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糖尿病の方でも食べられる間食15選!おやつの選び方と血糖値が上がりにくい食べ方まとめ

糖尿病の方は、一日の血糖値を安定させるため、食事だけでなく、間食の内容にも気を付ける必要があります。甘いお菓子を食べるとどうしても血糖値が上がりやすいため、制限なく食べていると糖尿病を悪化させかねません。

基本的に間食は甘く、血糖値を上げやすいものです。そのため糖尿病患者さんにおいては、間食はできるだけ控えることが望ましいとされています。

しかし、糖尿病の食事管理中においても甘いものが食べたくなったり、お菓子を摘まみたくなったりするときもありますよね。

そこで本記事では、糖尿病患者さんにおける間食の選び方や食べ方について紹介します。糖尿病の治療段階にある方においては、担当医の許可を得た上で、間食の種類やタイミングに工夫して、適度におやつを楽しんでみましょう。

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もくじ

糖尿病の方の血糖値と間食の関連性

糖尿病は血液中のブドウ糖が多い状態(高血糖)が続く病気です。私たちが食べたお米や砂糖などに含まれる糖質は、体内で分解されてグルコース(ブドウ糖)になります。

血中に溜まったグルコースは、必要に応じてエネルギーに変換されたり、肝臓や筋肉、脂肪などに蓄えられたりします。

この、血中のグルコースを肝臓や筋肉、脂肪へ蓄える働きを促すのが、血糖値の上昇に応じて分泌されるホルモン、インスリンです。

健康な状態であれば、血糖値の上昇に伴い膵臓からインスリンが分泌され、血液中のグルコースをエネルギーに変換したり、体の各組織に蓄えたりします。

そのため、食後に血糖値が一時的に上昇しても、その後インスリンの働きによって血糖値は下がります。空腹時の血糖値は、正常であれば126mg/dL以下に抑えられる、と考えられています。

ところが、糖尿病の状態では、血糖値の上昇が起こってもインスリンが十分に分泌されないため、血糖値が高いままになってしまいます。

血中に留まってしまった多量のグルコースは、やがて腎臓に渡り尿として排出されます。本来であれば排出されない糖が尿として出てくる、これが糖尿病の名前の由来となっているのです。

インスリンの分泌量が不十分な状態では、体にエネルギーを蓄えることができなくなるため、筋力の低下や痩せを引き起こしやすくなります。

また、血中にグルコースが満ちた状態が続くと、血管を傷めて動脈硬化を促進します。目や腎臓、足先など、細い血管が伸びている場所が傷付き、糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症、足の壊疽など、重篤な状態を招くことも。

そのため、糖尿病患者さんにおいては、薬や注射によってインスリン量を補強することはもちろん、食事による血糖値の変動を小さくして、血中のグルコースが高くなりすぎないようにする必要があります。※1

血糖値を最も上げやすいのは糖質です。

食事に含まれるご飯やうどんなどの主食、じゃがいもなどのイモ類などは、血糖値を上げやすい食品です。

間食においては、小麦粉やもち米など、血糖値を上げやすい糖質食品が使われることが多いことに加え、甘い味付けのために甘い砂糖がたっぷり使われています。

精製された白い砂糖は血糖値を最も急激に上げる食品です。甘い間食は血糖値を上げやすい、と言われるのは、この砂糖が大量に使われているからなのです。

このような理由から、糖尿病の食事管理中においておやつを食べたい場合、血糖値を良好にコントロールするため、砂糖の使われていないもの、甘くないものを食べることが重要とされています。

しかしながら、人との付き合いのため、ストレス解消のため、甘いものを食べたくなるときもありますよね。

その場合、血糖値を上げにくくする食べ方を心掛ける必要があります。

血糖値が上がりにくい間食の摂り方

糖尿病患者さんの間食においては、血糖値を上げにくい食べ方を心掛けることが重要です。

良好な血糖コントロールのため、次の点に注意を払いましょう。

  • 3食をバランスよく食べた上で、1日200kcal以下を守る
  • 糖質量の高いものを避ける
  • ナッツやフルーツを選ぶ
  • カロリーゼロの飲み物も同時に摂る
  • よく噛んで、時間をかけて食べる
  • 間食をするタイミングに注意
  • 量を控えるための工夫を

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

3食をバランスよく食べた上で、1日200kcal以下を守る

糖尿病の食事管理においては、1日の摂取カロリーを決めた上で、その範囲内に収まるような食事をする必要があります。

3回の食事における主食、主菜、副菜を摂取した上で、1日のカロリーに余裕がある場合にのみ間食を楽しむようにしましょう。

間食を取るために食事量を減らすことは厳禁です。また、1日のカロリーに余裕がある場合でも、間食は1日200kcal以下に抑えましょう。

糖尿病の食事管理においては、80kcalを1単位として計算することが多いため、間食量の理想として、1日80~160kcalほど、1単位か2単位に収まるよう調整すると良いでしょう。

なお、ノンカロリーやカロリーオフをうたうスイーツやドリンクもありますが、ノンカロリーやカロリーオフであればいくら食べてもよい、というわけではありません。

たとえばカロリーオフの飲料には100mL中20kcal未満の、ノンカロリーには100mL中5kcal未満のカロリーが含まれています。※2

食べ過ぎればもちろんカロリーの蓄積に繋がります。

また、これらのスイーツやドリンクに使われている人工甘味料は依存性が高く、食べれば食べるほど、より多くの甘いものを欲するようになってしまいます。甘いものへの欲求が増し、食欲のコントロールがより難しくなることも。

そのため、これらのスイーツやドリンクを大量に摂取して、甘いものへの欲求を満たそうとするのは避けた方が良いでしょう。

糖質量の高いものを避ける

間食を選ぶときは、カロリーのみでなく糖質を意識するのも大切です。

エネルギーとして使われるたんぱく質、脂質、炭水化物のうち、血糖値を直接上げるのは、炭水化物の中の糖質と呼ばれる成分です。

炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。炭水化物から食物繊維を除いた量が、その食品の糖質量と考えてよいでしょう。

糖質、あるいは炭水化物や食物繊維は、商品に記載されている栄養素の表示で確認できます。コンビニやスーパーで売られているお菓子を購入する際には、糖質量をチェックするようにしましょう。

糖質量に注意すべきお菓子として、大福やまんじゅうなどの和菓子が挙げられます。

脂質がほとんど使われていないためカロリーは低めですが、あんこは小豆と砂糖で作られており、それを包む皮には小麦粉やもち米が使われています。

カロリーが低い和菓子ですが、実際にはこのように糖質の塊とも言える食べ物なのです。低カロリーだからと沢山食べていると、血糖値への影響ははかり知れません。

和菓子を食べる場合には、少量で済ませるようにしましょう。

ナッツやフルーツを選ぶ

糖質が少なく、満足感を得やすい間食として、ナッツやフルーツを活用してみましょう。アーモンドやクルミ、カシューナッツなどのナッツ類は糖質がほとんど含まれていません。

ビタミンEやオメガ-3系脂肪酸など、体の調子を整える栄養素が豊富に含まれていることも嬉しいポイントですね。

ただし、ナッツはカロリーが高いため、食べ過ぎには注意しましょう。噛み応えがあるため、よく噛んで食べれば少量で満足感を得られます。フルーツは甘く、糖質も含まれていますが、ビタミンやミネラルを効率的に摂取できます。

また、フルーツの皮部分に特に多く含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。血糖コントロールを良好にするため、間食や食後のデザートとして活用しやすい食品ですね。

皮ごと食べられるブルーベリーやリンゴ、実にも食物繊維を豊富に含むキウイであれば、血糖値の上昇を比較的抑えやすいでしょう。

なお、フルーツジュースやスムージーの形で摂取することは避けましょう。

液状になった糖質は血糖値を急激に上げてしまいます。また、ジュースにすると食物繊維が取り除かれてしまうため、フルーツのメリットを得られません。

フルーツを間食として食べる場合には、そのままの形で楽しむようにしましょう。

カロリーゼロの飲み物も同時に摂る

間食をする際には、飲み物も同時に摂るようにしましょう。飲み物で間食の全体量を増すことで、より満足感を得やすくなります。

ポイントは、カロリーゼロのものを選ぶことです。

砂糖たっぷりの清涼飲料水や、果汁100%のフルーツジュースなどを飲むと、カロリーを摂りすぎてしまいます。さらに甘い飲み物は血糖値を急激に上げ、糖尿病の悪化にも繋がるため、飲まないようにしましょう。

おすすめは無糖のお茶やコーヒーなどです。お茶に含まれるカテキンや、コーヒーに含まれるカフェインには、血糖値の上昇を緩やかにする効果が確認されています。

間食のタイミングでこれらの飲み物を一緒に飲むことで、良好な血糖コントロールに努めましょう。

よく噛んで、時間をかけて食べる

食事や間食をするときは、時間をかけてゆっくり食べるように気を付けましょう。

早食いにより一度に大量の糖質食品が入ると、血糖値も急激に上がってしまいます。また、早食いをしていると食事に対する満足感が得られにくくなり、つい食べ過ぎてしまうことも。※3

ゆっくり食べるためのコツとして、よく噛んで食べることを意識してみましょう。

次から次へと食べ物を口に入れることが習慣になっている場合には、一口ずつ箸やフォークを置き、一口あたりの噛む回数を増やすことで、食事や間食にかける時間を増やすことができます。

よく噛んで食べられるナッツ類など、硬い食べ物を間食として選ぶのも効果的です。カロリーの摂りすぎと、血糖値の急上昇を抑えるため、よく噛んでゆっくり食べるよう意識し、少量で十分な満足感を得られるようにしましょう。

間食をするタイミングに注意

良好な血糖コントロールのためには、間食するタイミングにも注意しましょう。

夕食後の夜食や、夜寝る前の間食は、就寝中や翌朝の血糖値を大きく上げてしまいます。糖尿病を悪化させる原因になりやすいため、夕食後の間食は避けましょう。※4

一般的なおやつの時間として、15時ごろをイメージされる方も多いでしょう。

小腹が空き始めたタイミングで間食を摂ることにより、夕食前の空腹を和らげる効果が期待できます。夕食の食べ過ぎを防ぎたい場合には、15時に間食を摂るようにすると良いでしょう。

甘いものを食べたい場合には、食後のデザートとして摂取することも有効です。食事から摂取した食物繊維の働きにより、甘いものの吸収が緩やかになり、血糖値の上昇を抑えることができます。

甘くないナッツ類などの間食であれば15時ごろ、甘いものであればデザートとして昼食後に食べるのがおすすめのタイミングです。

食べるタイミングを意識して、食欲や血糖値を上手にコントロールしましょう。

量を控えるための工夫を

いくら糖質に注意していたとしても、間食の量そのものが多ければ意味がありません。甘くおいしい間食はつい食べ過ぎてしまいがちになるため、量を控える工夫を予めしておくことが重要です。※4

ミックスナッツを間食として食べる場合は、大袋をテーブルの上に持ってくるのではなく、前もって食べる量を決めて小皿に取り分け、残りはすぐに仕舞いましょう。

また、おやつの買い置きも余分な間食や夜食のきっかけになるため、控えるべきです。

テレビや本を読みながらの「ながら食べ」も、つい食べ過ぎる原因になります。リラックスした状態で間食を楽しむことは大切ですが、「テレビを見ていたらいつの間にか食べ切っていた」というようなことにはならないよう、食べ物へ意識を向けることを忘れないようにしましょう。

糖尿病の方でも食べられる間食15選

糖尿病患者さんにおいて、間食はナッツやフルーツで済ませたいところです。

しかし最近ではクッキーやドーナツ、ケーキといったおやつであっても、糖質量を少なく抑えているものがいくつか販売されています。これらを活用すれば、糖尿病の食事管理中においても、おやつをより自由に楽しむことができるようになるでしょう。

間食を選ぶときにはぜひ参考にしてください。

もちろん、糖尿病の治療をしている方においては、担当医に間食量の目安などについて、事前に相談することを忘れずに、治療の妨げにならない範囲で楽しむようにしましょう。

ベースクッキー

ベースクッキーは、完全栄養食「ベースフード」のクッキータイプです。クッキーといえば高糖質・高カロリーのおやつですが、ベースクッキーの糖質は、同量のソフトビスケットと比べると約20%カットされています。※5

糖質が気になる糖尿病の方にも比較的食べやすいクッキーに仕上がっています。

味は、次の5種類が用意されています。

  • ココア
  • アールグレイ
  • 抹茶
  • ココナッツ
  • さつまいも

価格はいずれも1袋144円~(税込)であり、1回分のおやつとして比較的購入しやすい価格であるのも嬉しいポイントです。

また、ベースクッキーにはほかのベースフードシリーズと同じく、ビタミンやミネラル、食物繊維など26種類の栄養素が配合されています。

一般的なクッキーではこれらのビタミン、ミネラル、食物繊維をほとんど摂取できません。不足しがちな栄養素の補強においても、ベースクッキーは活躍してくれそうですね。

ベースブレッド

ベースブレッドは完全栄養食「ベースフード」のパンタイプです。

ベースブレッドは一般的なパンと比べて約30%ほど糖質がカットされています。パンは糖質が高いからと控えていた方にも、比較的食べやすいパンに仕上がっています。

パンの味と価格は次の通りです。

  • ミニ食パン(プレーン):1袋184円(税込)~
  • プレーン:1袋168円(税込)~
  • チョコレート:1袋184円(税込)~
  • メープル:1袋184円(税込)~
  • シナモン:1袋184円(税込)~
  • カレー:1袋208円(税込)~

ほかのベースフードと同じく、26種類のビタミンやミネラルも配合された完全栄養食です。主食に置き換えて食べることで、栄養素を強化した健康的な食事を実現しやすくなります。

パンの便利な点はなんといってもその保存性の高さにあります。常温で保存でき、食器も不要で持ち運びが簡単。袋を開ければ食べられるという手軽さも魅力です。

忙しい朝や会議の隙間時間で小腹を満たしたいときなどにも活用できるでしょう。

LIBERA素材たっぷり香ばしパフ&アーモンド

江崎グリコから販売されている、機能性表示食品のチョコレートです。

パウチ形態のため、持ち運びに便利なほか、一口サイズなため、食べやすいのも嬉しいポイントです。

このチョコレートには食物繊維の難消化性デキストリンが配合されており、脂肪や糖の吸収を抑える効果を発揮してくれます。

甘いものを食べたいけれど、血糖値の急上昇が気になる、という方にとっても食べやすいチョコレートに仕上がっています。

香ばしパフ&アーモンド味以外にも、ミルクとビター味があり、好みにあわせて選べます。

低糖質ピスタチオチョコレート

コンビニなどでも購入できる、低糖質のピスタチオチョコレートです。

5粒当たりの糖質が6.8gで、同量のホワイトチョコレートと比較すると、糖質が30%ほどカットされています。人工甘味料も使用していないため、自然な甘さを楽しむことができます。

一粒ずつ個包装になっているため、食べ過ぎを防ぎやすいのも嬉しいポイントですね。

糖質50%オフ チョコレート ビター

イオンのプライベートブランドである「トップバリュー」から販売されている低糖質のチョコレートです。糖質が1袋あたり6.7gと少ないため、糖質の少ないチョコレートを探している方におすすめです。

ビターチョコレートであるため、甘すぎず、カカオの風味を楽しむことができます。甘いミルクチョコレートが苦手な方にも食べやすいチョコレートに仕上がっています。

価格は1袋105.84円(税込)と、糖質に配慮した商品の中でもかなりリーズナブルな商品です。

低糖質ミルクチョコレート

正栄デリシィから販売されている、低糖質のミルクチョコレートです。

糖質は1粒(標準5.2g)あたり1.9gです。同量のミルクチョコレートに比べると、糖質が30%カットされているため、糖質が気になる方も食べやすいおやつとして楽しめます。

低糖質かつ人工甘味料不使用でありながら、独自配合により、ミルクとカカオのおいしさをそのまま味わえる仕上がりになっています。

カーボバランスベイクドチーズケーキ

大手菓子メーカーのブルボンから販売されている、ベイクドチーズケーキです。カーボバランスはブルボンの低糖質商品シリーズで、ほかにもチョコチップクッキーやベイクドショコラケーキなどがあります。

1個あたりの糖質が3.0gで、同社のパウンドケーキセレクションバター味と比較すると、60%糖質OFFと低糖質を実現しています。

また、カマンベールチーズを含むチーズ粉末が使用されているため、コクの深い味わいを楽しむことができます。

糖質50%オフのバウムクーヘン

セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで販売中のセブンプレミアムから、低糖質のバウムクーヘンを紹介します。バターの風味が感じられる、しっとりした食感が特徴です。

乾燥おからとアーモンドパウダーを使用することにより、糖質をぐっと抑えています。

「北海道産牛乳を使った厚切りバウム」と比較した糖質はおよそ半分。糖質50%オフを実現したこのバームクーヘンは、糖質の高いお菓子を控えている方でも食べやすい商品です。

セブンプレミアムには、バウムクーヘン以外にも低糖質のチョコパウンドケーキやワッフル、ドーナツなどのラインナップがあります。

気になる方は、セブンイレブン系列の店頭でチェックしてください。

ブランのバウムクーヘン

ローソンのMACHI cafe’シリーズで販売されている、糖尿病の方におすすめのバウムクーヘンです。MACHI cafe’シリーズは、コーヒー系飲料と一緒に食べられる焼き菓子系のスイーツです。

ブランとは小麦の外皮部分のことであり、糖質が少ないほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているという特徴があります。

1個あたりの糖質は5.7g。比較的低糖質なため、糖質が気になる方も食べやすいバウムクーヘンであると言えます。しっとりしながらも少し固めの生地で、お口の中でブランとバターの香りが広がります。

コーヒーのお供に食べる甘いお菓子として、ブランのバームクーヘンを選んでみるのも良いでしょう。

まんぞくロカボ 発酵バターワッフル

丸中製菓から販売されている、低糖質のバターワッフルです。1袋あたりの糖質は11.6gと、同社の「生クリームワッフル」と比較して30%ほどカットされています。

低糖質の仕上がりではありますが、甘さやボリュームも兼ね備えており、糖質のみでなく美味しさや食べ応えにもこだわりたい方向けの商品です。

まんぞくロカボには、発酵バターワッフル以外に、糖質50%OFFのベルギーワッフルもあります。また、ミルクドーナツやベイクドチーズケーキなど、ほかの種類のお菓子も糖質OFFのものが販売されています。

さまざまな種類の低糖質の間食を探している方は、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。

大豆粉入りメープルドーナツ

大手スーパーの西友がオリジナルで販売している、メープルドーナツです。

通常のドーナツで使用する小麦粉に加えて、糖質の少ない大豆粉や加工でんぷんが配合されています。1個あたりの糖質が8.0gと比較的糖質量を少なく抑えており、糖質が気になる方も食べやすいお菓子に仕上がっています。

メープルシロップが入ったホットケーキの味で、しっとりした食感があるため、食べ応えがあります。価格は2個入りで162円(税込)。西友のネットスーパーでも購入できます。

ザクザク食感の豆乳ビスケット

西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」から販売されているビスケットです。1袋38gで糖質が9.3gで、同量のソフトビスケットと比較すると、糖質が50%ほどカットされています。

商品名にあるとおり、ザクザク食感が特徴で、かみ応えのあるビスケットです。

また、血糖値の上昇を緩やかにする効果のある難消化性デキストリンや、おからパウダー由来の食物繊維も豊富に含まれています。噛み応えがあり、腹持ちのよいビスケットを探している方はぜひチェックしてみましょう。

カーボバランス 豆乳きなこウエハース

ブルボンの低糖質タイプのお菓子シリーズである「カーボバランス」のウエハースです。

ウエハースはサクサクした食感とシンプルな甘さが魅力のお菓子です。豆乳きなこ味のクリームを挟んでいるため、食べると口の中にきなこの香りが広がります。

1袋ウエハース2枚あたりの糖質は3.3gで、同量のウエハース(クリーム入り)と比較すると、糖質が60%カットされています。糖質を抑えたサクサク食感のウエハースを探している方におすすめです。

シナモン香るキャラメルクッキー

ナチュラルローソンで販売中のクッキーで、食用油脂のショートニングを使用していない点が特徴です。

ショートニングはサクサクした軽い食感を引き出すためによく使用されますが、トランス脂肪酸の含有量が多いことで知られています。トランス脂肪酸の摂取量が多いと、肥満や心血管疾患のリスクが上がることが報告されています。※6

シナモン香るキャラメルクッキーはショートニングを使用していません。その他の材料の配合を工夫することにより、ショートニングを使わずにさっくり感のあるクッキーを実現しています。

口の中ですぐに溶けてしまいそうな柔らかさで高級感があるだけでなく、ふわっとシナモンが香るため、香りによる満足感も得やすくなっています。

糖質量は1袋で8.7gと比較的低糖質に仕上がっており、糖質を控えたい場合の間食におすすめです。

SUNAO ビスケットシリーズ 発酵バター

グリコから販売されている発酵バターを使用したビスケットです。発酵バターを14%使用しており、バターの味わいとサクサクの軽い食感を楽しめます。

1袋あたりの糖質が9.2gと10gを切る、糖質を抑えたビスケットです。低糖質のビスケットを探している方におすすめです。

SUNAOのビスケットシリーズには、発酵バターのほかにも、チョコチップや、アーモンド&バニラ、レモン&バニラ味のクリームサンドタイプなどがあります。

また、ビスケットの他にも、アイスクリームやパスタなど、低糖質に仕上げた商品が多数展開されており、糖質を抑えた食事や間食を楽しみたい場合に、活用しやすい商品が揃っています。

    ベースブレッドが糖尿病の間食におすすめの理由

    糖尿病の方におすすめの間食15選でも紹介したベースブレッドには、血糖コントロールに役立つ工夫がいくつかされています。

    ベースブレッドの1個当たりのカロリーはおよそ200kcal。1食分の目安は2個ですが、間食として摂取する場合には半分から1個の量で調節するのが良いでしょう。

    ベースブレッドを間食に活用することによるメリットとして、以下の5つが挙げられます。

    • 血糖値の上昇を抑える
    • 栄養が豊富
    • 糖質が低い
    • 満腹感を得やすい
    • 塩分が少ない

    それぞれのメリットについて詳しく解説しましょう。

    血糖値の上昇を抑える

    ベースブレッドは、血糖値の上昇を抑える効果の高い商品です。ベースブレッドは全粒粉パンで、小麦粉の一種である全粒粉が使われています。

    茶色い全粒粉と白い小麦粉の違いは、小麦を精製する過程にあります。全粒粉は小麦をそのまま砕いて粉にしたものですが、白い小麦粉は精製の過程で、外皮や胚芽が取り除かれてしまっています。

    ほぼ糖質のみの胚乳だけで構成されている白い小麦粉は、血糖値を急激に上げやすいのです。一歩、外皮や胚芽が残っている全粒粉で作られた食品からは、糖質に加えてビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できます。

    食物繊維の働きにより、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。血糖値の上がりやすさを示す数字で評価するための指標として、「グリセミック・インデックス(GI値)」というものがあります。

    全粒粉パンを用いたベースブレッドのGI値は50と報告されており、血糖値の急上昇を抑えやすい低GI食品に分類されます。血糖値をコントロールしつつ、パン食を楽しみたい方に向いている食品であると言えそうですね。

    栄養が豊富

    一般的な菓子パンは糖質と脂質で構成されており、ビタミンやミネラル、食物繊維などはほとんど含まれていません。

    そのためパン食は栄養が偏りやすく、間食として食べる分にも血糖値を上げやすいため、血糖管理が必要な方は特に控えるべきと言われてきました。

    しかしベースブレッドは完全栄養食でもあり、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、一般的なパン食に不足しがちな栄養素も豊富に含んでいるのです。

    間食のみならず、主食に置き換えて使用しやすいパンであると言えます。たんぱく質食品やサラダを用意する時間がない場合でも、ベースブレッドを活用すればこれ単体で、一食分に必要な栄養を摂れるようになっています。

    忙しい朝の栄養補給と血糖管理に、ベースブレッドは特に役立ちます。

    糖質が低い

    栄養豊富なベースブレッドですが、低く抑えられている栄養素もあります。

    ベースブレッドにおいて量の少ない栄養素とは、ズバリ糖質。糖質が高いパンは血糖値を上げてしまうため、低糖質のベースブレッドは血糖管理にも適しています。

    たとえば、プレーンタイプのベースブレッド(1袋)の場合、同量のロールパンと比較すると糖質は約30%ほどカットされています。低糖質でも普通のパンと変わらずおいしい味わいで、味の種類も多く、飽きずに続けやすいことも魅力の一つですね。

    満腹感を得やすい

    血糖管理のために低糖質の食品を意識して選んでも、その食事や間食で満足感を得られなければ、ストレスが溜まってしまいますよね。

    しかし、ベースブレッドにはタンパク質や食物繊維が多く含まれているため、低糖質でも満足感を得やすい仕上がりになっています。

    食物繊維には保水性があり、体内で水を吸って膨らむため、胃を満たし満足感を高めるのに役立ちます。また食物繊維が豊富な食品は噛み応えがあるため、よく噛むことによっても満足感を得やすくなっています。

    たんぱく質は体内で消化される際、消化管ホルモンであるコレシストキニン(CCK)を多く分泌します。コレシストキニンは満腹中枢を刺激する働きがあるため、これによっても食事に対する満足感が得やすくなるのです。

    また、たんぱく質は糖質と比較して消化に時間がかかるため、腹持ちが良いこともメリットとして挙げられます。満足感を高め、食べ過ぎを防いでくれるベースブレッドは、食事にも間食にも適していると言えるでしょう。

    塩分が少ない

    一般的なパンには、膨らみを良くしたり、コシを強くしたりするために食塩が使われています。パンは塩分が多い点が気になる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    食塩の過剰摂取は高血圧を引き起こしやすく、糖尿病の状態と合わせて動脈硬化をますます進行させてしまいます。心筋梗塞など、心血管疾患のリスクを高めることにもなります。糖尿病以外の健康管理のためにも、あらゆる食品からの塩分摂取は、できるだけ控えたいものですよね。

    ベースブレッドの場合、プレーン味で1袋の食塩相当量は0.5gと、比較的塩分が少なく抑えられています。

    パンの塩分が気になる方は、ベースブレッドを活用して、塩分の摂取量を抑えましょう。

      まとめ

      糖尿病で食事管理中の方においては、間食はできるだけ控えるべきものです。

      しかし楽しみとしてたまに食べたい、空腹を軽減するために何か口に入れたい、と考える場合には、食品の選び方、食べ方に気を付けましょう。

      ポイントは、血糖値の上昇を最小限に抑える食品を選ぶことと、満足感を得られるような食べ方を心掛けることです。

      緑茶やコーヒーを間食に合わせる、ナッツ類など糖質がほとんど含まれていないものを選ぶ、夕方以降の間食は避ける、などの工夫で、安全に間食を楽しめるようにしましょう。

      クッキーやチョコレートといった、本来であれば糖質量の多い食品の中にも、糖質をぐっと抑えた商品がいくつか販売されています。

      甘いものをどうしても食べたい、という場合には、担当医との相談の上で、こうした低糖質のおやつを試してみましょう。

      「手軽に摂れる低糖質な間食を探している」「おいしくて腹持ちするものを選びたい」と考える方は、低糖質にもかかわらずおいしいと評判のベースフードをお試しください。

      <参考文献>
      ※1 厚生労働省| e-ヘルスネット(厚生労働省) | 糖尿病
      ※2 消費者庁 | 栄養成分表示について
      ※3 農林水産省 | ゆっくり食べる
      ※4 糖尿病情報センター | 糖尿病の食事のはなし(実践編)
      ※5 文部科学省 | 日本食品成分表2020年版(八訂)
      ※6 厚生労働省 | トランス脂肪酸に関するQ&A

      監修:井後結香(管理栄養士)

      大学卒業時に管理栄養士の資格を取得後、病院で栄養指導や給食献立管理、NSTなどに携わる。その後は在宅を拠点とした特定指導業務に従事、生活習慣病予防を目的とした相談を受け持つ。現在は並行してwebライターとして活動中。ダイエットや筋トレ、睡眠と食事との関係について情報提供を行う。

      もくじ