パンは毎日の食卓に欠かせない食品の一つです。しかし、まとめ買いしたパンが食べきれなかったり、すぐにパサパサになったりして、「冷蔵庫に入れてもよいのか」「冷凍するとおいしくないか」「カビが心配」といった保存方法の疑問を持つ方は少なくありません。
パンの保存は、数日なら常温、長期なら冷凍が基本です。冷蔵保存はパンの劣化を早めるため、原則として適していません。本記事では、パンの保存方法の基本(常温、冷蔵、冷凍)から、冷蔵がよくない理由、おいしさを保つ冷凍、解凍の手順、パンの種類別のおすすめ保存方法までを解説します。
正しい知識を身につけることで、パンの種類や状況に応じた最適な保存方法がわかり、最後までおいしく安全に食べきれます。パンを無駄なく楽しみたい方、正しい保存方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
監修:村瀬 由真(管理栄養士)
管理栄養士、大学卒業後、病院、給食委託会社に就職。糖尿病や摂食障害患者、ダイエットへの生活指導や、嚥下機能食品の開発などの幅広い業務に携わる。得意分野は、心も健康的な体づくりのための食生活を指導すること。現在は、よりダイエットの知識を深めるために、スポーツ栄養士の資格取得を目指して勉強中。
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パン保存の基本|常温・冷蔵・冷凍

パンの保存は、食べるまでの期間に応じて「常温(2〜3日以内)」と「冷凍(長期)」を使い分けることが基本です。パンのおいしさを損ねるため、冷蔵は原則避けましょう。
パンの保存方法は、食べるまでの期間により使い分けることが基本です。常温、冷蔵、冷凍の3つの方法がありますが、それぞれに適した状況があります。
ここでは、基本的な使い分けについて解説します。
保存期間で使い分ける3つの方法
パンの保存は、食べるまでの期間に応じて3つの方法を使い分けることが基本です。購入後2〜3日で食べきる場合は「常温保存」がおすすめです。パン本来の風味や食感を保てます。
一方で、まとめ買いなどで長期間(約1か月程度)保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。正しい方法で冷凍すれば、おいしさを長く保てます。
冷蔵保存は、サンドイッチや一部の惣菜パンを除き、基本的にはパンの保存に適していません。理由については、次の章で詳しく解説します。
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パンの冷蔵保存がダメな理由

パンを冷蔵保存してはいけない理由は、パンの主成分であるデンプンの老化(劣化)が、冷蔵庫の温度帯(約0〜4℃)で最も早く進むためです。これにより、パンは固くパサパサした食感になります。
パンを冷蔵庫で保存している方もいるかもしれませんが、実はパンのおいしさを損ねる原因になります。ただし、例外的に冷蔵保存が適しているパンもあります。
ここでは、冷蔵保存が推奨されない理由と、例外について解説します。
デンプンの劣化が早まるため
パンを冷蔵保存すると、パンがパサパサになり風味が落ちる原因になります。理由は、パンの主成分であるデンプンの老化が、冷蔵庫の温度帯(約0〜4℃)で最も早く進むためです。
デンプンが老化すると、パンの構造が変化して水分が失われ、固くパサついた食感になります。常温や冷凍庫(氷点下)の方がデンプンの老化はゆっくり進みます。パンのおいしさを保つうえでは、冷蔵保存は適さない方法です。
冷蔵保存が適しているパンの種類
パンの冷蔵保存は基本おすすめできませんが、例外もあります。クリームや生フルーツ、卵、ハムなどを使用した惣菜パンやサンドイッチを含む菓子パンが該当します。
これらのパンは、パン自体の食感よりも、具材の腐敗を防ぐ安全性を優先する必要があるため、冷蔵保存が必須です。購入した当日中に食べることが一番ですが、保存する場合はラップや密閉袋で包み、冷蔵庫で保管して早めに食べきりましょう。
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おいしさを保つ冷凍保存の手順

パンのおいしさを保ち冷凍するコツは、乾燥、酸化、匂い移りを徹底的に防ぐことです。購入後すぐに1食分ずつ小分けにし、ラップで隙間なく包み、ジッパー付き保存袋で密封しましょう。
パンを長持ちさせるためには冷凍保存が適していますが、おいしさを保つにはコツがいります。
ポイントは次の3点です。
- 小分けにして空気を遮断する
- ラップとアルミホイルの使い分け
- 冷凍保存の目安期間
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。
小分けにして空気を遮断する
パンをおいしく冷凍保存する重要なポイントは、乾燥と酸化を防ぐことです。そのためには、パンを空気に触れさせない工夫が必要になります。
食パンは1枚ずつ、ロールパンやフランスパンは1食分ずつにスライスするなど、あらかじめ小分けにしましょう。小分けにしたパンは、空気を遮断するように、一つ一つラップで包んでください。
ラップとアルミホイルの使い分け
ラップで包んだパンは、さらにジッパー付き保存袋に入れることをおすすめします。冷凍庫内のほかの食品からの匂い移りを防ぎ、密封性を高める効果が期待できます。
また、フランスパンやエピ、ブールなどのハード系のパンは、より素早く冷凍するためにラップの代わりにアルミホイルで包む方法も有効です。
アルミホイルは熱伝導率が高いため、急速に冷凍でき、パンの水分を保ちやすくなるメリットがあります。
冷凍保存の目安期間
正しく冷凍保存した場合でも、パンの風味は少しずつ落ちていきます。おいしく食べきるための目安は、冷凍後「2週間から1か月以内」をおすすめします。
保存袋に冷凍した日付を記入しておくと、いつまでに食べきるべきかわかりやすくなるため便利です。
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冷凍パンのおいしい解凍とリベイク方法

冷凍パンをおいしく食べるためには、常温での自然解凍を避け、凍ったままトースターでリベイク(温め直し)する方法がおすすめです。焼く前に霧吹きで水分を補うと、よりおいしく仕上がります。
冷凍したパンをおいしく食べるためには、解凍とリベイク(温め直し)の方法が重要です。
主な方法は次の3つです。
- 常温での自然解凍は避ける
- トースターでのリベイク手順
- 電子レンジでの解凍方法
それぞれのポイントを解説します。
常温での自然解凍は避ける
冷凍したパンを常温で解凍(自然解凍)する方法は、基本的におすすめできません。常温に置くと、パン内部の水分がパンの表面に出て、パサパサになったり、反対に水っぽくなったりする原因になります。
とくに夏場は、解凍の途中で雑菌が繁殖するリスクも高まるため、注意が必要です。
トースターでのリベイク手順
冷凍パンをおいしく食べる方法は、凍ったままトースターでリベイク(温め直し)する焼き方です。焼く前に、パンの表面に霧吹きで軽く水をかけると、水分が補われてふんわりと仕上がります。
また、焦げやすい場合はアルミホイルをかぶせて焼くと、外はカリッと、中はしっとりとした食感が戻ります。トースターをあらかじめ温めておくことも、短時間でおいしく焼き上げるためのポイントです。
電子レンジでの解凍方法
トースターがない場合や、手早く柔らかい食感に戻したい場合は、電子レンジでの解凍も可能です。凍ったパンをラップのまま、または軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、600Wで20〜30秒程度、様子を見ながら加熱します。
ただし、電子レンジで加熱しすぎるとパンが固くなるため、必ず短時間ずつ加熱するように注意しましょう。レンジで解凍したあとに、トースターで軽く焼いて表面をカリッとさせる併用技もおすすめです。
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パンの種類別 おすすめ保存方法

パンは種類により水分量や具材が異なるため、それぞれに適した方法で保存する必要があります。基本的に常温か冷凍ですが、惣菜パンなど一部のパンは冷蔵が必須です。
パンは種類により水分量や含まれる材料が異なります。そのため、種類ごとに適した保存方法を選ぶことが大切です。
- 食パン
- フランスパンなどハード系
- クロワッサンなどデニッシュ系
- 惣菜パン・菓子パン
- 手作りパン(食品添加物不使用)
ここからは、種類別の保存方法のポイントを解説します。
食パン
食パンは、購入後2〜3日で食べる分は常温保存で問題ありません。長期間保存する場合は、1枚ずつラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存する方法がおすすめです。
6枚切りといった薄切りよりも、厚切りの方が、冷凍してもパン内部の水分が逃げにくく、解凍後もおいしく食べやすい傾向があります。
フランスパンなどハード系
フランスパンといったハード系のパンは水分が少なく、すぐに固くなりやすいため、購入した当日に食べることがおすすめです。保存する場合は、1食分にカットし、ラップまたはアルミホイルで包んでからジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう。
解凍する際は、表面に霧吹きで水分を補い、トースターでリベイクすると、皮のパリッとした食感が戻りやすくなります。
クロワッサンなどデニッシュ系
クロワッサンやデニッシュ系のパンは、バターを多く含みサクサクとした食感が特徴です。できる限り早めに食べることをおすすめします。
冷凍保存も可能ですが、潰れないようにラップでふんわりと包み、保存袋に入れて冷凍庫に入れましょう。解凍時は、電子レンジを使うと食感が失われるため避け、トースターでリベイクしてください。
アルミホイルをかぶせて焦げを防ぎながら温めると、サクサク感が戻りやすくなります。
惣菜パン・菓子パン
マヨネーズや卵、生野菜などを使用した惣菜パンは、常温で放置してはいけません。その日のうちに食べるか、冷蔵保存が必要です。あんパンやメロンパンなど、具材が加熱調理されている菓子パンは常温保存が可能です。
ただし、カスタードクリームが使用されている場合は冷蔵保存が必要なこともあります。迷う際は、食品表示ラベルの保存方法を確認しましょう。
惣菜パンや一部の菓子パンは、レタスやマヨネーズなど冷凍に不向きな具材が多いため、冷凍保存は推奨しません。
手作りパン(食品添加物不使用)
手作りパンは、保存料や食品添加物を使用していないため、市販のパンに比べてカビやすく、デンプンの老化も早いことが特徴です。常温保存の場合、焼き上がった当日から翌日中には食べきることがおすすめです。
すぐに食べきれない分は、パンのおいしさが最も保たれている粗熱が取れた直後に冷凍保存するとよいでしょう。手順は他のパンと同様に、1食分ずつカットしてラップでぴったりと包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。
市販のパン以上に素早く、密封して冷凍すると、おいしさを保てるでしょう。
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夏場や梅雨時期のカビ対策

高温多湿な時期は、パンのカビにとくに注意が必要です。
カビを防ぐための環境と、万が一カビが生えた場合の正しい対処法を解説します。
カビを防ぐ保存環境とは
パンにカビが生えやすい条件は、高温、多湿、酸素、栄養分の4つが揃うことです※1。とくに室温が25℃を超える、あるいは湿度が60%を超える時期は、パンを常温保存するリスクが高まります。
消費期限内でも、2〜3日は問題ないとは考えず、早めに食べきるか、食べきれない分は購入後すぐに冷凍保存すると、カビ対策できます。
カビが生えたパンの対処法
パンに一部でもカビが生えた場合、カビの部分を取り除いて食べることは非常に危険です。カビは、目に見えない「菌糸」をパン全体に張り巡らせている可能性が高いためです。
カビ毒(マイコトキシン)による健康被害のリスクもあるため、もったいないと感じても、必ずパンごと廃棄するようにしてください※2。
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保存の手間なし|栄養も摂れるBASE FOOD(ベースフード)とは

パンの保存に手間を感じたり、劣化が心配になったりする方には、常温で長期保存が可能で栄養も摂れるベースフードも選択肢の一つです。
- 1食で必要な栄養素が摂れる完全栄養パン※15
- 常温で約1か月間の長期保存が可能
- 豊富なフレーバーの種類と特徴
- 忙しい朝食やランチにおすすめ
ベースフードの特徴を具体的に紹介します。
1食で必要な栄養素が摂れる完全栄養パン
ベースフードは、1食で1日に必要な栄養素の3分の1をバランスよく摂取できるように設計された完全栄養食です※15。一般的なパンでは不足しがちなたんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
パンの保存方法に悩むことなく、毎日の食事の栄養バランスも気になる方におすすめできる選択肢です。
常温で約1か月間の長期保存が可能
ベースフードのベースブレッドの特徴は、未開封の状態で常温保存が可能な点です。賞味期限は製造日から約1か月程度と長く設定されています。
そのため、パンを慌てて冷凍する手間や、品質の劣化の心配、冷凍庫のスペースを圧迫するといった悩みを解消できるメリットがあります。
日常の買い置きであるローリングストックでも便利です。
豊富なフレーバーの種類と特徴
ベースブレッドには、多彩なフレーバーがあります。
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ベースブレッド栄養素早見表
| 種類 | プレーン | チョコレート | メープル | シナモン | ストロベリー | さつまいも | ミニ食パン プレーン | ミニ食パン レーズン | ミニ食パン オレンジ | こしあん | ミルク | カレー |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品 | ![]() |
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||||||
| カロリー | 200kcal | 246kcal | 251kcal | 260kcal | 248kcal | 249kcal | 229kcal | 281kcal | 251kcal | 290kcal | 250kcal | 228kcal |
| 糖質 | 糖質約30%OFF※1 | 糖質約30%OFF※2 | 糖質約35%OFF※2 | 糖質約30%OFF※2 | 糖質約35%OFF※2 | 糖質約40%OFF※2 | 糖質約30%OFF※4 | 糖質約25%OFF※5 | 糖質約20%OFF※4 | 糖質約15%OFF※3 | 糖質約35%OFF※2 | 糖質約35%OFF※2 |
| たんぱく質 | 13.5g | 13.6g | 13.5g | 13.6g | 13.5g | 13.5g | 13.5g | 13.5g | 13.5g | 13.5g | 13.5g | 13.5g |
| 食物繊維 | 3.4g | 5.8g | 6.5g | 6.6g | 6.4g | 5.9g | 4.8g | 3.8g | 5.7g | 6.2g | 6.5g | 3.7g |
| 価格 | 店頭価格 ¥268円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥186円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 通常価格 ¥255円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥298円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥231円 | 店頭価格 ¥298円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥231円 | 店頭価格 ¥298円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥231円 | 店頭価格 ¥281円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥204円 | 店頭価格 ¥298円 ▼ 公式サイト 初回限定 ¥231円 |
| 詳細 |
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たとえば、袋を開ければそのまま食べられる菓子パンや、自由なアレンジで朝ご飯にもなる食事パンなど豊富な種類があります。自身の好みやライフスタイルにあわせて選べる楽しさがあり、飽きずに続けやすい点もメリットです。
忙しい朝食やランチにおすすめ
ベースブレッドは、袋を開ければすぐに食べられる手軽さも魅力です。調理が不要で栄養バランスが整うため、時間がない忙しい日の朝食や、オフィスのランチ、小腹が空いた時の間食に活用できます。
パンの保存の手間を省きたい方はもちろん、手軽に健康的な食生活を送りたい方にもおすすめです。お得に試したい場合は、公式サイトの継続コース(初回割引など)を活用するとよいでしょう※21。
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- ベースフード(BASE FOOD)全種類の特徴を徹底解説!お試しセットの内容も紹介
- ベースフード / BASE BREADの口コミ・評判!どれがおいしい?12種類を食べてみた正直レビュー
- ベースブレッドはどこで買える?コンビニと公式サイトどちらがお得かを解説
- ベースフードの焼きそば「BASE YAKISOBA(ベース 焼きそば)」とは?「ソース焼きそば/旨辛まぜそば」レビューも紹介
- BASE YAKISOBA(ベース 焼きそば)の口コミ・評判!リニューアル後のレビューも調査
- BASE Cookies(ベースクッキー)に含まれている主な栄養成分とは?種類・購入方法についても解説
- ベースクッキーのダイエットは効果があるの?おすすめできる方・できない方を紹介
パンの保存に関するよくある質問

最後に、パンの保存に関してよく寄せられる質問に回答します。
消費期限切れのパンや、冷凍焼けを防ぐ方法について解説します。
消費期限切れのパンはいつまで食べられる
消費期限は安全に食べられる期限を示すため、過ぎたものは食べるのは避けるべきです。一方、賞味期限はおいしさの目安であり、期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、風味は落ちる可能性があります。
ただし、保存状態(とくに夏場)により、期限内でもカビが生えるリスクがあります。食べる前に匂いや見た目で異常がないかを確認し、少しでも不安な場合は廃棄するとよいでしょう。
冷凍焼けを防ぐ方法は
冷凍焼けは、冷凍庫内でパンの水分が蒸発し、乾燥、酸化する現象です。冷凍焼けを防ぐためには、パンを空気に触れさせないことが重要です。
おいしさを保つ冷凍保存の手順の章で解説したとおり、一つ一つラップでぴったりと包み、さらにジッパー付き保存袋で密封しましょう。加えて、冷凍庫の開閉を減らして、庫内の温度変化を減らすことも冷凍焼けの対策につながります。
惣菜パン(マヨネーズやレタス使用)は冷凍できますか?
マヨネーズ、生野菜(レタスやトマト)、ゆで卵などを使用した惣菜パンの冷凍は推奨しません。これらの食材は、冷凍と解凍の過程で水分が分離したり、食感が大きく損なわれたりするためです。
一方で、コロッケパンやカレーパン、ウインナーパンなど、中身の具材が加熱調理されているパンであれば冷凍保存は可能です。
パンの保存に専用の容器(ブレッドケース)は必要ですか?
常温保存の場合、必ずしも専用の容器(ブレッドケース)は必要ありません。パンを購入した際の袋の口を閉じて保存する方法でも問題ありません。
ただし、ブレッドケースは、パンを直射日光や高温多湿から守り、適度な湿度を保ちながら保存できるメリットがあります。パンを常温で保存する頻度が高い場合は、導入を検討してもよいでしょう。
食パンの袋の口を「バッグ・クロージャー」で閉じるのみではダメですか?
食パンの袋についている留め具(バッグ・クロージャー)のみでは、密封性が不十分です。とくに冷凍保存の際は、袋の口をねじり、クリップや輪ゴムで隙間なく縛るか、袋ごとジッパー付き保存袋に入れてください。
常温保存の場合も、留め具のみでは乾燥が進みやすいため、口を閉じることをおすすめします。
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まとめ

本記事では、パンの保存方法について、常温、冷蔵、冷凍の使い分け、冷蔵保存が適さない理由、おいしさを保つ冷凍、解凍の具体的な手順、パンの種類別(手作りパンや惣菜パンを含む)のおすすめ保存方法を解説しました。
パンのおいしさと安全を守る基本は、短期なら常温、長期なら冷凍です。冷蔵保存はデンプンの劣化を早めるため、惣菜パンといった例外を除き避けましょう。
手作りパンはとくにカビやすいため、粗熱が取れたらすぐに冷凍し、正しい手順で冷凍、解凍すれば、パンの風味を長く保てます。また、パンの保存の手間や劣化の心配を減らしたい場合は、常温で約1か月保存でき、栄養も摂れるベースブレッドを活用するのも一つの方法です。
本記事で得た知識を参考に、自身のライフスタイルやパンの種類にあわせて、最適な保存方法を実践してみてください。
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〈参考文献〉
※1 食品安全委員会|「食品安全」
※2 厚生労働省|人・動物におけるカビが関わる疾病|マイコトキシン(カビ毒)が関わる疾病または健康被害
監修:村瀬 由真(管理栄養士)
管理栄養士、大学卒業後、病院、給食委託会社に就職。糖尿病や摂食障害患者、ダイエットへの生活指導や、嚥下機能食品の開発などの幅広い業務に携わる。得意分野は、心も健康的な体づくりのための食生活を指導すること。現在は、よりダイエットの知識を深めるために、スポーツ栄養士の資格取得を目指して勉強中。









