妊娠中のポリフェノール摂取は大丈夫?妊娠中の食生活のポイントも解説

ポリフェノールは、健康効果に注目が集まっている食品成分です。体によい成分であれば、健康管理に気を配りたい妊娠中にも摂取したほうがよいのではと思うかもしれません。

妊娠中にポリフェノールを摂取する際の目安量や、過剰摂取した場合の危険性はあるのでしょうか。本記事では、妊娠中のポリフェノールの摂取について解説します。

あわせて、妊娠中の食事で気を付けるべきポイントや、食生活のアドバイスも紹介します。妊娠中の食事について知りたい方は、本記事を読んで出産前の食生活を整える参考にしてください。

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もくじ

ポリフェノールとは?

ポリフェノールとは、植物に含まれる成分の総称です。「抗酸化作用」を持つため、体を活性酸素から守り、老化や生活習慣病を予防する効果があることで知られています。

まずは、ポリフェノールについて詳しく知りましょう。

ポリフェノールの種類

ポリフェノールは、植物に含まれる苦味や渋み、色素のもとになる成分です。あらゆる植物に含まれており、8,000以上の種類が存在するといわれています。

なかでも、広く知られているポリフェノールをいくつか紹介します。「アントシアニン」はブルーベリーやなす、紫芋に含まれている青紫色の色素成分です。

緑茶や紅茶の苦味、渋みは「カテキン」に由来します。「カカオポリフェノール」はココアやビターチョコレートのほか、近年人気のハイカカオチョコレートにも豊富な成分です。

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」は、ごぼうやなすなどの野菜にも含まれます。「ルチン」はアスパラガスやトマト、いちじくなど幅広い食材に含まれていますが、穀物のなかで含んでいるのはソバのみです。

上記のほかにも数々のポリフェノールが存在し、人の健康に対する効果について研究が進められています。

ポリフェノールの効果

ポリフェノールには数多くの種類がありますが、すべて抗酸化作用を持つ点が共通しています。抗酸化作用とは、増え過ぎた活性酸素を除去して、体を守る作用のことです。

活性酸素は過剰になると、老化や免疫力の低下を引き起こし、生活習慣病やがんのリスク要因になります。またポリフェノールのなかには抗酸化作用以外に、健康の改善に寄与する機能を持つものもあります。

たとえばアントシアニンは、目の疲れや見えにくさを改善する効果が期待できるポリフェノールです。カテキンは体脂肪の減少や血中コレステロール値の低下、ピロリ菌の増殖抑制など、さまざまな効果を持つことが判明しています。

カカオポリフェノールは、炎症を抑えることで血管を拡張させて、血圧を低下させるでしょう。ほかにもさまざまな効果を持つポリフェノールがあり、特定保健用食品や機能性表示食品にも活かされています。

妊娠中にポリフェノールを摂取してもよい?

妊娠中は胎児の健やかな発育のために、母親の健康管理が重要な期間です。妊娠中の食事にポリフェノールを活用できれば、体調の管理に役立つ可能性があります。

しかし妊娠中にポリフェノールを摂取してもよいのか、気になる方もいるでしょう。ここからは、妊娠中のポリフェノールの摂取について解説します。

通常の食生活なら問題ない

妊娠中でも栄養バランスのとれた通常の食生活を送っていれば、ポリフェノールの摂取に問題が生じることはありません。しかし同じ食品を摂り続けていると、ポリフェノールに限らず、ある栄養素を過剰摂取するリスクは高まります。

ポリフェノールの摂り過ぎを防ぐために、さまざまな食品を取り入れた食事を心掛けましょう。

サプリメントやハーブティーからの過剰摂取はNG

一般的に、ポリフェノールは健康によいものと認識されており、積極的な摂取が推奨されています。ただし、妊娠中にポリフェノールを摂り過ぎると、胎児に悪影響が及ぶ可能性があるため、過剰摂取に注意が必要です。

妊娠とポリフェノールの関係についての詳細は、後述します。ポリフェノールを摂取する手段として、サプリメントやハーブティーの利用を検討している方もいるでしょう。

しかし、妊婦が通常の食事に加えてサプリメントやハーブティーを利用すると、ポリフェノールを必要以上に摂取するおそれがあります。妊娠中の方は、ポリフェノールを含むハーブティーの飲み過ぎに注意し、サプリメントの利用はできる限り避けてください。

ノンカフェインのルイボスティーも飲みすぎ注意

ルイボスティーは、カフェインの摂取を避けたい妊婦に人気の飲み物です。しかしルイボスティーはポリフェノールを含むため、妊娠中の飲み過ぎには注意が必要です。

妊娠中にルイボスティーを1日1リットル程度摂取して、切迫早産になったケースもあります。上記のケースでは、ルイボスティーの飲用を中止したところ状態が改善され、無事に出産できました。

ノンカフェインであるため、ルイボスティーを愛飲している妊婦は少なくないでしょう。しかしポリフェノールによる胎児への影響を考慮して、すべての水分補給をルイボスティーでまかなうような過剰な摂取は避けてください。

妊娠中のポリフェノールの過剰摂取がよくない理由

妊娠中にポリフェノールを摂取し過ぎると、胎児の健康に悪影響を与える可能性があります。ここからは、妊娠中にポリフェノールの過剰摂取を避けるべき理由を詳しく解説します。

胎児の動脈管に異常が起きるリスク

妊婦がポリフェノールを過剰摂取すると、胎児の動脈管が閉鎖する可能性があります。動脈管とは、胎児の心臓にある血管です。

発育に必要な酸素や栄養を全身へ届けるために使われる血管であり、通常は出生後に自然と閉じられます。しかし母親が妊娠後期に多量のポリフェノールを摂取すると、生まれる前に動脈管が狭くなったり閉鎖されたりする可能性があります。

動脈管が閉じてしまうと肺や心臓に負担がかかり、最悪の場合、胎児が命を落とすこともあるでしょう。

胎児が心不全を起こすリスク

母親が妊娠後期にポリフェノールを過剰摂取すると、胎児が心不全になるおそれがあります。心不全とは、心臓のポンプ機能が正常に働かなくなり、血液を全身へ送り出せなくなる状態のことです。

妊娠中にポリフェノールを過剰摂取すると、胎児の動脈管が閉じる可能性があると前述しました。動脈管が機能しなくなると心臓に負担がかかるため、心不全のリスクが高まります。

心不全により血液の流れが悪くなると、胎児の体中に水がたまり、命に関わる危険な状態に陥る可能性もあるでしょう。

妊娠中の食事でポリフェノール以外に気をつけるポイント

健康管理が大切な妊娠中は、食事に注意する必要があります。妊娠中の食生活で気をつけるべきポイントを知り、日々の食事に活かしましょう。

アルコールは厳禁

胎児の健康に悪影響をもたらすため、妊娠中のお酒の摂取は避けてください。妊婦がアルコールを摂取すると、胎児の顔や体の奇形が促されます。低体重で出生し、その後の発育も遅れる傾向があります。

また中枢神経に異常が起きて、聴覚や運動に障害が現れることもあるでしょう。妊娠中の飲酒は、子どもの知的能力にも影響を与えると考えられています。

妊娠中のすべての期間において、妊婦の飲酒は胎児へ影響を及ぼします。少量のアルコールでもリスクがあるため、妊娠が判明したら飲酒は完全にやめましょう。

カフェインを控える

妊娠中にカフェインを摂り過ぎると、低体重での出生、流産、死産の確率が高まることが判明しています。妊娠中のカフェインの摂取目安量について、日本国内では具体的な基準値は設定されていません。

しかし海外では「妊婦が摂取してよいカフェインの量は1日200mgまで」と定めている国もあります。コーヒー1杯150mlのカフェイン含有量は、約90mgです※1。

そのため1日200mgのカフェインは、コーヒー約2杯に当たります。また、コーヒーほどの量ではありませんが、紅茶や緑茶にもカフェインが含まれている点に注意が必要です。アルコールとは異なり、妊娠中のカフェイン摂取が許されていないわけではありません。

しかしカフェインを摂り過ぎると、胎児の健康に悪影響が及ぶおそれがあります。カフェインレスやノンカフェイン飲料を上手に利用して、妊娠中はカフェインの摂取を控えましょう。

生魚・生チーズは避ける

妊娠中に刺身や寿司などの生魚、加熱されていないナチュラルチーズを食べることは避けましょう。生魚を食べると、腸炎ビブリオや病原性大腸菌などの食中毒に感染する可能性があります。

食中毒により下痢の症状が現れた場合、子宮収縮が起こり、早産や流産のリスクが高まります。生魚は、アニサキスをはじめとした寄生虫にも注意が必要です。

また、ナチュラルチーズは原料乳が加熱されておらず、リステリア菌やトキソプラズマなどの食中毒に感染するおそれがあります。ただし、包装に「プロセスチーズ」と記載されているものは加熱処理してあるため、妊娠中でも食べられます。

ピザやグラタンなどのチーズも、十分に加熱されていれば妊娠中に食べても問題ありません。妊婦が生魚や非加熱のチーズを食べる際は、加熱されているものを選びましょう。

食品・飲料の過剰摂取をしない

妊娠中は限られた食品ばかり食べることは避けて、さまざまな食材を摂るようにしましょう。同じ食品を食べ続けていると栄養が偏り、母親と胎児の健康に影響が出る可能性があります。

妊娠中は体調を整えたり、体重をコントロールしたりする必要があるため、食事管理が難しいと感じるかもしれません。しかし、基本的にさまざまな食材を取り入れたバランスのよい食生活を心掛けていれば、栄養が偏る心配はないでしょう。

妊娠中の食生活に関するアドバイス

妊娠中は健康状態が安定せず、不安を感じることもあるでしょう。いつもと同じような食事が摂れず、悩むこともあります。そこで、妊娠中の食生活のポイントについて解説します。

つわりのときは食べられるものを無理せずでOK

つわりのときは無理をせず、サプリメントなども活用しながら、赤ちゃんに必要な栄養素が摂れるように食べられるものを探してみましょう。妊娠初期で、つわりに苦しむ方は少なくありません。食事を摂っても吐いてしまう、反対に空腹になると吐き気を催すなど、症状や重症度は人それぞれです。

食べ物のにおいが気になり、気分が悪くなったり、食事を摂れなくなったりする場合もあります。妊娠中の食生活については、厚生労働省の『妊娠前からはじめる 妊産婦のための食生活指針※2』も参考にしてみてください。

万が一、水分補給もできない状態であれば医師に相談してください。

できるだけ栄養バランスのよい食事を

母親の健康と赤ちゃんの健やかな発育には、妊娠前からのからだづくりが大切だとされています。妊娠中はもちろん、可能な限り妊娠前からも栄養バランスのよい食事を摂るようにしましょう。

栄養バランスが整った食事を摂るためには、献立に主食、主菜、副菜を揃えてください。主食はエネルギー源となるご飯やパン、麺類です。

肉や魚、卵、大豆製品などを使った主菜は、母親や胎児の体を作るたんぱく質源です。副菜には野菜やきのこ、海藻類、いも類をつかったメニューを選びましょう

さらに牛乳や乳製品、果物を取り入れると、ミネラルやビタミンなどもしっかりと補給できるようになり、自然に栄養バランスが整います。

ただし、つわりがおさまると食欲が戻ることが多く、体重が増加しやすくなります。食物繊維を積極的に摂り、脂質や糖質の過剰摂取に注意して、体重のコントロールに努めましょう。

妊娠中の食事には栄養バランスのよいBASE FOOD®もおすすめ!

妊娠中は、適切な食事管理が必要です。しかしつわりなどによって、体調を崩して、きちんと食事を摂れないこともあるでしょう。妊娠中に栄養バランスのよい食事を摂るなら「BASE FOOD®」がおすすめです。

ここからは、妊娠中の食事にBASE FOOD®をおすすめする理由を紹介します。

1日に必要な栄養素を補える完全栄養食

BASE FOOD®は、1食分で1日に摂取すべき栄養素の3分の1を補える「完全栄養食」です。母親のみならず、胎児の体にも必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルを十分に含んでいます。

妊娠中に不足しがちな葉酸や鉄分も、BASE FOOD®を食べると摂取できます。妊娠によるホルモンバランスの変化で、便秘に悩まされる方も少なくありません。

しかしBASE FOOD®には便秘解消や整腸作用がある食物繊維も豊富に含まれます。BASE FOOD®の魅力は、袋を開けるとすぐに食べられる点にもあります。

妊娠中で体調が優れずキッチンに立てないときでも、BASE FOOD®があれば簡単に栄養バランスのよい食事を摂れるでしょう。

全粒粉や大豆粉を使用しているため糖質が控えめ

小麦全粒粉や大豆粉から作られているBASE FOOD®を食べると、糖質の摂取量を抑えられます。一般的なパンやパスタの原材料は、糖質を多く含む小麦粉です。

しかしBASE FOOD®は原材料に、食物繊維やたんぱく質、ミネラルが豊富な小麦全粒粉や大豆粉を利用しています。そのためBASE FOOD®は糖質が控えめであり、妊娠中の健康管理にも役立つでしょう。

妊娠中に摂取する糖質やエネルギーの調整に、BASE FOOD®を活用してみてください。妊娠中の適切な体重増加は、健康な赤ちゃんの出産のために必要です。

体重管理には、日本産科婦人科学会が提示する「妊娠中の体重増加指導の目安」を参考に適切な体重増加量をチェックしてみましょう。

BASE PASTA®はアレンジが楽しめる雑穀生パスタ

BASE PASTA®は、小麦全粒粉を主原料にしたパスタです。全粒粉の風味や、弾力のある食感が楽しめるおいしいパスタでありながら、たんぱく質や食物繊維を十分に摂取できます。

BASE PASTA®には、形状が異なる「フェットチーネ」と「アジアン」の2種類があります。フェットチーネはリボン状の平らなパスタで、カルボナーラやクリーム系など濃厚な味わいのソースと好相性です。

細麺タイプのアジアンは、トマトソースやオイル系のパスタ、さらに焼きそばや坦々麺など幅広い麺料理にアレンジできます。BASE PASTA®を活用して、さまざまな麺料理を作ってみてください。

BASE BREAD®はフレーバーの種類も豊富

BASE BREAD®には数多くのフレーバーがあり、あらゆる場面に対応できます。食事に合わせるときは、料理の味を邪魔しない丸パンの「プレーン」や「リッチ」がおすすめです。「ミニ食パン・プレーン」と「ミニ食パン・レーズン」はそのままでも食べられますが、トーストしたり具材を挟んだりしてもよいでしょう。

「チョコレート」や「メープル」「シナモン」は、甘いものを食べたいときに最適です。「カレー」は油で上げないカレーパンで、濃厚な味わいや食べごたえに満足できるでしょう。

BASE BREAD®は体に必要な栄養を摂取できて、糖質は控えめです。糖質やエネルギーの摂り過ぎが心配な方も、BASE BREAD®であれば罪悪感なくおいしいパンを楽しめるでしょう。

間食にはBASE Cookies®も

間食を摂りたいときは、BASE Cookies®で栄養補給しながらお腹を満たしましょう。BASE Cookies®はクッキーでありながら、一般的なお菓子では摂りにくいビタミンやミネラルなど、さまざま栄養素を摂取できます。

抹茶やココナッツなど、バラエティ豊かなフレーバーが揃っているため、味に飽きることもないでしょう。健康的な間食を摂るなら、BASE Cookies®の利用がおすすめです。

まとめ

妊娠中もポリフェノールを摂取して問題ありませんが、過剰摂取には注意が必要で通常の食事で摂れる程度の量までにしてください。健康効果を期待してポリフェノールを過剰摂取すると、胎児の発育に影響するおそれがあります。

妊娠中は健康によいものを摂りたいけれど、食事管理がむずかしいと感じたら、BASE FOOD®を試してみましょう。完全栄養食のBASE FOOD®を食べると、日常の食生活では摂りにくい栄養素まで十分に補えます。

パンやパスタ、クッキーであるにもかかわらず糖質は控えめで、体重コントロールが必要な妊娠中でも安心して食べられます。妊娠中に栄養補給できる手軽な食事を探している方は、BASE FOOD®の利用を検討してみてください。

<参考文献>
※1 食品安全委員会|ファクトシート|食品中のカフェイン
※2 厚生労働省|妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針

監修:工藤まりえ(管理栄養士)

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけでなはなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。

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