが分解されて減少すると、筋肉内の水分量も減るため、むくみ改善や体重減少が期待できるでしょう。

見た目のスッキリ感や体重の変化には個人差がありますが、早い方で糖質制限を開始後1～2週間ほどで効果を実感できます。

栄養バランスが偏りやすい

糖質制限ダイエットは、手軽におこなえるうえに短期間で効果を実感できるメリットがありますが、栄養バランスが偏りやすい点がデメリットです。長期間の糖質制限は糖質不足を招き、血液が酸性に傾きます。

血液が酸性に傾くと免疫力が低下し、さまざまな病気を引き起こしやすくなるため注意が必要です。また、糖質の摂取量が減ると筋肉量が落ち、、基礎代謝の低下や体重増加、リバウンドにつながりやすくなります。

糖質制限をおこなう際は短期間を目安にし、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取しましょう。

糖質制限中におすすめ！市販の低糖質パン12選

ここからは、糖質制限中におすすめの市販で手に入る低糖質パンを12商品紹介します。低糖質パンは、糖質制限中の主食や間食の置き換えに取り入れやすい食品です。

原材料には食物繊維が豊富な小麦ふすまや全粒粉などを使用し、糖質を抑えつつ必要な栄養素を摂取できます。市販の低糖質パンを選ぶ際は、原材料や形状、食感、継続して食べやすいかどうかをチェックしましょう。

自身の好みやライフスタイルにあった低糖質パンがあれば、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

Bikke　糖質制限プレミアム大豆ロール

Bikke　糖質制限プレミアム大豆ロールは、国産のおからを使用した冷凍タイプの低糖質パンです。糖質量は1個あたり1.6gと低く、血糖値が上がりやすい朝の食事に適しています。

大豆由来のたんぱく質やリノール酸、大豆イソフラボン、カリウムなどの栄養素が含まれており、ダイエットや美容によい効果も期待できるでしょう。原材料に使用されている大豆たんぱくは、腹持ちがよく空腹感を抑えられます。

素材本来の風味を残しつつ、おから独特のにおいややクセが抑えられているため、そのままでもおいしく食べられます。Bikke　糖質制限プレミアム大豆ロールは公式通販サイトで、12個入り1,300円（税込）で購入可能です。

みどり工房　低糖質菊芋ふすま食パン

みどり工房　低糖質菊芋ふすま食パンは、糖質制限食品専門店から販売されている冷凍タイプの低糖質食パンです。一般的な食パンよりも小さめで、食べる量を調整したい方やダイエット中の食べ過ぎを防ぎたい方に適しています。

低糖質菊芋ふすま食パンは、小麦ふすまと菊芋が含まれており、不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維の2種類をバランスよく摂取できます。自然解凍するともちもちとしたやわらかい食感になり、トーストすればサクサクとした歯応えを楽しめるでしょう。

低糖質菊芋ふすま食パンは、公式通販サイトから注文すると1斤1,165円（税込）で購入できます。

低糖質工房　低糖質 ホワイトロールパン

低糖質工房　低糖質 ホワイトロールパンは、オート胚芽や食物繊維を使用した冷凍タイプの低糖質パンです。独自の技術によりできる限り糖質やでんぷん類を取り除き、1個（40g）あたりの糖質量を1.7gに抑えています。

食物繊維の純度が高い植物ファイバーとオーツ麦のふすまを配合したミックス粉を使用し、低糖質でありながら食物繊維やたんぱく質が豊富です。低糖質工房　低糖質 ホワイトロールパンは、公式通販サイトで10個入り2,280円（税込）で購入できます。

1個ずつパンが個包装されており、食べる量を調整したいときや持ち運びにも便利です。

ローソン　NLブランパン～乳酸菌入～

ローソン　NLブランパン～乳酸菌入～は、コンビニのローソンから販売されているブランパンシリーズの一つです。2012年に発売を開始したブランパンシリーズは、ローソンの人気ロングセラー商品で、幅広い年齢層の方に支持されています。

原材料には小麦の外皮であるブラン（ふすま）を使用し、糖質量を抑えつつ食物繊維やミネラルなどの栄養素を摂取できます。また、たんぱく質が豊富で腹持ちをよくするソイプロテインやお腹の調子を整える乳酸菌が含まれている点も特徴です。

NLブランパン～乳酸菌入～は、全国のローソンで購入できるため、朝食や昼食を手軽にコンビニで済ませたい方はチェックしてみてください。

Pasco　低糖質ブレッドブラン

Pasco　低糖質ブレッドブランは、製パンメーカー大手のPascoから販売されている低糖質パンです。原材料に小麦ふすまを使用し、1個あたりの糖質量が7.9gに抑えられています。

食物繊維が11.2gと豊富に含まれているため、便通を改善したい方にもおすすめです。ふんわりとしたやわらかい生地には、はちみつが配合されており、そのままでもトーストでもおいしく食べられます。

Pasco　低糖質ブレッドブランは、イオンネットスーパー、楽天市場、Amazonなどで購入できるため、通販サイトで手軽に購入したい方にもおすすめです。

キャロットサラダ　低糖質ふすまパン

キャロットサラダ　低糖質ふすまパンは、小麦ふすまや大豆粉、小麦たんぱくなどを使用した冷凍タイプの低糖質パンです。1食あたりレタス1.7個分の食物繊維が含まれており、空腹感を抑えられます。

小麦ふすま特有の苦味を軽減するために天然甘味料のエリスリトールを使用し、食べやすく体にやさしい低糖質パンを実現しています。生地の水分含有量は110％と高く、低糖質パンにありがちなパサパサ感を抑えている点も特徴です。

公式通販サイトでは、低糖質ふすまパンを気軽に試せるハーフサイズもあるため、さまざまな種類を食べ比べてみたい方はチェックしてみてください。

オーマイパン 低糖質ふすま粉食パン

オーマイパンの低糖質ふすま粉食パンは、国産素材にこだわった冷凍タイプの低糖質パンです。原材料には九州産の小麦ふすまを採用し、臭みや口触りの悪さを軽減するために香ばしく焙煎してからパン生地に使用しています。

天然由来の食物繊維素材であるレジスタントスターチを使用し、食べ応えのある1食に仕上げています。余分な食品添加物は含まれていないため、原材料にこだわりたい方にもおすすめです。。

さらに、しっとりもちもちとした食感を出すために名水を使用した強炭酸水を加え、手作業で生地を形成しています。低糖質パン特有のパサつきやボソボソとした食感を気にせず食べられます。

大豆専科ソイコム　大豆全粒粉パンソイピュアONE

大豆専科ソイコム　大豆全粒粉パンソイピュアONEは、国産の大豆全粒粉を使用した冷凍タイプの低糖質パンです。1食あたりに10.8gのたんぱく質が含まれており、糖質ダイエット中の筋肉維持をサポートできます。

砂糖は不使用で、1食あたりの糖質量を1.1gに抑えています。低トランス脂肪酸の有機パーム油を使用し、トランス脂肪酸の摂取量を控えたい方にもおすすめです。

そのままでもトーストでもおいしく食べられるシンプルな丸パンのため、半分にカットすればサンドイッチやバンズなどのアレンジレシピも楽しめるでしょう。

みんなのパン　ふすまのコッペみんなのパン

ふすまのコッペは、東京都江戸川区にあるパン屋で販売されている小麦ふすまを使用した低糖質のコッペパンです。遠方に住んでいる方でも気軽に購入できるように、公式通販サイトでは冷凍タイプも販売しています。

ふすまのコッペは、食品試験検査機関に栄養成分の分析を依頼し、商品開発をおこなっています。一般的な小麦パンに比べて糖質が低く、ダイエット中や健康のために食事を見直したい方にもおすすめです。

やわらかくもちもちとした食感が特徴で、解凍してそのままでもおいしく食べられます。、野菜やハム、卵、チーズなどの具材をサンドすれば、満足度の高い食事になるでしょう。

SOY MAGIC　PROTEIN BREAD

SOY MAGIC　PROTEIN BREADは、栄養価が高い大豆を使用したロールパンです。1個あたりの糖質量は9g、たんぱく質は20.2gと低糖質、高たんぱくを実現しています。

また、トランス脂肪酸を多く含むショートニングやマーガリンは使用していません。PROTEIN BREADは持ち運びに便利な個包装タイプで、未開封であれば常温で3週間前後日持ちします。

ストックに適したパンを求める方や、外出先で手軽に低糖質パンを食べたい方に向いています。

コストコ 低糖質パン3種アソート

コストコで購入できる低糖質パン3種アソートは、甘みのある低糖質パンを食べたい方におすすめです。砂糖の使用量を抑え、パン生地の間にクリームを練り込むことで自然な甘みに仕上げています。

北海道クリーム、チョコレート、キャラメルの3種類のフレーバーを食べ比べられます。1袋ずつ個包装されていて、持ち運びや保存にも便利です。

また、コストコの低糖質パン3種アソートには、食物繊維や乳酸菌が豊富に含まれています。糖質を抑えた食事を取り入れながら、スッキリとした毎日を過ごしたい方はコストコでチェックしてみてください。

イオン 糖質をおさえたブランクロワッサン

イオン 糖質を抑えたブランクロワッサンは、イオンのプライベートブランド トップバリュの商品です。原材料に小麦ふすまを使用し、1袋あたりの糖質量を8gに抑えています。

糖質が低いパン特有のパサパサ感が少なく、しっとりとしたやわらかい食感が特徴です。また、食物繊維と乳酸菌を同時に摂取でき、腸内環境を整える効果が期待できます。

賞味期限は未開封の状態であれば製造から約60日間です。イオン系列の各店舗やイオンネットスーパーで購入できるため、手軽に糖質をコントロールしたい方や低糖質のクロワッサンを食べたい方は試してみてください。

低糖質パンの選び方

コンビニやスーパー、通販サイトにはさまざまな種類の低糖質パンが販売されており、選び方がわからず迷う方もいるでしょう。低糖質パンを選ぶ際は、次の5つのポイントを抑えることで、習慣的に取り入れやすくなります。

糖質を抑えて健康やダイエットをサポートするためには、一時的に糖質を減らすのみでは効果が得られにくいです。一定期間を設けて糖質をコントロールする習慣をつければ、健康的な体重管理や生活習慣の改善が期待できます。

ここからは、低糖質パンの選び方のポイントについて詳しく解説します。

糖質量

低糖質パンを選ぶ際は、パッケージの栄養成分表示欄や公式サイトの情報から商品の糖質量を確認しましょう。前述のとおり、食・楽・健康協会の推奨する緩やかな糖質制限（ロカボ）では、1食あたり20〜40gの糖質摂取が適切とされています。※2

なお、ほかの食事で糖質を摂りすぎた場合は、1食あたりの糖質量が10g未満の低糖質パンがおすすめです。低糖質パンとして販売されている商品には、糖質量が低くないものもあるため、商品の糖質量を確認する習慣を身につけましょう。

小麦ふすまの含有量

低糖質パンを選ぶときは、小麦ふすまの含有量を確認しましょう。小麦ふすまの含有量が高い食品は、精製された小麦粉に比べて糖質やカロリーが低く、食物繊維、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの体に必要な栄養素が豊富に含まれている点が特徴です。

なかには、パンの膨らみや食感、風味を損なわないために、精製された小麦粉を混ぜた商品もあります。商品を選ぶ際は、成分表示ラベルや公式サイトをチェックし、栄養バランスが整っているか見極めることが重要です。

おいしさ

低糖質パンを継続して食べる場合は、おいしさも重視して選びましょう。小麦ふすまや大豆粉を使用した低糖質パンは、独特の風味や粒の荒さにより口当たりの悪さを感じることがあります。

なかには、低糖質パンの独特な風味や口当たりが気にならないように工夫した商品もあるため、一度に大量購入せず、お試しセットやアソートセットなどを食べ比べてみるとよいでしょう。生地のパサつきが苦手な方は、油分多めのクロワッサンや、食パン、コッペパン、ロールパンなどのアレンジできるタイプがおすすめです。

コストパフォーマンス

低糖質パンは一般的な小麦粉パンよりも割高な傾向があるため、コストパフォーマンスも重視しましょう。たとえば、市販の小麦パンは1個あたり100円台で購入できることに対し、低糖質パンは1個あたり200～300円が一般的です。

低糖質パンは一部のコンビニやスーパーなどで購入できますが、種類が少なく選択肢が限られることがあります。最近では、低糖質パンのインターネット通販サイトが増え、冷凍パンのお試しセットや定期便などの便利なサービスが身近になりました。

お試しセットや定期購入により、送料が無料になる場合もあるため、上手にコストをカットできるでしょう。

保存期間

低糖質パンを取り入れた糖質制限を一定期間おこなう場合、保存期間にも注意しましょう。コンビニやスーパーで市販されている低糖質パンは、常温保存の食品が一般的です。

常温保存の低糖質パンは、賞味期限が1週間前後と短く、まとめ買いや非常時用の備蓄には向いていません。インターネット通販では冷凍保存の低糖質パンが多く、長期保存に適しています。

冷凍保存の低糖質パンは、電子レンジで手軽に解凍でき、冷凍庫にストックしておけば忙しいときにも便利です。なお、常温保存の低糖質パンでも保存料不使用で1か月以上日持ちする商品もあるため、冷凍庫に食品が入り切らない場合は賞味期限が長い商品を選びましょう。

低糖質パンを選ぶときの注意点

市販の低糖質パンを選ぶ際は、次の4つのポイントに注意しましょう。

低糖質パンは糖質やカロリーの過剰摂取を抑えられる点が魅力ですが、糖質を控える分、栄養バランスが整った食事を摂ることも重要です。コンビニやスーパーなどで市販されている菓子パンに比べると強い甘みはありません。

ここでは、低糖質パンを選ぶときの注意点を詳しく解説します。

栄養バランスを整える

普段の食事に低糖質パンを取り入れる際は、食事全体の栄養バランスを整えることが重要です。低糖質パンはダイエット効果が期待できる反面、栄養バランスが偏る可能性があります。

健康を維持するためには、炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素をバランスよく摂ることが重要です。糖質を制限するとエネルギー源であるグルコースが不足し、体はたんぱく質や脂質をエネルギーとして分解します。

たんぱく質は筋肉量を維持し、体の代謝や免疫機能をサポートします。エネルギーが不足するとビタミンやミネラルなども不足するため、肉や魚、卵、大豆、野菜などから栄養を補いましょう。

トランス脂肪酸を摂り過ぎない

低糖質パンを選ぶ際は、トランス脂肪酸を摂りすぎない食品を選ぶことも大切です。商品によっては小麦パンのようなおいしさを再現するために、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を含む油脂を多く使用している場合があります。

トランス脂肪酸は、脂質の構成成分の一つで、摂り過ぎると血中コレステロール値の上昇や、心筋梗塞を引き起こすリスクが高まります。※4健康な体を保つためにも、商品の成分表示を確認し、できるだけマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸が含まれていない低糖質パンを選びましょう。

オリーブ油や大豆油、ごま油、米ぬか油などの植物性の良質な油を使用した食品は、トランス脂肪酸を気にせず摂取できるでしょう。※5

強い甘みは期待しない

低糖質パンを取り入れる場合、強い甘みは期待しないようにしましょう。市販の菓子パンには、砂糖や甘味料などが加えられており、糖質やカロリーも高めです。

低糖質パンは糖質を抑えるために、砂糖や小麦粉を使用せず、甘さ控えめに作られています。そのため、チョコレート入りの低糖質パンでも、物足りなさを感じることもあります。

菓子パンに近い甘みを求める方は、原材料にミックス粉を使用した低糖質パンがおすすめです。ミックス粉は小麦ふすまや小麦たんぱく、大豆粉などの複数の粉が配合されており、やわらかい食感や甘みを感じられます。

通販は送料・日数を確認する

インターネット通販で低糖質パンを購入する場合、送料や届くまでの日数をあらかじめ確認しておくと安心です。送料の負担額は購入サイトにより異なるため、決済を完了する前に必ずチェックしましょう。

冷凍保存のパンを購入すると、クール便代が追加で必要になることもあります。また、実店舗があるパン屋がインターネット上で低糖質パンを販売しているケースでは、注文を受けてから商品を製造する場合もあり、手元に届くまでに数週間かかることもあります。

すぐに手元に商品が欲しい方や、外出で受け取りが難しい方は、受け取り日を指定できる店舗で注文しましょう。

BASE BREADは栄養豊富な低糖質パン

糖質制限中の食事や間食には、栄養豊富な低糖質パンを提供するBASE BREAD（ベースブレッド）がおすすめです。※20BASE BREADは、1日に必要な栄養素を補える完全栄養のパンで、原材料には全粒粉を使用しています。※16

全粒粉には、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれており、糖質の摂取量を抑えながらも栄養の偏りをサポートできます。BASE BREADを製造、販売しているBASE FOOD（ベースフード）には、低糖質パンのほかに、低糖質のパスタやクッキーなどのラインナップも充実しています。※20

ここからは、BASE BREADの特徴について詳しく解説します。

1日に必要な栄養素を補える

BASE BREADは、厚生労働省が定める栄養素等表示基準値に基づき、1食2袋の摂取で1日に必要な栄養素の約1/3を補える完全栄養のパンです。※16原材料には全粒粉をはじめ、チアシード、昆布、大豆粉などを使用しています。

全粒粉は小麦のすべての部分を含み、表皮や胚芽に加え、胚乳も摂取可能です。チアシードには食物繊維が豊富に含まれており、お腹の中で水分を吸収すると10倍に膨らんで空腹感を軽減します。

BASE BREADはたんぱく質や、26種類のビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく補えるため、糖質量を過剰に制限しすぎず健康維持をサポートできます。

種類が豊富で飽きにくい

BASE BREADは、種類が豊富で、飽きずに続けやすい点が特徴です。2024年9月現在、BASE BREADはコンビニ限定商品を除いて全10種類のフレーバーを展開しています。

朝食に適したミニ食パンやシンプルなロールパン、レーズン、チョコレートを使用したパンなど、ラインナップが充実しています。1袋ずつ個包装されており、常温保存で約1か月持つため、手軽に取り入れやすいです。

BASE BREADはそのままでもおいしく食べられますが、アレンジを加えれば食事の満足度を高めることができるでしょう。

パスタ・クッキーもおすすめ

BASE FOOD（ベースフード）はパンのみでなく、パスタやクッキーも提供しており、忙しい日の食事やおやつにもおすすめです。主食タイプのBASE PASTA（ベースパスタ）は、栄養を考慮しつつも簡単に調理できるため、ヘルシーな食事を取り入れたい方にも向いています。

BASE Cookies（ベースクッキー）はおやつ感覚で食べられるうえに、必要な栄養素を摂取できます。

BASE PASTA

BASE PASTAは糖質やカロリーを抑えた完全栄養のパスタです。※17生麺タイプには、アレンジ自在な細麺のアジアンと、平打ち麺のフェットチーネの2種類があります。※17

全粒粉や大豆由来の食物繊維を含み、もちもちとした食感が特徴です。ソースや具材を加えれば、さまざまなアレンジレシピを楽しめます。

BASE PASTAには、電子レンジで簡単に調理できる冷凍タイプやカップ焼きそばなどもあります。麺でありながら低糖質で、体に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているため、ダイエット中にもおすすめです。※14※20

BASE Cookies

BASE Cookies（ベースクッキー）は、低糖質でありながらたんぱく質や食物繊維、ビタミンなどの栄養素を含んだ完全栄養のクッキーです。※18※20フレーバーには、ココアや抹茶、ココナッツなど、さまざまなラインナップを提供しています。

BASE Cookiesは、サクサクとした食感が特徴で、子どもから大人までおいしく食べられます。栄養価が高くヘルシーなクッキーのため、ダイエット中のみでなく、間食に食べるおやつを栄養価の高いものにしたい方におすすめです。

各フレーバーを試して、自身の好みにあったものを探してみてください。

コンビニより公式サイトがお得

BASE BREADは全国のコンビニで市販されていますが、公式サイトから注文するとコンビニよりもお得です。BASE FOOD公式サイトでは、BASE BREADの各フレーバーを試せるスタートセットを提供しています。

スタートセットは BASE BREADの人気商品から新商品まで自由にカスタム可能です。少量からまとめ買いまで選べるほか、ライフスタイルにあわせて配送周期も指定できます。

スタートセットにはさまざまなセット内容があるため、BASE BREAD以外の商品をお得に試してみたい方にもおすすめです。

BASE BREADを使用したアレンジレシピ3選

最後に、BASE BREADを使用したアレンジレシピを3つ紹介します。

すべてのレシピが短時間で簡単に作れるため、ぜひ朝食や昼食に活用してみてください。

ラスク

BASE BREAを使用したラスクは、甘いものを我慢しているときにおすすめのレシピです。

カロリーを抑えたい方は、無塩バターやグラスフェッドバターがおすすめです。グラスフェッドバターには不飽和脂肪酸が含まれており、血中のコレステロールをコントロールする効果が期待できます。

甘味料にはGI値の低い甜菜糖やココナッツシュガーがおすすめです。

たまごサンド

BASE　BREADで作るたまごサンドは、体に必要なたんぱく質を摂取できるアレンジレシピです。

朝食に十分な量のたんぱく質を摂取すると、午前中の空腹感や昼食の食べ過ぎをサポートできます。

サラダ

BASE BREADを使用したサラダは、食後の血糖値の急上昇を抑える食物繊維が豊富に摂れるアレンジレシピです。

バルサミコ酢にはカリウムやビオチンなどの美容や健康維持をサポートする栄養素が含まれています。切って盛り付けるのみで簡単に作れるため、おもてなしにもおすすめの一品です。

まとめ

本記事では、市販や通販で手に入るおすすめの低糖質パンを12商品紹介しました。各商品には、全粒粉や小麦ふすま、大豆粉などの原材料が使用され、低糖質でありながら体に必要な栄養素を効率よく摂取できます。

低糖質パンを選ぶ際は、糖質量や保存期間、コストパフォーマンスを考慮し、自身の好みやライフスタイルにあった商品を見つけましょう。低糖質パンのみで食事を済ませると栄養が偏る可能性があるためほかの食事で栄養素を補うことも大切です。

食事の準備や調理が難しい方は、1食で必要な栄養素を補えるBASE BREADをぜひ試してみてください。

＜参考文献＞
※1 厚生労働省｜e-ヘルスネット｜食物繊維の必要性と健康
※2 食・楽・健康協会｜糖質について
※3 一般社団法人 食・楽・健康協会｜ロカボオフィシャルサイト｜ロカボとは
※4 厚生労働省｜トランス脂肪酸に関するQ＆A
※5 熊谷市｜良い油って何だろう？
※6 厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）｜総論