50代から痩せるダイエットとは?効果的な食事・運動法で更年期太りを解消しよう!

50代になり「太りやすい体質になった」「なかなか痩せない」とお悩みの方も多いでしょう。とくに更年期を迎えた女性は、ホルモンバランスの乱れによって体重が増加しやすくなります。

50代でダイエットを成功させるには、痩せにくくなるメカニズムを理解し、正しい食生活や運動習慣を身に付けることが大切です。

そこで本記事では50代におすすめのダイエット方法や、効率的に痩せるための食事法と運動法を詳しく解説します。

手軽に取り組めるダイエット方法を厳選しているので、50代で理想の体を手に入れたい方はぜひチェックしてみてください。

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もくじ

50代から痩せにくくなる原因

まずは50代から痩せにくくなる原因を確認しましょう。

    • 基礎代謝が低下する
    • 筋肉量が低下しやすい
    • 運動量と消費量のバランスが崩れる
    • エストロゲンの分泌量が低下する

    50代からのダイエットを成功させたい方は、それぞれの内容をぜひチェックしてみてください。

    基礎代謝が低下する

    私たちは活動時以外にも、生命維持のために常にエネルギーを消費しています。生命維持のために消費されるエネルギーは基礎代謝量と呼ばれます。

    基礎代謝量が高いと消費カロリーも増えるため、痩せやすい体を維持できるでしょう。

    しかし基礎代謝量は加齢とともに低下する傾向にあります。「日本人の食事摂取基準」に記載されている、基礎代謝を求めるための基礎代謝基準値を確認してみましょう。※1

    【日本人の基礎代謝基準値】

    男性 女性
    18~29歳 24.0kcal/kg 22.1kcal/kg
    30~49歳 22.3kcal/kg 21.7kcal/kg
    50~69歳 21.5kcal/kg 20.7kcal/kg
    70歳~ 21.5kcal/kg 20.7kcal/kg

    加齢とともに基礎代謝基準値が低下し、消費カロリーが減りやすくなることがわかります。

    たとえば同じ60kgの男性でも、20歳の基礎代謝は1.420kcalですが、50歳では1,290kcalまで低下し130kcalの差が生じます。

    加齢にともなう基礎代謝の低下は、摂取カロリーが増えていないにもかかわらず体重が増えてしまう原因のひとつです。

    筋肉量が低下しやすい

    一般に年齢を重ねるごとに、筋力や神経伝達速度の低下が起こるため、運動量が低下する傾向にあります。十分な運動ができないと、筋肉を合成する刺激を与えられないため、筋肉量が減りやすくなるでしょう。

    筋肉は脂肪よりも1kgあたりのカロリー消費量が3倍以上高く、筋肉量が多いほど痩せやすい傾向にあります。※1

    そのため若いころよりも筋肉量が減少した更年期は、基礎代謝も低下し、太りやすい体質になるケースが少なくありません。

    運動量と消費量のバランスが崩れる

    体重を維持するためには、減少した消費カロリーにあわせて摂取カロリーも減らすことが大切です。しかし50代の多くは若いころと同じ食事を摂るため、摂取カロリーが消費カロリーを上回った状態が続きやすい傾向にあります。

    また更年期では体調の変化や精神的な重圧などからストレスを感じやすく、過食の頻度も高まりやすいでしょう。

    このように更年期はカロリー収支がプラスの状態を引き起こしやすいため、太るケースが多いとされています。

    エストロゲンの分泌量が低下する

    更年期はホルモンバランスの変化が生じるタイミングです。女性においては閉経にともない、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少します。

    エストロゲンには脂肪の合成や食欲を抑えたり、脂肪の消費を促したりする働きがあることで知られています。そのためエストロゲンの分泌量が減少すると、脂肪を蓄えやすい体質になるほか、食欲の増加も起きて摂取カロリーも増えやすくなるでしょう。

    またホルモンバランスの急激な変化により体調を崩したり、苛立ちや精神的な不安定を生じたりするため、更年期にはストレスも溜まりやすい傾向にあります。ストレス解消の手段としてやけ食いをおこなう方も少なくなく、摂取カロリーがより増加しやすい点に注意が必要です。

    閉経に伴う更年期の症状には個人差があり、なかには日常生活に支障をきたすほどの不調が続くケースもあります。辛い症状が続く場合は婦人科や更年期外来、女性外来などへのを受診も検討してみましょう。

    テストステロンの分泌量が低下する

    ホルモンの分泌量の低下は男性にも生じます。男性ホルモンのテストステロンには筋肉の合成を助けたり、代謝を高く維持したりする働きがあります。

    40歳を超えたころからテストステロンは急速に減少するため、若いころと同じ筋肉量や基礎代謝を保つことは難しくなるでしょう。またホルモンバランスの変化による不調が続けばストレスも溜まりやすくなり、過食のリスクも高まります。

    消費カロリーの減少やストレスの蓄積により、太るリスクが高まる点は女性と変わりません。男性においても、更年期によるホルモンバランスの変化に注意すべきでしょう。

    50代の正しいダイエット方法

    50代では加齢に伴う筋肉量の低下や、ホルモンバランスの乱れによる代謝の変化が起こります。そのためカロリー収支のコントロールが難しく、太った体を気にする方も少なくありません。

    ここからは50代の方に適したダイエット方法を解説します。体重を落とすための取り組みとして取り入れられそうなものがあれば、ぜひ挑戦してみましょう。

    有酸素運動

    脂肪を燃やす方法として有効な手段のひとつが有酸素運動です。軽いものであればウォーキングやジョギング、激しいものでは水泳やマラソンなどが有酸素運動に相当します。

    少量の有酸素運動にも消費カロリーを増やす効果は見込めますが、体脂肪を燃焼させたい場合には、有酸素運動を20分以上続ける必要があるとされています。※2

    より高いダイエット効果を得たい場合には、20分以上運動できる時間を作り、有酸素運動を毎日継続しましょう。

    忙しくまとまった時間が取れない場合には、階段を使用したり小走りで移動したりする方法でも消費カロリーの増加が期待できます。

    更年期における精神状態の管理にも、有酸素運動は有効です。軽く体を動かすことで、食欲やストレスをコントロールしやすくなるでしょう。

    筋トレ

    加齢にともなう筋肉量の減少を少しでも抑えたい場合には、筋肉の合成を促すための筋トレを取り入れましょう。

    本格的な運動器具を用いた激しい取り組みにいきなり挑戦する必要はありません。スクワットや腕立て伏せ、腹筋運動など、比較的軽い負荷で取り組めるものから挑戦しましょう。

    自宅でテレビを見ながら取り組めるようなものでも、全く取り組まない状況と比較すれば十分な効果が期待できます。筋トレの継続により筋肉に刺激を与え、基礎代謝の低下防止に役立てましょう。

    ロカボダイエット

    ロカボ(ローカーボ)とは、糖質の摂取を制限しすぎず、緩やかな糖質コントロールをおこなう食事法です。

    日本人は白米やうどん、ラーメンなどから糖質を必要以上に摂取する傾向にあります。またやけ食いとして食べられがちなスナック菓子や洋菓子類、菓子パンなどにも糖質が豊富なため、更年期ではとくに糖質の過剰摂取が起こりやすいでしょう。

    糖質が豊富な主食の量を減らし、食物繊維が豊富な野菜や豆類などで食事全体のかさを増すことで、満足感を損なわずに摂取カロリーを減らせます。

    食事量の増加に悩んでいる方は、ぜひロカボを取り入れて糖質量や摂取カロリーをコントロールしましょう。

    プチ断食

    基本的に断食や食事を抜く方法は、筋肉の分解を起こしやすいためおすすめできません。ただし乱れた食生活のリセットと、胃腸を休める目的のためなら、プチ断食を取り入れてみるのもよいでしょう。

    食べ物を摂らない期間を設けることで、食べ過ぎの習慣を一度リセットでき、だらだらと食べ続ける生活から脱却しやすくなります。

    適度な空腹状態の心地よさや体の軽さを思い出せるため、食事をセーブするモチベーションも上がりやすくなるでしょう。

    ただし頻繁な断食は生活リズムを狂わせる原因になるほか、筋肉量の減少を招きやすいため注意が必要です。現在の食生活のリセットのため、適切なタイミングで取り入れましょう。

    50代のダイエット効率を高める食事法

    体重を落とすためには、摂取カロリーの調整が欠かせません。食事管理に取り組むことで、効率よくダイエットを成功させられるでしょう。

    ここではダイエット中の食事で注意すべき点を4つ紹介します。

    1日3食決まった時間に食べる

    断食や食事を抜くことによるダイエットでは摂取カロリーを一気に減らせますが、長期の継続には向いていません。

    また空腹のストレスからやけ食いを起こしやすくなるため、リバウンドのリスクも高まるでしょう。とくに朝食を抜く形でのダイエットは、深刻なエネルギー不足を招くため避けるべきです。

    朝の倦怠感や集中力の低下、体温が上昇しないことによる冷えなど、体調への問題を引き起こすほか、筋肉が分解されやすくなるため基礎代謝が低下しやすくなるでしょう。

    食事を抜く方法はストレスが溜まりやすく、ダイエットの効率も落ちやすいためおすすめできません。1日3食を規則正しく食べて、痩せやすい体を目指しましょう。

    寝る直前の食事は避ける

    夜間はエネルギーを消費する機会がないため、摂取したものが脂肪として蓄えられやすい点に注意が必要です。

    また、食事を消化するタイミングと睡眠のタイミングが重なると、消化により胃腸が活発に動いているため、体を十分に休めることができません。睡眠の質が低下すると疲れが取れにくくなり翌日の生活に支障をきたすほか、ホルモンバランスも乱れやすくなります。

    夜食や夜の間食など、遅い時間帯のカロリー摂取は控えましょう。生活スタイルの都合上、どうしても夕食が遅くなる場合には、消化によいものを少量摂取すると、睡眠への影響を最小限に抑えられます。

    同様に、夕食の量の増やしすぎも危険です。ダイエット中は夕食を軽めに済ませることで、余剰なカロリー摂取を防ぎ、睡眠の質を高める効果が期待できるでしょう。

    たんぱく質・食物繊維を十分に摂る

    ダイエット中にはたんぱく質と食物繊維を十分に摂取しましょう。

    たんぱく質は筋肉の合成材料として使用されるため、基礎代謝の低下を防ぎたい場合には積極的に摂取したい栄養素です。

    食物繊維を豊富に含む食品は食べ応えがあり低カロリーであるため、食事に取り入れることで全体量を増やしやすく、満足感を高めるために役立つでしょう。

    また食物繊維は便秘の解消に役立ちます。ダイエット中は食事量の減少から便秘を生じやすいため、スッキリとした毎日を過ごすためにも、野菜やきのこ、海藻などから食物繊維を積極的に取り入れましょう。

    糖質・脂質の量を抑える

    現代の食生活では、糖質や脂質の量が増えやすい傾向にあります。糖質はご飯やパン、うどんにパスタのような主食に加え、ケーキやクッキー、まんじゅうなどの菓子類に豊富です。

    脂質はフライや天ぷらのような揚げ物、バラ肉やサーロインのような脂身の多い肉類、チーズや生クリームを用いた洋菓子から多く摂取する傾向にあります。

    とくに脂質は1gあたり9kcalと、糖質やたんぱく質の1gあたり4kcalと比較してカロリー密度が高い栄養素です。そのため脂質の摂取量が増えれば、体重増加のリスクも高まるでしょう。

    一方で、糖質や脂質は生命維持のためのエネルギー源として、あるいは体調を整えるための栄養素として重要な役割を担います。

    そのため糖質や脂質を完全にカットする方法ではなく、ローカーボ、ローファットの意識で食事を調整すると、体調を良好に保ちながら効率的に痩せられるでしょう。

    栄養バランスが気になるときは?

    ダイエットにおける食事管理をより簡単におこなう方法として、BASE FOOD®(ベースフード)がおすすめです。※

    50代が意識したい食事のコツと、BASE FOOD®の性質とを比較してみましょう。

    食事のポイント BASE FOOD®の特徴
    1日3食決まった時間に食べる 調理不要で忙しい朝にも食べやすい
    遅い時間帯の食事は控えめに BASE Cookies®やBASE BREAD®でカロリーを手軽にコントロール
    たんぱく質と食物繊維 1食分で1日に必要な栄養素の3分の1を摂取可能※
    糖質と脂質は控えめに 低糖質かつ低脂質な配合でダイエットに最適

    このように、BASE FOOD®はダイエットのポイントを抑えた栄養バランスを実現しています。50代の減量をサポートするための食事として活用できるでしょう。

    ※ダイエットは置き換えによるカロリーセーブの結果
    ※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

    50代のダイエット効率を高める運動方法

    運動はダイエットの効率を高める効果的な方法ですが、取り組み方には工夫が必要です。

    50代からは加齢により筋力や筋肉の柔軟性が大きく低下するため、急にハードな運動に挑戦するとケガをする可能性があります。

    次から紹介する方法を参考に、無理なく継続できる運動方法を選択してみてください。

    軽めのウォーキングを日課にする

    ウォーキングは、脂肪燃焼効果が高い「有酸素運動」の一つです。正しい姿勢でおこなえば、膝や腰にかかる負担が少ない点もメリットです。

    血行改善効果も期待できるため、むくみが解消されて理想のボディラインに近づける可能性があるでしょう。

    ウォーキングの効果を最大限引き出すためには、正しい姿勢でおこなう必要があります。胸を開いて背筋をのばし、やや大股で歩くことがポイントです。

    かかとから着地し、つま先で地面を蹴るイメージで1歩1歩下半身の筋肉を意識しながら踏み込みましょう。

    軽めの筋トレを取り入れる

    筋トレは省スペース、短時間でできるため、家事の合間やデスクワークの休憩中などの隙間時間にも手軽に取り組めます。

    筋肉に刺激を与えることで筋肉の合成効率を高め、基礎代謝を維持する効果が期待できるでしょう。手軽に取り組めるものとして、次のような筋トレがおすすめです。

    プランク

    プランクは腹直筋や腹斜筋をはじめ、インナーマッスルを鍛えられる筋トレです。体幹部の筋肉が鍛えられることで、腰痛を和らげる効果もの軽減も期待できるでしょう。

    一般的なプランクは次のような手順で取り組みます。

    1. うつ伏せになり両肘を曲げて床につける
    2. こぶしを軽く握り前方へ運ぶ
    3. つま先のみ床につけ、腰を浮かせてキープする

    姿勢が崩れると鍛えたい筋肉にアプローチできません。姿勢の維持が辛くなると腰を反ったりお尻を突き上げたりする姿勢になりますが、グッと耐えて継続しましょう。

    また、一定のリズムで呼吸をし、酸素を取り込むことも重要です。

    スクワット

    スクワットは、専用の器具を必要とせず気軽にできる筋トレです。下半身の大きな筋肉を鍛えられるため、効率よく筋肉量を増やせるでしょう。

    一般的なスクワットでは次の動作を繰り返します。

    1. 足を肩幅に開く
    2. 手を胸の前で軽く組む
    3. 太ももと床が平行になるまで、お尻を下げる
    4. お尻を上げて元の位置まで戻す

    正しい負荷をかけるためには膝とつま先の向きを揃え、膝がつま先より前に出ないようにしゃがむ必要があります。

    足腰に自信がない方は、しゃがむ深さを浅くする、壁に手を添えるなど、負荷を調節しながら無理のない範囲でおこないましょう。

    ヒップリフト

    ヒップリフトではお尻や太もも裏、背中から腰にかけての筋肉を鍛えられます。多くの筋肉に負荷がかかるため、基礎代謝を高めやすいメリットがあります。

    バランスを取る必要があるため、体幹トレーニングにも役立つでしょう。ヒップリフトでは次の動作を繰り返します。

    1. 仰向けに寝て、腕を体に軽く沿わせ、手のひらを床に付ける
    2. 足を腰幅に開き、両膝を曲げて足裏全体を床に付ける
    3. お尻に力を入れ、胸から膝が一直線になるまで持ち上げる
    4. お尻が床につく手前までゆっくりお尻を下ろす

    お尻を持ち上げる際は腹筋に力を入れ、腰が反らないよう意識しましょう。

    バックエクステンション

    バックエクステンションは、背中から腰にかけての筋肉を鍛えられるトレーニングです。体の中心に広がる筋肉を鍛えると姿勢が整いやすくなるため、スッキリとした見た目を維持したい方にもおすすめです。

    バックエクステンションでは次の動作を繰り返します。

    1. うつ伏せに寝て、足を肩幅に開く
    2. 頭の後ろで両手を組む
    3. 息を吐きながら上半身を持ち上げる
    4. 限界まで持ち上げたら3秒程度キープする
    5. 息を吐きながら上半身を元の位置まで戻す

    キープできる時間を増やすと、より負荷を高められるでしょう。

    普段の生活に運動を取り入れる

    筋トレやウォーキングの継続が難しい場合は、普段の生活の中で運動量を増やせるように意識しましょう。ここからは、日常生活に取り入れられる運動の具体例を紹介します。

    階段を使う

    階段昇降は手軽に取り組める有酸素運動です。エスカレーターやエレベーターの使用を避け、階段に切り替えることで運動量を増やしましょう。

    昇降動作では腰回りや太もも、お尻の筋肉に負担がかかるため、下半身太りに悩む方にもおすすめです。運動習慣がほぼない方は、次のような形での取り組みからはじめることをおすすめします。

    1. 目的の階まで、上りのみ、あるいは下りのみ階段を使用する
    2. 駅のホームへ向かうための道のりで、エスカレーターの代わりに階段を使用する

    有酸素運動に取り組む習慣が身に付けば、心肺機能も高まり持久力や体力の向上につながるでしょう。

    ちょっとした距離なら徒歩・自転車で移動する

    通勤や買い物などの移動手段を徒歩あるいは自転車に切り替えれば、有酸素運動を十分におこなえます。

    厚生労働省が発表している「健康日本21」では、現在の1日における平均歩数から約1000歩増やして、男性は9,200歩、女性は8,300歩歩くことを目標として示しています。※3

    1日に歩く時間を10分増やせば、1000歩の増加は達成できます。ダイエットのためにもう少し歩数を増やしたい場合には、次のような取り組みが効果的です。

    • 目的の駅やバス停よりひとつ前で降り、歩いて向かう
    • 建物からやや遠い駐車場を選び、歩いて向かう
    • 休日は大型のショッピングモールで散策する
    毎日の生活の中で歩数を増やし、体を動かす習慣を付けましょう。

    ながらストレッチをする

    ヨガマットを用意したり、スポーツジムに通ったりといった方法での筋トレやストレッチはハードルが高いと感じるかもしれません。

    しかし筋肉に刺激を与える目的であれば、本格的なものでなくとも十分に効果を発揮します。次のようなタイミングを活用して、ストレッチや筋トレに取り組みましょう。

    • 立位でテレビを見ながら腹筋をする
    • 歯磨きをしながら軽くスクワットをする
    • 寝る前に布団の上でストレッチをする

    筋肉に刺激を与えることで体も温まりやすくなるため、冷えの改善にも効果的です。毎日の「ながらストレッチ」で、痩せやすい体づくりをサポートしましょう。

    50代からのダイエットで注意したいこと

    日常生活の中でもダイエットを意識して行動すると、継続的によい効果をもたらします。ここからは、50代のダイエットで注意すべきポイントを紹介します。

    無理なダイエットは避ける

    無理なダイエットには次のようなリスクが潜んでいます。

      • ストレスが溜まり、やけ食いによる失敗が起こりやすい
    • 筋肉が減り、基礎代謝が落ちて太りやすい体になる
    • 肌のたるみやシワが生じ、実年齢より老けて見られやすい

    とくに50代からのダイエットでは、一度落ちた筋肉を取り戻すことが非常に難しく、太りやすい体質から抜け出せなくなるおそれがあります。

    急激に体重を落とすような、過度の食事制限や激しい運動は避け、1か月に1~2kgのペースでの減量を心掛けましょう。

    筋肉量の低下を抑える

    筋肉量が落ちると基礎代謝が下がり、太りやすく痩せにくい体になります。筋肉量の低下を防ぐために大切なのは、バランスのとれた食事と良質な睡眠です。

    まず、筋肉の成長と修復に必要不可欠なたんぱく質を適量摂取しましょう。摂取カロリーが極端に不足すると、筋肉量の維持が困難になるため、自身に最適なカロリーを摂取することが大切です。

    また、筋肉の修復や維持に必要な成長ホルモンは、睡眠中に大量に分泌されます。年齢によって必要な睡眠時間が異なりますが、最低でも6時間以上は眠るように心掛けましょう。

    ストレスをためない

    ストレスによるやけ食いは、ダイエットの挫折やリバウンドの原因となります。また精神的なストレスが長引くと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌量が増加します。

    コルチゾールによる主なデメリットは次のとおりです。

    • 食欲を増加させる
    • 摂取したカロリーを脂肪として蓄える働きが増す

    上記のようにストレスが増えれば、体重増加のリスクも高まります。ダイエットの失敗を防ぐためにも、ストレスを溜め込まない生活を心掛けましょう。

    しっかり睡眠を摂る

    睡眠不足により疲労の回復効率が下がると、翌日にも疲れが残り、活動量が低下する原因になります。元気に活動できない日が続けば消費カロリーも減少するため、太りやすい体になるリスクも高まるでしょう。

    また、睡眠不足は食欲とも密接な関係があります。睡眠時間が短くなると食欲を抑える抑制ホルモン「レプチン」の分泌が低下し、食欲を増すホルモン「グレリン」の分泌が高まります。

    睡眠不足により食欲のコントロールが難しくなると、食べ過ぎを引き起こしやすいためダイエットの成功率が下がります。消費カロリーの維持と食欲のコントロールのため、夜更かしをせず睡眠時間を十分に確保しましょう。

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    50代からのダイエット効率を高める生活習慣

    ストレスはダイエットの大敵です。ストレスを溜め込まないように、効果的な発散方法を試しましょう。

    お風呂は長めに湯船に浸かる

    湯船に浸かり体の芯から温まると、自律神経が活発に体や頭を動かす「交感神経」のモードから、体や頭を休めるための「副交感神経」のモードに切り替わりやすくなります。

    リラックスした状態で入眠できるため、寝付きがよくなり睡眠の質も高まるでしょう。また、体が温まることで血行がよくなるため、冷えや肩こりの防止にも役立ちます。

    好きな音楽を聴く

    好みの音楽を聴くと、幸福感を感じられるホルモンのエンドルフィンが分泌されます。エンドルフィンにはストレスを緩和させたり痛みを和らげたりする効果があるため、ストレスのコントロールに役立つでしょう。

    気分が落ち込んだりイライラしたりしたときには、好みの音楽を聴いて気分をリフレッシュさせましょう。

    定期的に深呼吸をする

    ストレスが溜まりイライラしたり不安感を抱いたりすると、呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸がクセになると、脳に酸素が足りず、集中力の低下や頭痛の悪化を招く可能性もあります。

    疲れやストレスを感じる前に定期的に深呼吸をおこない、心と脳をリフレッシュさせましょう。

    アロマなどの香りを楽しむ

    アロマの香りは、脳を刺激しストレス軽減を促します。たとえばラベンダーやカモミールには精神を落ち着かせる効果、レモンバームにはリフレッシュ効果、イランイランには疲労回復効果が期待できます。

    香りにより得られる効果が異なるため、自身の不調や要望に適したものを選びましょう。香りを楽しむ方法には主に次のようなものがあります。

    • アロマオイルをアロマポットやアロマスティックに垂らす
    • お風呂にアロマオイルを数滴入れる
    • アロマオイルを専用の液で希釈してマッサージに使用する
    自身にあった方法と好みの香りで、気分をリフレッシュさせましょう。

    ストレッチ・ヨガをする

    ストレッチにより筋肉や関節に心地よい刺激が与えられると、体がほぐされリラックスできます。寝る前のストレッチには血行促進効果も期待できるため、眠りの質を高める効果も期待できるでしょう。

    また、ヨガには深い瞑想状態に入り体の緊張をほぐす効果があります。

    どちらも特別な器具を必要とせず、狭い場所でもおこなえます。また騒音もほぼ生じないため、一人暮らしの賃貸住宅での取り組みにも適しているでしょう。

    正しい姿勢を意識

    気分の落ち込みが頻繁に起こる場合は、正しい姿勢で座ることや歩くことを意識してみましょう。姿勢が悪い状態が続くと呼吸が浅くなりやすく、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

    猫背のような背中を丸めた姿勢が習慣化すると、心理的なストレスを引き起こす可能性もあるでしょう。姿勢を整え背筋を伸ばすと、前向きな気持ちになり、呼吸も深くおこなえます。

    自律神経を整えるためにも役立つため、ぜひ普段から背筋を伸ばし、体を傾けず姿勢を整えることを心掛けましょう。

    栄養バランスのよい食事

    栄養バランスを整えることも、ストレスのコントロールには重要です。

    たとえば「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンには気分を安定させリラックスさせる効果がありますが、セロトニンの合成にはトリプトファンやビタミンB6、糖質が必要です。

    また、心身のストレス時に消費が増えるビタミンCの補給には、生野菜や柑橘系の果物の摂取が重要です。

    ただし栄養素の過不足が起こりにくい食事を準備するためには、時間も手間もかかります。より手軽に栄養バランスを整えたい方には、さまざまな栄養素を一度に補給できる「完全栄養食」のような商品の活用もおすすめです。※

    ※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

    50代のダイエットにはBASE FOOD®︎がおすすめ

    体に必要な栄養素が不足すると、気分の落ち込み、頭痛、倦怠感などを感じ、ダイエットのモチベーションが下がります。

    とはいえダイエット中は摂取エネルギーを増やせないため、カロリーを抑えつつ栄養バランスを整える必要があります。カロリーと栄養バランスの調整を手軽におこないたい方には、BASE FOOD®︎がおすすめです。

    BASE FOOD®の特徴について詳しく解説しましょう。

    1日の栄養素がぎゅっと凝縮

    BASE FOOD®︎は、1食分で1日に必要な栄養素の3分の1を効率よく摂取できる「完全栄養食」として開発されました。※

    たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、体に必要な栄養素を効率的に摂取できます。

    栄養素の過不足が起こらないよう食事を整えるためには、主食に加え、肉や魚を用いた主菜、野菜を用いた副菜や汁物など、多くの料理を用意する必要があります。

    しかしBASE FOOD®を活用すれば、パン、パスタ、クッキーなど主食タイプの商品1食分のみで食事が完結します。手軽な栄養補給の手段として、ぜひBASE FOOD®を活用しましょう。

    ※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

    低糖質・低脂質で高たんぱく

    BASE FOOD®︎からはたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に摂取できます。一方、糖質や飽和脂肪酸、ナトリウムなど、一般的な食生活で摂取が増えやすい栄養素は控えめに調節されています。

    一般的なパンやパスタ、クッキーと比較すると、糖質や脂質が大きく抑えられているため、ダイエット中にも摂取しやすい商品です。ダイエット中に我慢しがちな菓子パンも、BASE FOOD®であれば糖質や脂質を抑えつつ、栄養豊富な形でおいしく食べられるでしょう。

    また、一般的なパンやパスタ、クッキーには含有量が少ないたんぱく質も、BASE FOOD®を活用すれば十分な量を摂取できます。

    基礎代謝の低下防止に役立つたんぱく質を摂りつつ、体脂肪の増えるリスクを高める糖質や脂質は控えめに摂取できる商品として、BASE FOOD®は非常に優れた食品です。

    ※日本食品標準成分表2020年版(八訂)、中華スタイル即席カップめん 油揚げ 焼きそば 乾 (添付調味料等を含むもの)(同量)と比較して高たんぱく

    面倒な調理がいらない

    BASE FOOD®を活用すれば、食事の準備にかかる時間を大幅に削減できます。BASE BREAD®とBASE Cookies®は袋を開けてそのまま、BASE PASTA®は茹で調理のみで手軽に食べられます。

    調理時間を十分に取れない忙しい朝や、調理が困難な外出時の食事にも、BASE FOOD®は適しているでしょう。

    BASE FOOD®︎の種類

    BASE FOOD®は、パン、パスタ、クッキーの3種類が展開されています。いずれも種類が豊富であるため、好みの味を見つけやすいでしょう。

    ここからは、BASE FOOD®︎の種類別に味のバリエーションや特徴を解説します。

    BASE BREAD®︎

    BASE BREAD®︎は、小麦全粒粉を主原料にした完全栄養パンであり、次の8種類のバリエーションが用意されています。

    <BASE BREAD®1袋あたりの栄養素>

    食品 カロリー 脂質量 脂質量
    BASE BREAD プレーン 194kcal 18.5g 6.7g
    BASE BREAD リッチ 221kcal 23.0g 7.2g
    BASE BREAD チョコレート 232kcal 23.1g 8.7g
    BASE BREAD メープル 235kcal 23.5g 9.1g
    BASE BREAD シナモン 232kcal 23.4g 8.8g
    BASE BREAD カレー 214kcal 23.8g 6.3g
    BASE BREAD ミニ食パン・プレーン 236kcal 22.3g 7.5g
    BASE BREAD ミニ食パン・レーズン 281kcal 34.3g 7.4g

    BASE BREAD®2袋で1食分となるため、異なる2つの味を1食で楽しめるメリットがあります。

    糖質は一般的な菓子パンと比較して約35%抑えられており、ダイエット中の方にも嬉しい商品です。※

    ※BASE BREAD®チョコレートと、日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、菓子パン あんなしとの比較(同量)

    BASE PASTA®︎

    BASE PASTA®︎は一般的なパスタと比較して糖質を約35%抑えており、ダイエット中でも麺類を食べたい方におすすめです。※

    <BASE PASTA®1袋あたりの栄養素>

    食品 カロリー 脂質量 脂質量
    BASE PASTA フェットチーネ 386kcal 38.6g 9.8g
    BASE PASTA アジアン 390kcal 40.2g 9.5g

    平麺のフェットチーネは茹で時間2分、細い丸麺のアジアンは茹で時間1分で食べられるため、手早く本格的なパスタや麺料理を楽しみたい場合にも活躍するでしょう。

    パスタにあわせて食べられる「特製ソース4食セット」の取り扱いもあり、混ぜそば2食とボロネーゼ2食をおいしく食べられます。

    さらに電子レンジで温めてすぐ食べられる「冷凍パスタ6食セット」も新しく販売され、ボロネーゼ、たらこ、きのこクリームの3種を手軽に楽しめるようになりました。

    自身の生活スタイルにあわせて、フェットチーネとアジアン、冷凍パスタから好みのものを選びましょう。

    ※BASE PASTA®︎ フェットチーネと、日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、中華めん(生)との比較(同量)

    BASE Cookies®︎

    BASE Cookies®︎は、甘さ控えめで大人も食べやすいの大人のクッキーです。味はココア、アールグレイ、抹茶、ココナッツ、さつまいもの5種類があります。

    <BASE Cookies®1袋あたりの栄養素>

    食品 カロリー 脂質量 脂質量
    BASE Cookies ココア 160kcal 15.0g 6.9g
    BASE Cookies アールグレイ 159kcal 15.9g 6.5g
    BASE Cookies ココナッツ 159kcal 14.6g 7.4g
    BASE Cookies さつまいも 152kcal 16.0g 6.1g
    BASE Cookies 抹茶 153kcal 15.2g 6.5g

    一袋で約7gのたんぱく質が摂取でき、糖質は一般的なソフトビスケットと比較して約25%カットされています。※

    一般的なクッキーよりもやや硬めの歯ごたえで、少量でも満足感が抜群です。お菓子としても食事としても活用でき、ストックしておけば朝ご飯を買い忘れた日や小腹を満たしたいときにも便利です。

    ※BASE Cookies® ココアと、日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、ソフトビスケットとの比較(同量)

    まとめ

    50代になると基礎代謝の低下や、ホルモンバランスのが変化により、太りやすく痩せにくい体質になるリスクが高まります。

    ダイエットを成功させるためには、基礎代謝の維持と摂取カロリーの調整、ストレス管理が重要です。たんぱく質が豊富な食品を摂りつつ、軽い運動やストレッチで筋肉量を維持しましょう。

    糖質や脂質が過剰な食品を避け、ローカーボ、ローファットの食生活を心掛けることも重要です。ストレスはダイエットの大敵です。入浴やヨガ、アロマなどを活用し、やけ食い以外のストレス解消法を見つけましょう。

    また、ダイエットの成功のためには栄養バランスを整えることも重要です。手軽に栄養バランスを整えられるBASE FOOD®を活用して、ダイエットを健康的に成功させましょう。

    <参考文献>
    ※1 厚生労働省(e-ヘルスネット) | 加齢とエネルギー代謝
    ※2 厚生労働省(e-ヘルスネット) | エアロビクス / 有酸素性運動
    ※3 厚生労働省|身体活動・運動

    監修:井後結香(管理栄養士)

    大学卒業時に管理栄養士の資格を取得後、病院で栄養指導や給食献立管理、NSTなどに携わる。その後は在宅を拠点とした特定指導業務に従事、生活習慣病予防を目的とした相談を受け持つ。現在は並行してwebライターとして活動中。ダイエットや筋トレ、睡眠と食事との関係について情報提供を行う。

    もくじ